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電気代の節約方法!年2.5万円以上安くする方法も

電気代の節約方法!年2.5万円以上安くする方法も

「電気代を節約したい……」
「電気代を安くする方法を知りたい……」

電気代の節約について、悩まれている方は多いのではないでしょうか。

本当に効果のある節約方法がわからなかったり、何から試すと効率よく電気代を安くできるかわからない方もいるでしょう。

実は、電力会社・電気料金プランの見直しで、年2.5万円以上の節約効果が期待できるなど、効果的な節約方法はきちんとあります。

そこで、効果的に電気代を節約できる方法をまとめました。今日から実践できるアイデアばかりなので、「電気代を安くしたい!」という方は、ぜひ試してみてくださいね。

電力会社を変えると年間平均
25,009
節約できます!
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旧一般電気事業者の自由料金プランから切り替えた場合の節約額をシミュレーションします。別のプランをご利用の場合は「お使いの新電力と比較する」より、電力会社をお選びください。 (比較対象の電気料金プランについて)
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お使いの新電力と比較する
エネチェンジ利用規約 」をご一読いただき、内容に同意いただけましたら、上のボタンを押してください。
 

更新日
2024年1月29日

電気代の節約術1)電力会社の契約を見直す

最も効果的な電気代の節約方法は、電力会社との契約を見直すことです。コツコツ節電するよりも手軽なので、まずはじめに挑戦してみると◎

電力会社を切り替える

電力会社・電気料金プランの見直しをすると、年間の電気代を平均25,009円以上(※)節約できる効果が期待できます。

※エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2023年10月1日~2023年12月31日)

一口に電気料金プランといっても、使用量の多いご家庭向けのものや、ポイント還元の特典がついているものなど、さまざまな種類があります。電気代を節約するためには、それぞれのライフプランに対して、最適な設定の電気料金プランに切り替える必要があります。

アンペア数を変更する

一部地域を除き、一般的な電気料金プランは契約アンペア数によって基本料金が変わります。アンペア数が小さくなるほど基本料金は安くなるので、変更すれば電気代は安くできます。

ただし、電気代が安くなるからといって、家電などの電気の使用状況に合っていない小さすぎるアンペア数に切り替えると、すぐにブレーカーが落ちるようになるので、注意しましょう。

電気料金の支払い方法を見直す

電気料金の支払い方法には、口座振替・クレジットカード・振込用紙などがあります。このうち振込用紙による支払いは、電力会社や電気料金プランによっては発行手数料がかかることがあります。手数料などが発生しない口座振替や、クレジットカードによる支払いがおすすめです。

電力会社によっては口座振替専用の割引特典が用意されていることもあるので、クレジットカードによる支払いで貯まるポイントと比べてどちらがお得か、一度シミュレーションしておきましょう。

新規申込特典がある電力会社に切り替えるのもおすすめ!

電力会社のなかには、Amazonギフトカードがもらえたり、電気料金をキャッシュバックしてくれたりといった、魅力的な新規申込特典を用意している会社も少なくありません。こうした特典も含めて電気代の節約につなげるのも、電力会社を選ぶ際の賢い方法ですよ。

 

電気代の節約術2)家電の使い方を見直す

家電の使い方に少し気をつけるだけで、電気代は節約できます。ここでは、家電の使い方に関するお手軽な節電テクニックをまとめました。
本章で紹介されている節約額の出典は、経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」です。

電力消費の多い家電から節電すると◎

【冬】電気の使用割合が多い家電ランキング

順位家電名電気の使用割合
1位エアコン17.0%
2位冷蔵庫14.9%
3位給湯12.6%
4位照明9.2%
5位炊事7.8%
6位待機電力5.5%
7位テレビ・DVD4.2%
8位電気ストーブ3.8%
9位洗濯・乾燥機2.2%
10位こたつ2.1%

11位以下は、電気カーペット(1.8%)、パソコン・ルーター(0.9%)、温水便座(0.6%)、その他(9.4%)です。
出典:冬季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁

【夏】電気の使用割合が多い家電ランキング

順位家電名電気の使用割合
1位エアコン38.3%
2位照明14.9%
3位冷蔵庫12.0%
4位テレビ・DVD8.2%
5位炊事7.8%
6位待機電力4.0%
7位給湯3.1%
8位洗濯・乾燥機1.8%
9位パソコン・ルーター0.7%
10位温水便座0.3%

11位以下は、その他(8.8%)です。
出典:夏季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁

上の表は、一般家庭における家電の消費電力の割合です。電気代を節約したいなら、消費電力量の多い家電から節電に取り組むのが効率的。夏季・冬季ともに割合が多い「エアコン」「冷蔵庫」「照明」などから、使い方を見直してみるのがおすすめですよ。

