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キープレイヤーが語った電力自由化の今、ガス自由化に向けての課題【シンポジウム参加レポート】

電力自由化ニュース

11月8日に開催された「新時代のエネルギーを考えるシンポジウム」に出席してきました。有識者や電力・ガス業界のプレイヤーが、電力自由化やガス自由化を超え、未来のエネルギーについて語るパネルディスカッション。レポートをお伝えします。

2016年11月8日に開催されたシンポジウムのテーマは、「自由化時代のエネルギー〜電力・ガス市場の今後〜」。2時間を越えるパネルディスカッションは、電力自由化の振り返りにはじまり、ガス自由化、海外事例、コジェネレーションの話までとても充実した内容で、編集部としても「参加してよかったなぁ」というのが率直な感想。今回は、パネルディスカッションの内容をかいつまんでレポートにしています。
なお、登壇者は下記の皆様です。

  • 東京ガス・常務執行役員 沢田聡 氏
  • JXエネルギー・取締役 常務執行役員 原亨 氏
  • 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部長 村瀬佳史 氏
  • 一橋大学 山内弘隆 教授
  • 消費生活アドバイザー 和田由貴 氏
  • NHK解説員 関口博之 氏
読み進める前に…
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電力自由化から半年、新電力としての実感は?

国の発表では、半年間で電力会社を切り替えた人は188万世帯を超え、10電力内の自由化メニューへの切り替え件数を加味すると国民の6%が動いたことになります。エネ庁としてはこの数字にポジティブな印象を持っているようです。実際に競争を戦ってきた新電力はどのように感じているのでしょうか?

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東京ガス・沢田氏
東京ガス
10月24日で50万件を超えたが、実は7割がライフバルなどで接点をもった人たちだった。130年都市ガスを販売してきた歴史の中で培ってきた、顧客とのリレーション・接点が生きたと考えている。あとは価格メリットや付加価値などが、お客様に伝わったと理解している。今後も首都圏で電力販売を続けていきたい。

 

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JXエネルギー・原氏
JXエネルギー(ENEOSでんき)
電力自由化開始時の反響の大きさには正直驚いた。自前の発電所による安心感やプランのシンプルさが伝わったと考えている。ただ、10万件以降は伸びが鈍っており、対面での接点が必要なのではないかと感じている。供給エリアも全国拡大していけるよう検討していく。

両者の話からも、お客さまと対面で話せることのアドバンテージはかなりあるということですね。

今後、電力自由化で期待したいこと

山内教授によると、日本人の特性を考えると初年度としては動いた方だろうという見解のようですが、今後はもっとサービスとしての広がりがほしいという思いもあるようです。消費生活アドバイザーの和田さんも、「スマメを利用した、ならではのメニューがほしい」と発言。これに対しては、新電力も前向きな様子で、今後検討していきたいと語っています。実際に、HTBエナジーからは一定時間が無料になる電気料金プランも発表されていますし、新電力の創意工夫に期待したいですね。

ガス自由化はやはり参入障壁が高い

話は変わり、ガス自由化へ。ガス自由化はガス導管の問題や原料となるLNGの調達など、参入を考えている新ガス会社にとっては障壁が高いと言われています。実際にガス小売事業者に申請しているのは5社のみ、パネリストとして参加しているJXエネルギーも「検討中」というステータスです。ただ、JXエネルギーはLNG基地を保有していることもあり、非常に積極的であると編集部はよんでいます。

都市ガスには、電気のような卸取引所がない

電力のように卸取引所がないガス市場では、ガスをどうやって調達するかも新ガス会社の悩みの種。そういう企業にとっては、JXエネルギーのような会社とどう協業するかも重要そうです。山内教授はバーチャルの卸取引所、日本だけでなく世界規模で考えたもの、電気とガスを一緒に考えたものなどの可能性にふれており、卸取引所ができると新ガス会社も参入しやすくなるのではないかと発言をしています。

攻めから一転、ガス自由化では守りとなる東京ガスの見解は?

ガス自由化では守る側となる東京ガスは、そもそもLNGの普及・利用拡大をどう促すかが課題と捉えているようです。これは、都市ガスは今までもプロパンガスや電気(オール電化)と競争をしてきている、さらには大口ではもう自由化されているため。導管整備・拡張についても、採算性を考えつつ取り組まないといけないという意識を持っています。保安面についても、新ガス会社から要請があれば協力したいと発言しており、講習や訓練などのサポートも検討しているようです。

都市ガス会社の最大手である東京ガスには、業界全体さらにはガス自由化をひっぱる意味でも、どんどん動いてほしいものです。

エネ庁はガスと電気のセット割に期待

ガス自由化を国民に広めていきたいエネ庁ですが、まずは「新ガス会社に変更しても安定性は問題ない」という基本情報を伝えるところから取り組むようです。電力自由化のときも「停電しないのか?」という相談が相次いだこともあり、ガス自由化でも国民の不安を払拭するところからスタート。料金プランについては、ガスと電気のセット割を期待しているとのこと。

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NHK解説員・関根氏
ただ、パネルディスカッションでは「消費者がガス代を高いと思っているのか?」という消費者意識への指摘もありました。電気代と比較するとガス代はそこまで高くなく、それに対して価格メリットを感じてもらうためには、かなりの割引率が必要になります。果たしてそれが新ガス会社に可能なのか?年明け頃には発表になるだろう、新ガス会社の料金プランをじっくりとみていく必要がありそうです。

様々な課題が残るエネルギーの自由化、消費者ももっと動くべき

電力自由化やガス自由化について、様々なテーマで論じられたパネルディスカッション。海外事例の紹介や専門的な話もあり、レポートでは書ききれないほどの内容でした。

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シンポジウムで配布された資料
最後に、消費生活アドバザー和田さんが話してくれた「消費者の権利」についてご紹介しましょう。和田さんは、消費者に選択の自由が与えられることも大事だけど、同時に消費者が積極的に関わっていくことも重要だと訴えていました。関わる、つまり電力会社やガス会社を真剣に選び、切り替えるという行動を起こすことですね。

まだまだ様子見をしている人が多いですが、その人たちにも「わかりづらい」「面倒臭い」「時間がない」という様々な理由があるでしょう。エネチェンジは、新電力・国・消費者の中間に立ている立場として、消費者が動けるように情報を整理し伝え、架け橋となれるように日々頑張っております!

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