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電気代の計算方法って?燃料調整費や賦課金って何?

電気代ってどうやって計算されているの?
でんきの基本

請求される電気代がどのように計算されているのかご存じですか?「電気ご使用量のお知らせ」を見ると、基本料金や電力量料金の他に、燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金等、などが明記されています。そのしくみをわかりやすくご紹介しています。

家庭の電気代がどのように計算されているのかご存知でしょうか?

毎月の「電気ご使用量のお知らせ」を見ると、基本料金や電力量料金の他に、燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金等、などが明記されています。しかし、“燃料費調整額”や“再エネ発電促進賦課金等”などと聞いてもなかなかピンときません。

ここでは、私たちの家庭に請求される電気料金はどんな方法で計算されているのかということをわかりやすくご紹介しています。

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電気代の内訳はどうしてわかりにくいの?

電気ご使用量のお知らせを見てみると、その月に家庭で使用した電気の量(kWh)と、ご請求予定金額が大きく表示されていて、その下に内訳として基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ発電促進賦課金等・口座振替割引額(口座振替をしている方で振替割引がある電力会社のみ)などと明記されています。

しかし、この内訳を見ても、燃料費調整額・再エネ発電促進賦課金等といったものは一体どんなもので、どのように計算されているのかわからないですよね。
それではなぜ、このように複雑な表示になっているのでしょうか?

電気料金は「認可制」

実は、2014年現在、家庭向けの電気料金(基本料金+電力量料金)はすべて経済産業省 資源エネルギー庁の料金審査専門委員会によって審査され、認可された価格で提供されています。このため、電力会社は電気料金を自由に決めることができません。

しかし、電気を作り供給するためにかかるコストの中には、定期的に変動するものがいくつかあります。それらの変動のたびに電気料金を変えて認可を取ることは現実的でないため、別枠として計上しているのです。

燃料の購入費用
火力発電で電気を作るための原燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の大半は輸入に頼っており、片道数十日という時間をかけて日本へ輸送されます。その燃料価格は常に変動しており、また為替レートの影響も受けます。電力会社は長期間一定金額の買い取り契約と、短期のスポット購入を組み合わせることで、燃料を切らさずに調達しています。
太陽光発電の余剰電力買い取り費用
大手電力会社は、家庭や企業など、発電事業を目的としない施設で設置された太陽光発電設備の発電量のうち、自家消費されなかった電力(余剰電力)を法律の定める条件で買い取るよう法律で求められています。この余剰電力の量は、各社が接続している太陽光発電設備でどれだけの太陽光発電が行われ、どれだけ自家消費されるかによってしまうので、実際の買い取り量が変動してしまいます。
この制度は一時的に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度と並行で適用されていますが、平成26年9月で廃止されます。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り費用
電力会社(新電力・PPSを含む)は、太陽光、風力、水力(3万kW未満)、地熱、バイオマスの発電事業によって作られた電気の買い取りを法律で義務付けられています。これらの発電事業によって発電される電力の卸売価格は発電方法ごとに国が毎年一律に定めるので、金額、買い取り量ともに変動してしまいます。

請求される電気代はこうやって計算されている

こうした制度上の理由が主となって、電気ご使用量のお知らせにはさまざまな金額の表示が記載されることになってしまっていますが、私たちの支払っている電気代は最終的には以下のように計算され、請求されています。

電気代を計算するための式

電気代(請求総額)
基本料金+従量料金((電力量単価±燃料費調整単価+再生可能エネルギー発電促進賦課金単価+太陽光発電促進付加金単価)×使用電力量(kWh))− 割引総額

私たちが支払っている電気代をわかりやすくまとめると、上記のような計算式で表すことができます。毎月固定でかかる「基本料金」部分と、期間中にご家庭で使われた電気の量である「使用電力量(kWh)」に連動する「従量」部分が存在するわけです。
この式に登場する項目は

  • (1)基本料金
  • (2)電力量料金(従量)
  • (3)再生可能エネルギー発電促進賦課金(従量)
  • (4)太陽光発電促進付加金(従量)
  • (5)割引額

