金庫は粗大ゴミ?金庫の処分方法を解説!

この記事の目次
金庫の処分方法って知ってますか?多くの金庫は残念ながら粗大ゴミとして廃棄することができないので、金庫の処分にはかなり手間がかかります。調べてみました!
金庫の種類
一般家庭で使われる金庫は「耐火金庫」と「防盗金庫」に分類されます。
参照:金庫の賢い選び方|金庫の種類と性能|日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)
「耐火金庫」とは?
あらゆる火災から貴重品を守るのが「耐火金庫」。日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会(以下「日セフ連」)では、JIS規格に基づき0.5~4時間にわたる耐火試験、9.1mの衝撃落下試験に合格した金庫を「耐火金庫」として認定しています。
「防盗金庫」とは?
主に防犯目的で使われる金庫です。耐火性能も備えています。日セフ連では、ドリルやハンマーなどの工具による破壊行為やバーナーによるガス溶断に耐えられるかをテストし、性能をランク付けしています。
金庫の選び方
金庫はどれも同じに見えますが、用途によって使い分けるべきです。
一般紙の収納
書類や書籍、印刷物などの一般紙の保存に適しているのは「一般紙用耐火金庫」です。
磁気テープ、磁気カードなどの保存
商品の耐火温度により使い分ける必要があります。一般的には「磁気メディア用耐火金庫」を使いましょう。
現金・小切手・手形などの収納
これは「防盗金庫」一択ですね。もし、「一般紙用耐火金庫」に収納したい場合は「耐火金庫」に「防盗ユニット」を併用してください。さらに持ち逃げ対策として「固定金具」を装着すると万全です。
真珠・オパールなどの宝石類、貴金属の収納
火災時には高温になり変色や変質のおそれがあります。「防盗金庫」に「低温耐火・耐湿ユニット」を併用するのがよいでしょう。
金庫の処分方法
金庫にも寿命があり、20年程度と言われています。摩耗した金庫はキッチリと廃棄して、お金や貴重品を守りたいですね。金庫は冒頭で書いた通り、「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」として廃棄できない場合が多いです。いくつか処分方法をご紹介しましょう!
日セフ連へ電話で相談
日セフ連では、金庫の廃棄相談を受け付けています。処分に困ったときは、相談をするのもよいでしょう。
参照:金庫の廃棄相談室|日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)
回収業者に依頼
金属回収業者に依頼します。依頼するときには見積もりを取り、処分費用の削減に努めましょう。
リサイクルショップで処分
型式や製造年によって金額はだいぶ変わってくるようです。一度、複数業者の見積もりを取ってみることをおススメします。
処分料金は、1㎏あたり200~250円程度のようです。鍵がありまだ使えるものは、買い取ってもらえるケースも。しかし、古い金庫は処分料金がかさむことも想定されます。ある程度の処分代金は覚悟する必要があります。
金庫の処分方法のまとめ
金庫の処分方法をまとめてみました!金庫は、自治体の粗大ゴミとして廃棄できない場合が多いため、処分は面倒ですが、きちんと処分しましょう。自治体によっては粗大ごみで出せる場合もあるので、処分したい金庫がある場合はまず自治体に問い合わせてみてから処分方法を検討すると良いでしょう。