年末年始に向けてやっておきたい準備⑤【家計の棚卸し編】
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一年ももうすぐ終わり。年末年始、慌ただしくなる前にやっておきたいことの一つが「家計の見直し」です。様々な内容の出費がありましたが、ムダはなかったでしょうか?もし減らせる家計のムダがあれば、年が変わる前に「断捨離」して十分な準備をし、新しい年を迎えましょう。
年間平均21,939円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2022年5月1日〜2022年6月12日)
一年間の家計のやりくりの見直し
家計簿をつけていても「貯金ができない」「増えない」と悩む人はたくさんいます。来年こそ貯金額を増やすために、今年一年間の家計の内容を見直してみましょう。
まずは我が家の収入と支出のバランスを確認します。
貯金ができない人は自分の収入と支出を把握していないことが多いのですが、きちんと把握していますか?収入より支出が少なければ差額を貯蓄に回せますが、ここで悩む人の多くが「差額がほとんどない」もしくは「支出のほうが多くて赤字」なのではないでしょうか。
貯蓄額を増やすために、支出の内容を詳しくチェックしてみましょう。
支出を固定費と変動費に分ける
毎月出ていくお金をまずは2つのグループに分けてみましょう。
- 固定費
- 住宅費、保険、塾や習いごと、通信費など、毎月一定額が出ていくお金
- 変動費
- 食費、交際費、冠婚葬祭費用など、月ごとに出ていく金額が変わるお金
固定費を見直す
家庭のお金の流れを見直す時に、手を入れて効果がはっきりと表れるのが固定費です。さらに固定費は削減効果が長く続く項目でもあります。固定費が少なければ少ないほど生活にゆとりが出て、貯金に回せるお金が多くなります。
- 住宅費(住宅ローン・家賃・住民税・マンションの管理費や修繕積立金・駐車場代など)
- 保険
- ローン・借金
- 公共料金
- 通信費(電話・インターネット)
- 塾、習い事
- 各種年会費や月会費
変動費をチェックする
食費など「どうしても出ていくお金」は仕方がありませんし、ここを節約しすぎてしまうとストレスになります。冠婚葬祭費用も削ることができないお金です。
それよりも見直すべきは、多すぎる交際費や趣味のお金、お酒・たばこ。変動費の額を書き出してみて「全体のバランスに比べて多すぎる」と感じたらこの部分をまずは一ヶ月10%からでも減らす努力をしましょう。
あまりケチケチするのも考え物ですが、嗜好品や趣味のお金は人によっては「0円」です。究極まで減らすことができる項目でもあります。
- 食費
- 交際費
- 趣味のお金
- 酒・たばこの嗜好品
- 冠婚葬祭
新年からうまくやりくりするコツは、固定費を徹底的に見直すこと
新年からうまくやりくりするためには、今のうちにムダな固定費を減らす段取りを行うことが大切です。
住宅費を見直す
全ての項目の中でも、もっとも大きな割合を占めるのが住宅費ではないでしょうか。適正な住宅費は収入の2割までに抑えると、ゆとりをもって生活できます。もし2割を超えている場合は、住宅ローン支払いの見直しや引越しなどを検討しましょう。仮に家賃が今よりも2万円安い家に引っ越した場合、引っ越し費用はかかりますが、1年間で24万円、2年間で48万円の節約になります。
保険を見直す
現在加入している保険はプロに見直しをしてもらったことがありますか?複数の保険に入っている場合、保証が被っていて「無駄な契約」となっている場合があります。保険の内容は定期的にプロのチェックを受けましょう。
この「プロ」とは、特定の保険会社の外交員ではなく、多くの保険会社の保険を扱う代理店です。数ある保険の中から「今の自分」にぴったりと合い、安い保険を選ぶ手伝いをしてもらうことができます。
新聞購読を見直す
新聞を取っている家庭も多いですが、その新聞、毎日きちんと目を通していますか?テレビ欄しか見ていないというような場合は、新聞をやめてテレビ番組のガイド誌を購入したほうが節約になります。主要なニュースはインターネットでも見ることが可能ですよ。
また、読んでいない雑誌の定期購読も、当然ながら見直し対象です。
通信費を見直す
スマホの料金も、一家でみればかなりの金額になるのでは。現在大手キャリア3社のスマホを使っている場合、1ヶ月の電話代金が5,000円を超えるプランばかりです。ところが格安SIMに変更すれば最安で月額1,000円以下、月額2,000円程度でも十分なデータ量と音声通話がついたプランで使用することが可能です。
また、プロバイダ料金も今より安いところがないか見直してみましょう。新しいところへ乗り換えると「新規加入キャンペーン」対象となり、最初の月額費数ヶ月分が無料になったり、キャッシュバックを貰うことができるプロバイダもあります。
光回線を引いているけれど家でそれほどインターネットを使っていないという場合は、ADSLやケーブルテレビなど安い料金で利用できるサービスも検討しましょう。インターネットをヘビーに使わない、高速の通信はそれほど必要ではないという場合、回線の種類から変更をしても良いでしょう。
習いごとを見直す
子供がやりたいといった事はすべてやらせてあげたいのが親の本音ですが、その習い事、子供は真剣に楽しんでやっていますか?
