家計管理のススメ―まずはゆるくトライしよう!
就職、アルバイト、結婚……新しい人生のステージに踏み出したことで、家計を管理する立場に回る、というのは珍しいことではありません。でも、家計管理って、いったい何をすればいいんでしょうか?そして、したところでいいことあるんでしょうか?その疑問に徹底的にお答えします!
家計管理って、何するの?
記録する
家計管理のスタートは、どういう理由でお金を使ったか、またはもらったかを記録することです。人並みの記憶力の人は、いちいちお金をどういう理由で使ったかなんてことは覚えていないでしょう。人間離れした記憶力を持つ人なら別かもしれませんが。
そのため、お金を使ったらどういう形でもいいので記録することが大事になります。理想的なのは家計簿をつけることです。でも、無理ならメモをとったり、ブログに書いたりするなど、簡単な方法でもいいのでやってみましょう。
見直す
さて、そうやって何にお金を使ったのか記録すると、一定の傾向が見えてくるのではないかと思います。例えば、「休日に出かけてしまうとがお金を使ってしまう」とか「この週はお付き合いが多かったから出費が激しい」とか……何かわかることはあるはずです。
そこから、どうすれば支出を削れるか?という戦略を立てていくことこそが、家計管理の一番の目的かもしれません。「今度の休日は家でゆっくりしていよう」「お付き合いのペースを考え直そう」など、行動を見直すことができれば、支出は着実に減っていきます。
でも、家計管理をするあまり、付き合いが極端に悪くなったり、自分にご褒美を全くあげなくなったり、というのも考えもの。ストレスはたまるし、人間関係にヒビが入ることも……そうなったら元も子もありません。あくまで、ストレスにならない程度に取り組みましょう。
最初は大まかでいい
こんなことを書いてしまうと、「きっちりデータを揃えて分析しないと家計管理にはならないのでは?」とビクビクしてしまう人もいるかも。でも、そこまで気負う必要はありません。おおざっぱでもいいので、「私、こういうときはお金使っちゃうんだろうなあ……」ということがわかれば十分。
まずはそのレベルを目指しましょう。そして、「管理するの、案外面白くない?」と目覚めてしまったら、次のステージに進めばいいのです。焦らずゆっくりいきましょう。
家計管理をすると、何かいいことあるの?
考えてお金を使うようになる
人間、不思議なもので、意識すると物事がうまくいくことが多いです。支出の記録をつけていると、だんだん「あ、これは無駄かもしれないからちょっと考え直そう」と思うようになってきます。そうなったらしめたもの。あなたも家計管理マスターになれます。考えてお金を使うようになること、これは大きなメリットかもしれません。
お金が貯まる
考えてお金を使うようになることには、別の効果もあります。考えてお金を使う=無駄遣いをしない、ということですから、お金がだんだん余るようになってきます。そうなったら、貯金をするチャンスです。叶えたい夢がある、行きたいところがある、欲しいものがある……そんな人は絶対にチャレンジするべき。家計管理をすれば、預金通帳を見てほくそ笑む生活も夢ではないかも!?
やらないよりはやった方がいいよ!
実際にやっていることは、書き留めておくことと、見直すこと。たったこれだけです。でも、これだけでも続けていれば、行動が変わってきます。
行動が変われば、心も変わる、というのはよく言われていること。自分ができる方法からでいいので、やってみると何かいいことがあるはずです。家計管理の方法はたくさんあるので、自分に合った方法を選べばきっとうまくいきますよ!