エアコンの電気代を節約する方法

エアコンは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

冷房時の室温目安は28度・暖房時の室温目安は20度

エアコンは、室温を設定温度にしようとする際に多くの電力を消費します。そのため、室温と設定温度の差が少ない方が電気代の節約につながります。あくまでも目安ですが、冷房時は28℃、暖房時は20℃がよいとされています。冷暖房時に設定温度を1℃調整するだけで、電気代の節約につながります。

冷房時
設定温度を27℃から28℃に上げた場合、年間30.24kWhの省エネとなり、電気代は約940円の節約に。
暖房
設定温度を21℃から20℃に下げた場合、年間53.08kWhの省エネとなり、電気代を約1,650円節約に。

冷房時は外気温度31℃で2.2kWのエアコンを1日あたり9時間使用、暖房時は外気温度6℃で2.2kWのエアコンを1日あたり9時間使用したと仮定して計算しています。

サーキュレーターと併用

暖かい空気は部屋の上部に、冷たい空気は足元に溜まる性質を持っています。サーキュレーターを併用することでこうした空気を循環させ、部屋全体を効率良く暖めたり、冷やしたりすることができます。結果として、設定温度を上げすぎたり・下げすぎたりしなくなるので、電気代の節約につながるというわけです。

サーキュレーターを併用する際は、暖房時と冷房時でエアコンの風向きに注意しましょう。暖房時はエアコンの風向きを下に向けて、サーキュレーターを天井に向けてまわすのが正解。暖かい空気を部屋の下へと送ることで体感温度が上がるので、エアコン設定温度を上げすぎることなく、快適に過ごせますよ。

また、冷房時はエアコンの風向きを水平にし、サーキュレーターを天井に向けてまわしましょう。部屋全体の涼しさを均一化することで体感温度が下がり、エアコンの設定温度を下げすぎる心配もなくなります。

自動運転を利用する

エアコンの電力消費が最も大きくなるのは、電源を入れた直後などに、設定温度まで温度を上下させているタイミング。一度設定温度に達してしまえば、少ない電力で室内の温度を維持することができます。

エアコンの自動運転機能は、強風運転や微風運転などを使い分けながら、効率よく室温が設定温度になるよう調節してくれるので、手動で調節するよりも電気の無駄を抑えることができますよ。

エアコンのフィルターはこまめに掃除

エアコンのフィルターがゴミなどによって目詰まりを起こすと、風の通りが悪くなります。風の通りが悪くなると設定温度に達するまでの時間が長くなるので、結果的に電気代が余計にかかってしまいます。

エアコンのフィルターを1カ月に1回~2回掃除することで、年間31.95kWhの省エネになり、電気代が約990円節約になります。

室外機の周りの環境を整えよう

室外機の周辺に草が生えていたり、物が置いてあったりすると、余分に電力を消費してしまいます。室外機のまわりは常にきれいにしておきましょう。また冬は雪が積もり、室外機の吸い込み口をふさいでしまわないよう、防雪フードなどで対策をすると◎

実はつけっぱなしの方が電気代を節約できる!?

前述の通り、エアコンは室温を設定温度にする際、多くの電力を消費します。そのため状況によっては、こまめに電源をオンオフするとかえって電気代が高くなることもあります。30分程度の外出なら電源をつけっぱなしにするなど、状況に合わせてエアコンを使うとよいでしょう。

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

温度設定を調整する

冷蔵庫の温度設定は、季節に合わせて調整するようにしましょう。例えば、夏ほど食品が傷みやすくない冬は、温度設定を「弱」にすることで電気代を節約できます。また、夏でも温度設定を「強」から「中」へ一段階下げることで、電気代の節約に繋がりますよ。

設定温度を適切に変えることで、年間で61.72kWhの省エネとなり、約1,910円節約ができます。

設置場所を見直す

冷蔵庫が壁や棚などにくっつきすぎていたり、上にものを置いたりしていませんか。このような状態だと、冷蔵庫の放熱がうまくできずに余計な電気代がかかってしまいます。

冷蔵庫の片側だけを壁にくっつけるなど、適切な放熱スペースを確保することで、年間45.08kWhの省エネとなり、約1,400円節約ができます。

食品を詰め込み過ぎないようにする

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、消費電力が大きくなってしまいます。庫内に充分なスペースを空けておくことで年間で43.84kWhの省エネとなり、約1,360円の節約ができます。

