海外旅行でお金を節約するテクニック
この記事の目次
「長い休みが取れたから、いっそ海外行っちゃいますか!」とテンションあげあげになってみたものの、高い旅行代金を見てテンションダダ下がり……そんな経験、ありませんか?でも、工夫次第で海外旅行はある程度は安くできるんです!ぜひ取り入れて欲しいテクニックをまとめました。
計画編
手配は自分でやる!
代理店を通すと、どうしても旅行代金は高くなります。面倒くさい手続きも代わりにやってもらうんですから、当たり前ですよね。と、なると、この「誰かにやってもらう」というプロセスを省けば、旅行代はぐんと安くなります。
最近はインターネットで海外への航空券、海外のホテルを手配することが簡単にできるようになりました。オプショナルツアーの手配もOK!「旅行は準備が楽しいんだよね」と思える人はぜひトライしてみてください。
航空券の安い時期を狙う!
休みを自由に取れる立場なら、トライして欲しい方法です。海外旅行にかかる費用の中で、大きなウエイトを占めているのは航空券の価格。チャンスは次の年2回です。
- 4~5月(ゴールデンウィークを除く)
- 12~1月(年末年始を除く)
ただし、こういったオフシーズンの場合、天候が悪いなどそれなりの理由があることも……街歩きを目的にするなら問題はありませんが、屋外のアクティビティを楽しみたい人は注意しましょう。
目的地選びもポイント!
「あの国にいってあれがしたい!」という強い気持ちを持っているならともかく、ただ漠然と「海外でも行ってみようかな……」と思っている場合、いっそお金のかからない国を目的地にするのも賢いやり方。日本からだと、アジア諸国がオススメです。基本的に物価は安いので、食べたり遊んだりしてもあまりお金はかかりません。高級なホテルで優雅なステイを……と考えたなら別ですが。
あと、見過ごせないのがチップの制度。チップの事情は国によって様々ですが、高い国(例:アメリカ)などでは会計の1割をチップとして上乗せするのが習慣になっています。リーズナブルに!と考えるなら、かなり痛い習慣ですね。注意が必要です。
ホテルは口コミ重視で!
手配編の最後は、宿泊場所です。一番無難なのは、やはりホテルに泊まること。最近はAirbnbなど、一般の人が旅行者に自分の部屋を貸すサービスもでてきたので、うまく利用すればかなりの節約に!選び方のポイントを考えてみました。
- へんぴな場所にあるホテルは避ける
- 観光スポットにも行きにくい上に、夜遅くホテルに戻るときに事件に巻き込まれることも……。安いからといって飛びつくのは考えものです。
- 口コミがあまりに悪いホテルは避ける
- 予約サイトによっては、5段階評価でホテルの評判を表していることがあります。その場合でも、「3.5点以上」とおおよその目安を決めて選ぶべきでしょう。
現地での行動編
リーズナブルに楽しめるスポットを見つけよう!
それなりに有名な観光地ならば、無料でも十分に楽しめるスポットがあるもの。そういう場所に行くことも検討しましょう。また、美術館、博物館など通常は有料の場所でも、曜日や時間によっては無料で入れることもあります。事前の情報収集が大事です!
安旨グルメを堪能しよう!
旅先での食事は、何もレストランに入ることだけが能じゃありません。デリ(お惣菜屋さん)、デパートのフードホール、屋台などを活用すれば、リーズナブルに現地の人が食べている味を堪能することができます。ただし、東南アジアで屋台のご飯を食べるときは、よく火を通したものを選んでください。運が悪いと食あたりを起こすことも……
あと、どうしても日本の味が恋しくなる人は、インスタントの味噌汁やカップ麺をスーツケースに入れていくのもオススメです。海外で日本の食品を買おうとすると、割高になります!
※なお、オーストラリア、ニュージーランドなど一部の国では、生態系の保持の観点から、肉を原料に使った食品の持ち込み自体が禁止されていることもあります。カップラーメンでもダメです!!事前にしっかり確認しましょう。
お土産はスーパー&ドラッグストアを狙え!
旅行に行くとお土産を買うのが楽しみ、という人は案外多いのではないでしょうか。落ち着いてゆっくり選びたいですよね。そういう人は、ぜひスーパーに立ち寄ってみてください。空港の売店で買うより安くお土産を手に入れることができます。そして、見ているだけでも案外楽しいです。
コスメ好きの人なら、これに加えてドラッグストアに立ち寄るべきです。お値打ちコスメが手に入るかもしれません!カワイイパッケージのものを選べば、喜んでもらえるお土産になること間違いなし。
保険だけはお金をかけよう!
「長い間行くわけじゃないし、まあいいや」と思っていませんか?
いやー、人間いつ病気になるかなんてわかりませんよ?いきなり「お、お腹痛い……」と思ったら、実は盲腸でした、なんてありえない話ではありません。そこで、海外の主要都市で盲腸で入院した場合の入院費(2泊3日を想定)の目安をまとめてみました。
都市名 | 費用 |
---|---|
サンフランシスコ(アメリカ) | 約250万円 |
ホノルル(アメリカ) | 約195万円 |
ロンドン(イギリス) | 約150万円 |
香港(中国) | 約90万円 |
ソウル(韓国) | 約63万円 |
シドニー(オーストラリア) | 約86万円 |
出典:「海外の盲腸手術の総費用」AIUの海外旅行保険・海外留学保険
海外旅行保険に入っていないと、この費用を全部自腹で払うことになるわけです。楽しい思い出も何もあったもんじゃない……。このほかにも、海外で病気になって入院した場合、こういう費用がかかることがあります。
- 帰りの航空券を買いなおすための費用
- 飛行機に乗れるようになるまでに滞在するホテルの費用
- 日本から家族を呼び寄せるために必要な費用(救援者費用)
つまり、海外で病気になって入院する、ということは、とてもお金がかかるし、精神的にも負担になるのです。
はっきり言えば、海外旅行保険にかかる費用なんて、たかだか数千円です。数千円をケチったせいで大変な思いをするのはあまりにツライ!!最近では携帯電話からも申し込み手続きができるので、必ずかけていくようにしましょう。出発前に空港で加入することもできますよ。
良い思い出を作るために
でも、良い思い出を作るためには、ある程度の出費も必要なのもまた事実。
「しめるところはしめる、かけるところはかける」というように、メリハリを利かせてお金を使うことがポイントになります。旅先で一目ぼれするアイテムや、めったに食べられないほどの素敵な料理に出会うこともあるはず。そういうときは迷わずに出費することも、思い出づくりには大事です。そんな素敵な瞬間のために、節約を心がけるつもりでいてください!