家計のやりくり完全ガイド―支出と収入の2方向で攻める!

家計のやりくり
家計の見直し

家計のやりくりは、誰もが考え悩むテーマ。わかってはいるけど、なかなかうまくいかないですよね?支出の減らし方、収入の増やし方という観点で、ファイナンシャルプランナーがアドバイスをします。

家計のやりくり。大抵の人が、聞いたことがあるキーワードかもしれません。でも、「やりくりは何をすることか」って、結構わかりにくいと思いませんか?そこで、「誰でもできる家計のやりくりの方法」を徹底検証してみました!

やりくりって何ですか?

お金を数える男子
一方だけでは無理です。
まずは、家計のやりくりってどういうことか、ということをはっきりさせておきましょう。ズバリ、限られたお金をうまく使うことです。

マイホームをゲットしたい、子どもの教育費に使いたい、将来叶えたい夢がある……いろいろな理由でお金を貯めたい人はたくさんいると思います。そこで、限られたお金をうまく使うことが大事です。では、どんなことをすれば、お金をうまく使えるのでしょうか?2つの方法をお教えします。

方法その1 「支出を減らす」

まず考えてほしいのは、支出を減らすことです。人は意識しないと、ついつい無駄な支出をしてしまうもの。その無駄な支出は、徹底的に見直すことで減らせます。つまり、お金をうまく使うには、まず無駄を省くこと。そのためには支出を減らすことが必要なのです。

方法その2 「収入を増やす」

とはいえ、支出を減らすには限界があるもの。やりくりにこだわるあまり、生活のクオリティまでがた落ちしてしまったら、ちょっと辛いかも……。それでも貯蓄をしたいならどうすればいいでしょう?オススメなのは、少しずつでもいいので、収入を増やすこと。誰でも無理なくできる方法、実はあるんです。

つまり、この2つの方法を取り入れれば、家計のやりくりがうまくいきます!!そこで、誰でも簡単に取り入れられるテクニックを、たくさんご紹介します。

支出を減らす方法

ミドルの主婦(キッチン)
見直すことからやりくりは始まる。
やりくりのポイント、わかりましたか?さっそく、1つ目の支出を減らす方法を見ていきましょう。

公共料金を見直す

まっさきに取り組んでほしいのが、公共料金の見直しです。電気、ガス、水道……普通に暮らしていれば、公共料金はかかるものです。0にするなんて、ゼッタイ無理。では、何を見直せばいいんでしょうか?

やはり大きいのは電気代。普通に暮らしていれば、電気はかならず使うもの。ここに注目しましょう。うまく考えれば、一気に支出を減らすことができます。そこで真っ先に取り掛かってほしいのが、料金プランの見直しです。

電気会社は、電気をたくさん使う時間帯に応じて、様々な料金プランを用意しています。
東京電力のプランであてはめてみましょう。

例えば、「うちは日中家にいる」というアナタは、時間帯を気にせず使える「従量電灯B・C」というプランがオススメ。逆に、「うちは夜しか家にいない」というアナタは「夜得プラン」や「半日お得プラン」がいいかもです。つまり、ライフスタイルに応じた電気の使い方をすれば、節約の大チャンス!もっと詳しいことを知りたい人は、下記の記事もお読みください!

通信費を見直す

もう一つ、0にしてはいけない費用があります。それは、通信費。今の時代、電話もインターネットも使わずに暮らす、ということはなかなか難しいもの。とはいえ、余計な費用は減らしたいですよね。そこで、簡単に取り入れられる方法を考えてみました。

「携帯は電話とメールだけでいい」という人はガラケーにする
キャリアにもよりますが、ガラケーの基本料金は本当に安い!「でも、スマホも捨てがたい…」という人は、格安スマホとガラケーの2台持ちもオススメです。
一人暮らしでネット回線を引く場合、モバイルwifiルーターの導入も考える
自宅がサービスエリア内にあるなら、安い月額料金で、いつでもどこでもインターネットに接続することが可能。スマホを使っている人は、データ使用量が多いコンテンツを利用するのもラクラクです。サービスを提供している主要な会社を紹介します。

参照:「UQ WiMAX」
参照:「Xi」

食費を見直す

生きていくためには、食べなくてはいけません。特に、小さなお子さんがいる場合、きちんとした食事をすることは、お子さんのためにも守ってほしいこと。そこで、満足度を保ちつつも、食費を抑えるコツを考えてみました。

買い物に行く頻度を減らす
買い物に行く頻度が多いと、どうしてもお金を使ってしまいがちです。週に1回など、頻度を決めて、計画的に買い物をしましょう。もし、どうしても足りないものがあったら、その時に買い足せばいいのです。
食材のロスをなくす
安かったから……という理由で、食材を買いすぎたことがありませんか?そして、ダメにしてしまったことがありませんか?もったいないです。こういうことにならないためには、「今、何が残っているか」「これをどう使い切るか」を常に意識することが大事。冷凍保存なども駆使して、食材のロスをなくしましょう。冷蔵庫のドアにホワイトボードを貼って、中身を書いておくのもオススメです。より合理的にやりたい人にはこんなアプリもオススメ!