また、庫内の温度が上がると消費電力も大きくなってしまいます。温かい食品は冷ましてから冷蔵庫内に入れるようにすると、無駄な電力消費をさらに減らすことができますよ。

扉の開閉時間と回数を減らす

冷蔵庫の扉は、必要な時に必要な時間だけ開けるよう心掛けましょう。冷蔵庫の扉を何度も開け閉めしていたり、開けている時間が長いと冷気が逃げてしまい、余計に電気を使ってしまいます。

冷蔵庫(冷凍庫)の扉を無駄に開閉しないことで年間10.40kWhの省エネに、開けている時間を短くすることで年間6.10kWhの省エネとなり、約510円の電気代が節約できます。

照明の電気代を節約する方法

照明は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

LED照明に買い替える

LED照明は白熱電球と比較して消費電力が小さく、しかも寿命が長いため交換費用も安く済むのがメリット。白熱電球から電球形LEDランプに取り替えることで年間90kWhの省エネになり、約2,790円の電気代が節約できます。
白熱電球の消費電力を54W、電球形LEDランプの消費電力を9W、使用時間を年間2,000時間と仮定して計算しています。

照明をマメに消す

照明器具は点けっぱなしにせず、こまめに消すことで電気代を節約できます。点灯時間を1日あたり1時間短縮するだけで、例えば蛍光ランプなら年間約140円、白熱電球なら年間約610円、電球形LEDランプなら年間約100円の電気代が節約できます。
蛍光ランプの消費電力を12W、白熱電球の消費電力を54W、電球形LEDランプの消費電力を9Wと仮定して計算しています。

また、明るさ調整機能付きの照明を取り入れれば、明るさを暗めに設定するだけでも節電になります。こまめに照明を消すのが面倒な場合は、こちらの節電方法を試してみてくださいね。

テレビの電気代を節約する方法

テレビは次の方法を実践すると、電気代の節電につながりますよ。

明るさを調整する

テレビのバックライトは、テレビの消費電力の大半を占めています。画面を明るくすればするほど消費電力も大きくなるので、節電には明るさの調整が効果的です。機種によっては、周囲の明るさに応じて、自動で画面の明るさを調整してくれる機能が付いている場合も。

32型の液晶テレビの明るさを調節(最大から中へ)することで、年間27.10kWhの省エネとなり、約840円の電気代が節約できます。

電源を切る習慣をつける

テレビを見ない時は電源を切りましょう。機種によっては、テレビを点けたまま寝てしまったり、外出時に消し忘れてしまった場合に、自動的に電源を切るものも。

32型の液晶テレビの電源をこまめに切ることで、年間16.79kWhの省エネになり、約520円の電気代が節約できます。

洗濯機・乾燥機の電気代を節約する方法

洗濯機・乾燥機は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

なるべくまとめて洗濯をする

洗濯機・乾燥機にかかる電気代は、洗濯や乾燥の回数によって決まります。そのため、なるべくまとめて洗濯機・乾燥機を動かした方が、電気代の節約につながります。

洗濯機に定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割の衣類を入れた時よりも、8割まで詰めて洗濯回数を半分にした方が、年間5.88kWhの省エネとなり、約180円の電気代が節約できます。

また乾燥機の場合は、定格容量(5kg)の4割の衣類を入れて毎日使用した時よりも、8割まで詰めて2日に1回のペースにすると、年間41.98kWhの省エネとなり、約1,300円の電気代が節約できます。

「お急ぎコース」を選択する

洗濯回数を減らすためとはいえ、汚れた洗濯物を溜めたくない場合、洗濯モードを「お急ぎコース」「スピードコース」などにして洗濯するのがおすすめ。

通常のコースよりも消費電力が抑えられるほか、機種によってはすすぎ回数や脱水時間などを細かく設定できるので、節水にもつながりますよ。

自然乾燥も取り入れて、乾燥時間を短くする

自然乾燥もするようにして、乾燥機の使用時間を少なくすれば、電気代を節約できます。

乾燥機のみで乾燥させる場合よりも、自然乾燥を8時間行った後に補助的に乾燥機を使った方が、年間394.57kWhの省エネとなり、約12,230円の電気代が節約できます(2日に1回使用した場合)。

トイレの電気代を節約する方法

トイレは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

暖房便座・洗浄水の温度設定を調整する

トイレの電気代は、寒い季節に暖房便座や洗浄水の温度を低めに設定したり、暑い季節に暖房機能をオフにしたりすると節約できます。

貯湯式の暖房便座の設定温度を「中」から「弱」に下げ、冷房が必要な期間中はオフにすることで、年間26.40kWhの省エネとなり、約820円の電気代が節約できます。

また、洗浄水の設定温度を「中」から「弱」に下げると、年間13.80kWhの省エネとなり、約430円の電気代が節約できます。
洗浄水の設定温度による節約金額は、暖房期間の周囲の温度を11℃、中間期の周囲の温度を18℃、冷房期間の周囲の温度を26℃と仮定して計算。

