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キャリアアップ助成金とは?条件や申請方法などを解説

法人の電力ニュース

キャリアアップ助成金は、有期雇用労働者(派遣労働者など)の「キャリアップ」を促進した事業主を助成する制度(厚生労働省)。ここでいう「キャリアアップ」とは、正社員化や処遇改善(賃金増額など)、人材育成などの取り組みを指す。助成の対象には、民間事業者に加え、公益法人や医療法人、NPO法人なども含まれる。


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更新日
2021年6月23日

キャリアアップ助成金は、有期雇用労働者(派遣労働者など)の「キャリアップ」を促進した事業主を助成する制度です(厚生労働省)。

ここでいう「キャリアアップ」とは、正社員化や処遇改善(賃金増額など)、人材育成などの取り組みを指します。

助成の対象には、民間事業者に加え、公益法人や医療法人、NPO法人なども含まれます。

以下の7コースがあり、それぞれで要件や支給額などが異なります。

コース名概要
⒈正社員化コース有期雇用労働者等を正規雇用労働者等に転換、もしくは直接雇用した場合に助成
⒉賃金規定等改定コースすべてもしくは一部の有期雇用労働者等の賃金規定等(基本給)を増額改定・昇給した場合に助成
⒊健康診断制度コース健康診断制度を新たに規定し(有期雇用労働者等が対象)、延べ4人以上が実施した場合に助成
⒋ 賃金規定等共通化コース有期雇用労働者等の賃金規定等について、正規雇用労働者と共通の職務等に応じた内容を新たに作成・適用した場合に助成
⒌諸手当制度等共通化コース有期雇用労働者等の諸手当制度について、正規雇用労働者と共通の制度を新たに設置・適用した場合に助成
⒍選択的適用拡大導入時処遇改善コース有期雇用労働者等の社会保険の適用を拡大した場合などに助成
⒎短時間労働者労働時間延長コース短時間労働者による労働時間の延長や処遇改善した場合などに助成

上記のうち最も申請ニーズが高いのが「正社員化コース」です。

同コースでは、派遣労働者などの有期雇用労働者を正規雇用労働者等に転換、もしくは直接雇用した場合に助成されます。

正規と非正規の労働者による待遇格差の広がりが社会問題となる中で、両者の差を縮める意図が背景にあるようです。

今回は「正社員化コース」の概要や申請条件、申請方法などを解説します。

正社員化コースの概要

正規雇用労働者などへの転換を促す「正社員化コース」ですが、転換パターンには以下の3種類があります。

  • 有期雇用から正規雇用に転換
  • 有期雇用から無期雇用に転換
  • 無期雇用から正規雇用に転換

それぞれのパターンで支給額も異なります。

取り組みごとの支給額

ちなみに「正規雇用労働者」の定義には、勤務地限定正社員と職務限定正社員、短時間正社員も「多様な正社員」として含まれています。

正社員化コースの受給条件

7コースで共通の受給条件としては、以下の5つが挙げられています。

  1. 雇用保険適用事業所の事業主であること
  2. 雇用保険適用事業所ごとに「キャリアアップ管理者」を置いている事業主であること
  3. 雇用保険適用事業所ごとに、対象労働者に対して「キャリアアップ計画」を作成すること。さらに管轄労働局長の受給資格の認定を受けた事業主であること
  4. 労働条件や勤務状況、賃金の支払い状況等を明らかにする書類を整備し、賃金の算出方法を明らかにできる事業主であること
  5. キャリアアップ計画期間内に、キャリアアップに取り組んだ事業主であること

ここでいう「キャリアアップ管理者」とは、有期雇用労働者等のキャリアアップに取り組む人間を指します。

管理者になるための条件として、キャリアアップに取り組むために「必要な知識や経験を有していると認められる方、もしくは事業主や役員」とされています。

キャリアアップ管理者は、雇用保険適用事業所ごとに設置する必要があります。複数の事業所のキャリアアップ管理者を1人が兼任することはできません。

また「キャリアアップ計画」は、申請に向けた最初のステップで作成する必要がある書類です。

ここに有期雇用労働者等のキャリアアップ施策の概要を記載します。主に対象者や目標、計画期間(3年以上5年以内)、取り組み内容などが求められます。

キャリアアップ計画書の記入例

さらに正社員化コースの場合、「対象者に年齢制限を設けている場合は、支給対象とならない」「就業規則で定められた規定通りに転換されていないと支給対象にならない」など、押さえておくべきポイントがあります。

正社員への転換は完了したけれど、就業規則に不備があったため支給されなかった、といった事態も起きかねません。

ありがちな不備としては、以下のような例が挙げられています。

不備の事例

出典:キャリアアップ計画書をご提出された事業主のみなさまへ|厚生労働省

次のような注意事項も踏まえ、抜け漏れや誤りのないよう進めていく必要があるでしょう。

正社員化コースの申請方法

申請の流れは以下のようになります。

⒈キャリアアップ計画の作成・提出(取り組み実施の前日までに提出)
事業所ごとに前述の「キャリアアップ管理者」を設置しつつ、キャリアアップ計画書を作成します。計画書については、「有期雇用労働者等のキャリアアップに関するガイドライン」に沿いながら作成することが求められます。また労働局・ハローワークによる援助を受けつつ進め、最終的に認定を受ける必要があります。
⒉就業規則等に転換制度を規定
改訂後の就業規則は、労働基準監督署に届け出る必要があります。
⒊就業規則等に基づいて正社員等へ転換
転換後の雇用契約書や労働条件通知書を対象労働者に交付する必要があります。
⒋転換後6ヵ月分の賃金の支払い
転換後(6カ月間)の賃金は、転換前(6カ月間)と比べて3%以上増額されている必要があります
⒌支給申請
6カ月分の賃金を支給した非の翌日から起算して、2ヵカ月以内に支給申請する必要があります。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。