などとして、「電気ご使用量のお知らせ」などに記載されています。これらが一体何を意味しているのかを、ひとつずつ見ていきましょう。

(1)基本料金

ご家庭で契約されている料金プランの基本料金です。電力の使用量に関わらず一定金額が適用されます。プランによっては基本料金が存在しないものもあります。

(2)電力量料金(従量)

電力量料金とは、ご契約プランに設定されている1kWhあたり料金単価(電力量単価)に、その期間中にご家庭で使われた電気の使用量(使用電力量 kWh)を掛けた金額と、燃料費調整額を足した(もしくは引いた)ものとなります。

電力量料金はこのように計算されています
(電力量単価±燃料調整額)(円)×使用電力量(kWh)
燃料費調整額の算出方法

私たちが飛行機に乗る際に燃料サーチャージを支払うように、電気代にも燃料費の調整額が含まれています。

まず、電力会社は電気料金改定を経済産業省へ申請する時に、電気料金の単価を設定するとともに、「基準燃料価格」という、燃料費調整額を算定する際の基準となる単価を設定します。これは電力会社が考える「このぐらいの価格で燃料を買い付けられる」という前提価格です。
その上で、原油・石炭の貿易統計価格をもとに、「平均燃料価格」という、直近3か月間の平均値を毎月算出します。

この、「平均燃料価格」と「基準燃料価格」を元にして燃料費調整額が決定されます。その月に決定された燃料費調整額は、2か月後の電気代請求時に反映されます。

毎月算定される平均燃料価格(市場での燃料の価格)が、基準燃料価格(想定していた買い付け価格)を上回る場合はプラス調整、下回る場合はマイナス調整が行われます。例えば、

燃料費調整額がプラス0円75銭、使用電力量が300kWhだった場合
0.75×300=225円
燃料費調整額はプラス225円となります。
調整額がマイナス0円75銭、使用電力量が300kWhだった場合
-0.75×300=-225円
燃料調整額はマイナス225円となります。
(3)再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、風力発電・地熱発電・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及・拡大させることを目的に、電力会社が再生可能エネルギーを買い取る際の費用を消費者が負担するものです。単価は全国一律にkWhあたりの単価が毎年設定され、その単価をご家庭の電気使用量(使用電力量)に掛けた額が毎月の電気代の請求額に含まれます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金はこのように計算されています
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価(円)×使用電力量(kWh)
(4)太陽光発電促進付加金

太陽光発電促進付加金とは、太陽光発電システムの導入を促進することを目的に、太陽光システムを導入している住宅から余った余剰電力を電力会社が買い取る際の費用を消費者が負担するものです。単価は、電力会社ごとの買い取り費用総額により、kWhあたりの単価が毎年設定され、その単価をご家庭の電気使用量(使用電力量)に掛けた額が毎月の電気代の請求額に含まれます。

なお、この制度は(3)再生可能エネルギー発電促進賦課金に一本化されるため、平成26年9月分の電気料金までで終了となります

太陽光発電促進付加金はこのように計算されています
太陽光発電促進付加金単価(円)×使用電力量(kWh)

「電気使用量のお知らせ」に記載されている再エネ発電促進賦課金等とは、上記の(3)再生可能エネルギー発電促進賦課金と(4)太陽光発電促進付加金をあわせたものです。

(5)割引額

ご契約の電気料金プランにより、夜間蓄熱式機器を設置されているご家庭・オール電化住宅のご家庭などに適用される割引や、支払方法を口座振替にした場合適用される割引など様々な割引があります。割引額の算定方法は、一口あたりであったり、電力量料金の一定割合が割り引かれるなど様々ですが、その割引総額が電気代の請求額から毎月引かれます。

電気代のしくみを知ろう

私たちが支払っている電気代の中には、実際に使用した電気量だけではなく、燃料費調整額や、再生可能エネルギー発電促進賦課金、太陽光発電促進付加金などが含まれています。普段はそんなに気にすることなく支払いをしている電気代ですが、電気は私たちの生活に欠かせないものとして、毎月支払っている電気代の内容などは知っておきたいところです。

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