使わないときはフタをする

便器のフタを開けたままにしておくと熱が逃げてしまい、余分に電力を消費してしまいます。使わないときはフタを閉じるように習慣化しましょう。

貯湯式の暖房便座のフタを開けっ放しにするよりも、閉じた方が年間34.90kWhの省エネとなり、約1,080円の電気代が節約できます。

炊飯器の電気代を節約する方法

炊飯器は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

保温機能の使用を避ける

炊飯器の保温機能は便利ですが、長時間の保温は電気代がかかってしまいます。余ったご飯は冷蔵庫にしまい、食べる前に電子レンジで温め直すほうが、消費電力を抑えられます。

電気ポットの電気代を節約する方法

電気ポットは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

長時間使わないときは電源プラグを抜く

電気ポットに限らず、多くの家電製品は電源プラグを差したままにしておくだけでも電力を消費します。長時間お湯を使わない場合は、ポットの電源プラグを抜くと、電気代の節約につながります。また、保温の温度を低めに設定しておいて、必要な時に沸かしなおすのも節電になりますよ。

6時間保温するよりも、保温せず電源プラグを抜いて再度沸かしなおした方が、年間107.45kWhの省エネとなり、約3,330円の電気代が節約できます。

水2.2Lを沸騰させ、1.2Lを使用して残りを保温した場合の節約額。

パソコンの電気代を節約する方法

パソコンは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

ディスプレイの明るさを調整する

多くの電力を消費するのがディスプレイです。パソコン作業に支障が出ない程度に明るさ調整をしましょう。パソコン・モニターによっては、省エネモードを設定できものもあります。

電気代の節約術3)古い家電を買い替える

古い家電と新しい家電を比較すると、最新の省エネ家電のほうが電気代を抑えることができます。資源エネルギー庁によると、10年前の家電を最新の家電に買い替えることで、例えば冷蔵庫なら約40%~47%の省エネになります。実際に冷蔵庫の消費電力について、パナソニック製の冷蔵庫で比較してみましょう。

【年式別】Panasonic製冷蔵庫の年間消費電力
年式モデル年間消費電力
2023年NR-C374GC(365L)341kWh
2011年NR-C370M(365L)380kWh
2006年NR-C375MS(365L)490kWh

同じメーカー・サイズの冷蔵庫でも、年式によって年間の消費電力量に差があります。電気代を試算してみると、2023年式は10,571円、2011年式は11,780円で、1,209円も差があることがわかります。

電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

環境省では「しんきゅうさん」という家電買い替えナビゲーションサービスを提供しています。現在、所有している家電を最新の家電に買い換えると、どのくらい省エネになるかを比較できるので、家電買い替えの際には利用してみてください。

家電を買い替える際は、「統一省エネラベル」を参考にするのもおすすめです。統一省エネラベルとは、「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」(以下、省エネ法)によって定められた家電等の省エネ基準を達成しているかどうか表示したものです。

省エネ性能を高い順に5.0~1.0までの41段階で評価しているだけでなく、基準の達成率や、家電を1年間使用した場合の電気料金の目安などが記載されているので、購入時の目安になりますよ。

出典:統一省エネラベルが変わりました|経済産業省・資源エネルギー庁

電気代の節約術4)冬の暖房器具の使い方を見直す

暖房器具の電力消費量は少なくありません。しっかり見直せば、電気代の節約につながりますよ。
本章で紹介されている節約額の出典は、経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」です。

場所ごと適切な暖房器具を配置する

暖房器具は使用場所によって、適したものとそうでないものがあります。極端な例ですが、広々としたリビングで、狭い空間を短時間温めるための暖房器具を使用すると、電気代が余計にかかってしまいます。次のように、目的に合わせて、適した暖房器具を選べば、電気代の節約につながりますよ。

目的に合わせた暖房器具の選び方
広い空間全体を暖めたい
エアコン
狭い場所だけれど空間全体を暖めたい
ファンヒーター、オイルヒーター
暖めたいスポットがほぼ決まっている
ホットカーペット、電気毛布
短時間だけ使う
電気ストーブ、カーボンヒーター、パネルヒーター
メイン暖房をつけるまでもないけれど手足が寒い、メイン暖房の設定温度を下げて節約したい
こたつ、電気ブランケット、ひざ掛け

