【特集】 ヨーロッパと日本の電力自由化のマーケットリサーチ
電力自由化によって、消費者向けの電力やエネルギーの市場はどのような変化をするのでしょうか。この特集では、エネチェンジ独自の視点で読み解いたヨーロッパの電力自由化のマーケットリサーチを中心に、ご紹介いたします。
ケンブリッジからの自由化提言書
本提言は、ケンブリッジ大学工学部EECi(都市エネルギー効率化グループ)博士課程研究員であり、エネチェンジ社アドバイザーの城口洋平氏からの寄稿となります。複数回に分けて、提言の内容を説明していきます。
ケンブリッジからの電力自由化提言書(序文)
本日2015年9月30日に、エネチェンジ社記者会見の場をお借りしまして、英国ケンブリッジで準備してきた「提言書」を発表させて頂きました。多くの新聞記者様やメディアの方々にもご興味をもっていただくことができ、日本の電力自由化に向けて海外に拠点を置く日本人として微力ながらも関われること、大変有難く思っております。
EU各国の電力自由化事例
弊社に所属するデータサイエンティストが、海外の自由化事例として、各自の出身国であるEU各国の電力自由化後の市場と消費者の行動についてレポートいたします。
フランスの電力自由化事情
フランスの家庭向け電力自由化市場は2007年に完全自由化されています。約3100万世帯、市場規模として3兆円もの市場開放でした。その市場はどのような状況になっているのでしょうか。データ分析官のフォース博士(フランス出身、ケンブリッジ大学数学博士)が担当します。
イタリアの電力自由化事情
電力自由化以前は電力・ガスともに国営企業がほぼ独占していたイタリアの電力自由化は、フランスと同じく2007年に始まりました。その市場は現在どういった状態になっているのでしょうか。データ分析官のバッティリ(イタリア出身)が担当します。
ドイツの電力自由化事情
ドイツの家庭向け電力自由化市場は1998年に完全自由化されています。約4000万世帯、市場規模として4.5兆円もの市場開放でした。その市場はどのような状況になっているのでしょうか。データ分析官のテックマン博士(ドイツ出身、ロンドン大学数学博士)が担当します。
日本の電力自由化マーケットは?
それでは、日本の電力自由化市場はどのような状況になっているのでしょうか。
意識調査でわかった、電力自由化を日本の消費者はどのように捉えているか
博報堂エネルギーマーケティング推進室が行った電力小売自由化についての生活者の意識調査をもとに、エネチェンジ独自の分析・視点を加えて、日本の電力自由化市場がどうなるのかを予測していきます。
イギリスの電力自由化事例から見る、電力自由化とは
電力自由化の先進国であるイギリスの事例を参考に、電力小売りの全面自由化とは、そして自由化されることで何が起きるのかを連載した全三回のシリーズです。
第一回:電力会社を自由に選べるってどういうことだろう?
日本の電力小売りがこれまで規制市場だった理由を踏まえて、2016年以降に自由化で何が起きるのかをご説明いたします。
第二回:2016年、自由に電力会社を選び、電気を購入できるようになる
電力会社を選ぶことが可能になると、消費者にとってどんな変化が起きるのかについて、イギリスの事例をもとにご説明いたします。
第三回:より安く、より自分にあった会社・プランを選べる時代へ
イギリスの消費者への電力会社の選び方に関する意識調査を踏まえながら、イギリスのスイッチングサービスがどのような役割を担っているのかをご紹介いたします。
電力自由化の情報全般
エネチェンジでは、この他にも電力自由化の情報全般を「電力自由化を知る」カテゴリとして発信しています。ぜひあわせてご覧ください。