参照:「レシピde冷蔵庫」

洋服代を見直す

節約をするなら、洋服代にもシビアになりたいもの。でも、身だしなみはちゃんとしたいもの。そんな2つのワガママ、叶えちゃいます。

流行りに流されない
本当におしゃれな人って、どんな人だと思いますか?いろいろ考え方があると思いますが、「自分に似合うものをわかって、うまく着こなしている人」っておしゃれですよね。そうなると、「流行っているから」という理由で服を買うことがおしゃれだとは限らない、と思いませんか?どうしても服を買いたくなったら、まずは自分のワードローブを見直してください。その上で、流行りのテイストを取り入れる方法を考えましょう。洋服を無駄に買うこともなくなります。
長く使えそうなものにはお金をかけてもいい
洋服やバッグ、靴にも「定番アイテム」ってありますよね。はやりすたりのないデザイン、丈夫な作り……それなりにお値段がしますが、本当に長持ちします。メンテナンスをきっちりすれば、10年以上持たせることもできます。そんな「一生もの」のアイテムにお金をかけるのも、悪くはありません。
レンタルもうまく活用する
「流行りに流されない」と書いたものの、女子だったら流行のファッションも試したい!というのが正直な気持ちかも。そういう「おしゃれにも手を抜けない女子」のために、こんなサービスを紹介します。「SUSTINA(サスティナ)」といって、月5,800円で洋服、バッグ、靴、アクセサリーなどのファッションアイテムが5点まで借りられるというサービスです。「ちょっと来月は気合の入ったデートがある」「たまにはオシャレしたい」というときは、考えてみてもいいかも
参照:「SUSTINA(サスティナ)」

化粧品代を見直す

女子にとって見逃せない支出の一つが、化粧品(コスメ)代。節約生活をするからといって、キレイになる努力を失っては本末転倒です。では、節約もキレイも両方手に入れるには、どう化粧品を選べばいいのでしょうか?

ポイントサイトを通じて化粧品を買う
化粧品を買うとポイントが貯まり、次の買い物に使うことができる……これも実質的には割引ですよね。インターネットにはそんな「お買い物でポイントが貯まる」サイトがたくさんあります。ポイント還元率の高い化粧品を買えば、節約効果も抜群です。「いろいろ試してみるのもいいかな」と思える人はぜひトライしてみては?
参照:「お財布.com」
口コミサイトで、安くても評価の高いアイテムを探す
化粧品は安いからダメ、ということはありません。安くても「殿堂入りコスメ」になる化粧品はたくさんあります。最近では、100円ショップのネイルカラーが大ブームになっているくらい。では、安いけど優秀な化粧品を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?一番簡単な方法は、ずばり、口コミを参考にすること。新しい化粧品が欲しいな、と思ったらまずはチェックしてみましょう。
参照:「@cosme」

収入を増やす方法

親子
リビングでおこづかい稼ぎ!
収入を増やす一番いい方法は、外に働きに出ることです。しかし、お子さんが小さいなどの理由で外に働きに出られない場合だってあります。そこで、家でできるおこづかい稼ぎを考えてみました。

アンケートモニターになる

家でできるおこづかい稼ぎとしてオススメなのが、アンケートモニターになること。アンケートに答えると、ポイントがたまり、現金、Amazonなどのポイントに還元できるというのが基本的なシステムです。大手アンケートサイトになると、毎日のようにアンケートが流れてきます。コツコツやっていれば、かなりポイントが稼げるもの。また、運が良ければ高額(5,000円以上)の謝礼がもらえる座談会や対面インタビューに招待されることも……登録しておいて損はないはずです。

参照:「マクロミル」

クラウドソーシングを使う

家でできるおこづかい稼ぎ、第二弾はクラウドソーシングです。これはわかりやすく言えば、インターネットを通じて仕事を受け、報酬をもらうことができるサイトです。「タスク」と呼ばれる簡単な作業(検索結果をコピペする、簡単な日記を書くなど)でも、コツコツやっていればお金はたまります。さらにチャレンジする意欲のある人は、ライティングなどにチャレンジしてみてもいいかも。自分の隠された才能に気付くチャンスかもしれませんよ!?

参照:「クラウドワークス」
参照:「ランサーズ」

支出も収入も考えることが大事!

部屋でタブレットを使う女性考える
やりくりをすれば、楽しみが増える!
やりくり、というと「ケチにならないといけないの?」と不安に思うかもしれません。しかし、やりくりとケチは違います

「出すところは出し、引き締めるところは引き締める」ことがやりくりです。そのためには、支出と収入をしっかり見直すことが大事。ここでご紹介したテクニックは、誰でも取り入れることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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