J:COM電力が提供形態を変更 サービスは休止する?
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J:COM電力が提供形態の変更をすることになりましたが、契約者にはどのような影響があるのでしょうか。「提供形態が変わるだけで休止じゃない?」など気になっている方向けに、詳しく解説していきます。
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- 更新日
- 2024年6月19日
J:COM電力が小売電気事業の提供形態変更
J:COM電力が小売電気事業の提供形態を変更する理由、期間、契約者への影響についてまとめました。
提供形態変更は2024年4月1日から
J:COM電力は、安定的なサービス継続を目的として、2024年4月1日から提供形態を変更しました。2024年4月以降は、住友商事株式会社が小売電気事業者になり、J:COM電力はその電力を販売する取次事業者になります。
北海道電力エリアは引き続きJCOM株式会社が小売事業者となり、サービス名も「J:COM電力」から変更はありません。
また、2024年4月4日から「J:COM電力」の新規申し込み受付は停止しており、4月4日以降に申し込んだ場合の電気サービスは「J:COMでんき」となります。J:COMでんきでは電力量料金の割引率がJ:COM電力とは異なるほか、J:COM電力の算定方法に含まれていた電源調達等調整額が廃止されています。
なお、J:COM電力では同時期に料金体系の見直しも実施されました。電気料金の費用項目である燃料費調整単価の算定方法が変更されたほか、電源調達等調整額も値下げされています。改訂金額はエリアによって異なるので、気になる人は公式サイトから確認しておきましょう。
- 【J:COM電力】変更前の電気料金
- 11,495円
- 【J:COM電力】変更後の電気料金
- 10,621円
- J:COMでんきの電気料金
- 8,041円
東京電力エリアで「従量電灯B」(40アンペア)を契約。電源調達等調整額は変更前が12円62銭/kWh、変更後が1円80銭/kWh。燃料費調整額は変更前が-2円36銭/kWh、変更後が2円81銭/kWh。再生可能エネルギー発電促進賦課金は変更前が1円40銭/kWh、変更後が3円49銭/kWh。電気・ガス価格激変緩和対策事業の値引き分-3円50銭/kWhも含まれています。
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電力会社を乗り換えるなら、事前のシミュレーションが大切。まずは、おすすめの乗り換え先候補をご紹介します。TERASELでんき
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コスモでんき
J:COM電力から電力会社を切り替える方法
J:COM電力の提供形態は変わりますが、休止などによって急に電気が使えなくなることはありません。
今回のお知らせを見て、J:COM電力から切り替えを検討している方は、早めに新しい電力会社を探しておくとよいでしょう。電力会社を切り替える際は、次の手順で進めると「切り替えたら電気代が高くなった!」という失敗も少なくなります。
- 現在の契約内容・使用状況を確認する
- 乗り換え先の電力会社を複数社比較する
- 新しい電力会社と契約する
- 切り替え完了の通知がきたら確認をする
ご自身でJ:COM電力への解約手続きは不要。J:COM電力の電力サービス自体に解約金の設定はありませんが、J:COMの他サービスとのセットプランを契約している場合は発生する可能性があります。契約内容を確認しましょう。
切り替え先の電力会社を探す際は、国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」がおすすめ。郵便番号などを入力するだけで、節約につながる電力会社を見つけられますよ。そのまま申し込みもできるので、ぜひご活用ください。
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