休みがちだったり行くのを渋るようであれば、一度子供としっかり話し合いましょう。嫌がることを無理に続けさせるよりも、習いごと費用を貯めておき、高校や大学受験直前には必要になるであろう学習塾の月謝に当てるという手もあります。
家計の見直しには、電気代の見直し!
「もう少し節約したい」「家計の負担を減らしたい」とお考え人必見!家計の見直し、は電気代の見直しから始めましょう。
エネチェンジ電力比較
家計簿が苦手な人へ、おすすめ無料アプリ
家計簿をつけていない、付けているけれど付け方が間違っているような気がして自信がないという人も多いのではないでしょうか。
また、付け忘れることが多くてほとんど意味をなしていないという場合も。
アプリの優れているところは、新しい家計簿を買う必要がなく、いつもスマホやタブレットを持っているので買い物をした都度入力できる、レシートを撮影してアプリに反映させることができるものもあるという点です。
忙しくて、夜ゆっくり家計簿を開く時間もない主婦にはアプリの使用がおすすめですよ!
シンプルに使えるアプリ かけ~ぼ
簡単に入力ができて、入力した項目をグラフでみることができるアプリです。
数字だけでは把握しにくい収入・支出の変化もカラフルなグラフになることで視覚的に理解することができます。「他も使ったけれど、結局このアプリに戻ってきた」というユーザーもいるくらい、使い勝手の良いアプリです。
毎日細かく付ける自信が無い人は マネーフォワード
マネーフォワードは家計簿というよりも「お金全般の流れを管理する」アプリです。銀行口座やクレジットカード、電子マネー、楽天やAmazonを連携させてそれらのお金の流れも把握することができます。
マネーフォワードが優秀な点は、あらかじめ各アカウントを登録し連携させれば、入力せずとも自動で反映してくるという点。この上でさらに細かい支出を入力したい場合は入力していくことができます。
カードや電子マネーでの支払いが多い、インターネット通販をよく使うという人は、簡単に収入と支出をチェックできるツールですなのでおすすめです。
スマホでレシート読み取り! 家計簿レシーピ!
スマホのカメラでレシートを読み取るので、入力する手間がほとんどありません。また、買い物をした食材からレシピを提案してくれるので、料理が苦手、レパートリーが少ないという人には料理の幅を広げるチャンスです。
さらにレシーピ!では、可愛いキャラクターが登場。見るだけでも癒されるます。可愛いもの好き・キャラ好き女子にはおすすめですよ。楽天スーパーポイントが貯まる機能もついているので、楽天をよく使う人には嬉しいアプリです。
年末年始に家計を見直して、貯蓄の準備をしよう!
年末年始はいろいろなものを見直す良いタイミング。これを期に家計の見直しを行って、来年からの貯蓄へ向けて準備しておきましょう。
支出は固定費を減らすと節約効果が長い期間続きます。よくよく見直してみれば不必要な固定費も多いはず。一つでも多く削って減らした分を貯蓄に当てましょう。また、家計簿をつけるのが苦手、どうしても三日坊主になってしまうという人はアプリを使ってみるのもおすすめですよ!家計を棚卸しして、新たな一年を迎えましょう。
年末年始に向けてやっておきたい準備特集はいかがでしたか?
年末年始に向けてやっておきたい準備①〜⑤で少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。年末まで一年間のまとめを行い、年始からの準備をしておきましょう!