ホットカーペットは設定温度を調整

部屋の広さに合ったホットカーペットに買い替えたり、設定温度を調整するのが効果的。

室温20℃で設定温度を「中」に設定して1日5時間使用した場合、3畳用と2畳用を比較すると、年間で89.91kWhの省エネとなり、約2,790円の電気代が節約できます。

また、3畳用のホットカーペットの設定温度を「強」から「中」に下げると、年間で185.97kWhの省エネとなり、約5,770円の電気代が節約できます。

電気毛布を利用する

電気毛布はエアコンと比べると消費電力が少ないため、エアコンで暖まるよりも経済的。タイマー機能の付いているものを使用すれば、使い忘れによる電力の無駄遣いも防止できますよ。

こたつは設定温度などの調整を行う

こたつも設定温度を調整すれば、電気代の節約につながります。寒さが気になるようならこたつ布団に加えて敷布団を取り入れるとよいでしょう。

設定温度を「強」から「中」に下げて1日5時間使用した場合、年間で48.95kWhの省エネとなり、約1,520円の電気代が節約できます。

また、こたつ布団のみの場合と、こたつ布団に上掛けと敷布団を併用した場合を比較すると、年間で32.48kWhの省エネとなり、約1,010円の電気代が節約できます。

同じ部屋で過ごす

家族それぞれが別の部屋で暖房器具を使用すると、電気代が余計にかかってしまいます。家族全員がなるべく同じ部屋で過ごすようにするなどのルールを決めておくと、電気代の節約につながりますよ。

窓に断熱材を貼る

室内を暖めると、その熱は窓などを通して室外に逃げていきます。窓から逃げる熱が多いほど、室内を暖めるための消費電力が増えてしまうので、断熱処理を行うのがおすすめ。窓に断熱シートを貼ったり、断熱機能のあるカーテンをかけるのが一般的な方法です。

電気代の節約術5)ライフスタイルを見直す

ライフスタイルをちょっと見直すだけでも、電気代の節約につながります。ここでは、今日から始められるアイデアをご紹介しましょう。

電気の使い方を把握する

電力会社によっては、月や日、時間単位で電気使用量を教えてくれる契約者向けのマイページを用意しているので、電気の使い方に無駄がないか確認してみましょう。

電気の利用状況がわかれば、休日に電気を使う傾向があるなら外出を増やす、夏季の電気代が気になるようならエアコンの使い方を見直す、といった対策を取れるようになります。

電気の利用状況の把握におすすめなのが、国内最大級の電気・ガス比較サイトが提供する「エネチェンジ・マイエネルギー」。会員登録した人の電力データをベースに、電気の利用状況を確認できたり、使用量の変化をアラートしてくれたり、節電に役立つ情報を提供してくれます。

さらに電力データから、最適な電気料金プランを自動でシミュレーションし、そのまま簡単に切り替えてくれる機能も。無料で利用できるので、ぜひご活用ください。

電気料金が高い時間帯を避ける

オール電化向けプランや、時間帯によって電力量料金単価が変動するプランは、電気の使い方を変えるだけで電気代の節約につなげられます。

例えば、日中の電力量料金単価が高い時間帯は洗濯機の使用を避けて、夜間にずらす方法があります。電力量料金単価の安い時間帯はプランによって異なるので、必ず契約内容を確認しましょう。

こまめに電源を切って待機電力を節約

待機電力とは、電源プラグが差されたままの家電製品が、使用していないときに消費する電力のことを言います。

待機電力が発生しないように、使用していない家電製品の電源プラグはコンセントから抜くように習慣化しましょう。例えばエアコンは使用しない季節だけ、テレビは外出時だけ電源プラグを抜くと◎。

資源エネルギー庁の統計では、待機電力だけで年間およそ7,068円以上の電気代がかかっていると推計しています。

さらに、待機電力による消費電力量は、使っていないときは電源をオフにすることで、年間228kWhから年間184kWhほどにまで節約できるとのこと。さらに、コンセントから抜いてしまうことで、消費電力量は年間116kWhにまで節約が見込めます。これは電気代に直せば年間3,596円の節約効果です。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

出典:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要 |資源エネルギー庁

電気代の節約方法で手軽なのは「電力会社の切り替え」!

電気代の節約には、家電の使い方を工夫するなどのさまざまな方法があります。

電気代を節約する方法
  • 電力会社の契約を見直す
  • 家電の使い方を見直す
  • 古い家電を買い替える
  • 冬の暖房器具の使い方を見直す
  • ライフスタイルを見直す

なかでも手軽に電気代を節約できるのが、電力会社の切り替えです。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけであなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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