キッチンカウンターが設置されている家庭が増えてきましたが、そのカウンターの上、どのように使っていますか？目に付きやすい場所ですから、できるだけおしゃれに見せたいですね。カウンター上収納のコツをみていきましょう。

キッチンカウンターの上の収納

キッチンだけでは溢れてしまう収納。キッチンカウンターがあるならカウンターの上も収納スペースとして使いたいものです。けれど雑然とモノを置くと見た目にも汚く気分もへこみそうです。キッチンカウンターの上を収納として賢く使いながらもおしゃれに見せたい……。そんな方法とアイテムを探ってみましょう。

お洒落なラックを置く

キッチンカウンターの上に置くことができるお洒落なラックはたくさんあります。ラックがあればキッチンの中に納まりきらないものを収納できます。ラックを置くときのポイントは、お部屋の雰囲気を壊さないようにお部屋とキッチンに合ったものを選ぶ事です。キッチンカウンターはキッチンとダイニング・リビングをつないでいて、くつろぎの空間から目に入る場所です。手を抜かずにラックを選びましょう。

化粧板やプラスチック素材は安価ですがお部屋の雰囲気に合っていますか？スチールやステンレス素材にして、ラックのものをあえて見せて収納する方法や、アンティークのラックを探してみるなど、焦ってラックを買わずにゆっくり時間をかけて探すのも素敵です。

パッケージをそのまま出さない

カウンターの上という見える場所に収納する場合、調味料や食材をそのまま置くと、まるでスーパーの棚のようになってしまってパッケージがおしゃれさを半減させてしまいます。
バスケットに入れて、バスケットをラックに乗せるといった方法や、100円ショップのおしゃれな缶やケースに移し替えてラックに乗せるなど、ひと工夫することでカウンターの上がお洒落なカフェ風に早変わりです。

観葉植物やハーブ

カウンターの上をお洒落に演出するには、観葉植物やハーブの鉢を置いてみましょう。特にハーブは料理にも使えるので、いつでもフレッシュなものを摘むことができて便利です。グリーンが一つあるだけで空間の雰囲気が変わりますよ。見せたくないパッケージのアイテムなどを空間の都合でカウンターの上に置く時きも、グリーンでうまく目隠しすればさりげなくごまかすことも可能です。

つり下げる収納

カウンターの上の空間も収納として使うことができます。賃貸でなければ、天井に吊戸棚を付けて収納スペースを賢く増やす方法も。吊戸棚にはキッチンペーパーやラップ、ふきんなど軽いものを収納するようにしましょう。
つり下げる収納だけを使い、カウンターの上には何も乗せないようにすると圧迫感や雑然とした感じが無くなり、カウンターまわりがよりスッキリ見えます。

瓶、缶を使う

収納棚を使っても良いですが、わざわざ棚を買わなくても家にあるものを収納に使うことができます。例えば瓶にお菓子やカトラリー、調理器具を入れて並べるとお洒落です。缶も海外からの輸入製品のお洒落な缶を使うと、それだけで素敵なインテリアになります。

見せたくない細々したもの

細々したアイテムで見せたくないものは、バスケットなどに収納しましょう。そのままラックに乗せても良いし、カウンターの上に置いても良いです。適当な大きさのバスケットを一つ用意しておいて、「とりあえず散らかりそうなものはここに入れておく」というルールを決めておくだけでも、カウンターの上がスッキリします。

賃貸でもできる、キッチンカウンターDIY

カウンターの上に収納を取り付けたいけれど、家を傷つけたくない、賃貸に住んでいる等の場合でもできるDIYがあります。それがディアウォールを使う方法。ディアウォールとは床と天井の間（この場合はキッチンカウンターと天井）に長さに合わせてカットしたツーバイフォー材を取り付け、固定するための設置器具です。ツーバイフォー材の好きな場所に穴をあけたり、棚を取り付けるなどして自分で好みの収納を作る事ができます。
ディアウォールを設置する場所も使い方も自分次第。ディアウォールを製造販売している若井産業では、ディアウォールの使い方のコンテストも行われています。カウンターの壁側のエンドに一つ、もしくは両端にディアウォールを使って柱を作り、好みの高さに台を設置してカウンターの上に自分で収納棚を作ってしまう、という方法も。設置場所と希望の使い方で無限大に可能性が広がります。
参照:若井産業株式会社 HI営業部

カウンター上収納の鉄則は、「見える」「見られる」場所であることを意識する

キッチンカウンターの上はリビング、ダイニングからよく見える部分です。カウンター上収納は見られるエリアであることを意識し、見られても良い「見せる」ことを意識した収納にするとおしゃれになります。
また、グリーンを一つ置くだけでもおしゃれ度がアップ！特にハーブは料理に使うこともできますので、実用性も兼ね備えています。見られたくない細々したものはバスケットにまとめて入れて収納ラックに入れてしまうなど、細かい工夫をしてカウンターの上がすてきに見えるようにしましょう。