エアコンのドライとは?冷房とドライ(除湿)はどう使い分けたらいいの?

この記事の目次
エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能はどう使い分けたら良いのでしょうか?2つの機能の違いと正しい使い分け方を知っておきましょう。
- 更新日
- 2020年7月17日
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2020年1月1日〜13日)
まずはエアコンのエアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能の違いを知っておこう!

エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能は、正しく使い分けることでエアコンを快適に使っていくことができます。
上手に使い分けていくために、まずは2つの機能の違いを知っておきましょう。
エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能って何がどう違うの?
エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能は、以下のようにそれぞれ目的が異なります。
- エアコンの冷房機能とは
- 部屋の温度を下げることを最優先とした機能
- エアコンのドライ(除湿)機能とは
- 部屋の空気中の湿度を下げることを最優先とした機能
冷房は室内の温度を下げたい場合、ドライ(除湿)は室内の湿度を下げたい場合、といったように使い分けていくことができます。
エアコンのドライ(除湿)機能は「弱冷房除湿」と「再熱除湿」がある
エアコンのドライ(除湿)機能には、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」という2つの種類があります。エアコンのドライ(除湿)機能を使う際は、この2つの機能を使い分けることでさらに快適に過ごすことができます。それぞれの機能の違いは以下のようになります。
- 弱冷房除湿
- 部屋の温度を下げつつ(冷房しつつ)部屋の湿度も下げる
- 再熱除湿
- 部屋の温度を下げないよう湿度だけを下げる
弱冷房除湿は室内の湿度も温度も下げたい場合、再熱除湿は室内の湿度のみを下げたい場合、といったように使い分けていくことができます。
エアコンの電気代が気になるなら「電力会社切り替え」がおすすめ
エアコンの「弱冷房除湿」と「再熱除湿」は、かかる電気代も異なります。「再熱除湿」は、除湿のため温度を下げた空気を温め直してから部屋に戻しているため、「弱冷房除湿」よりも電気代が多くかかります。
エアコンを使い始める季節になると、電気代が上がって家計の負担になる······という方も多いでしょう。電気代を節約したいなら、電力会社・プランの切り替えが効果的。プランと一口に言っても、基本料金が0円のプランや、週末の電気代が安いプランなどさまざまな種類があります。ぴったりのプランを選ぶと節約になるんですよ。
「エネチェンジ電力比較」では、郵便番号などの条件を入力するだけでぴったりのプランを見つけられます。節約額の目安もひと目でわかるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能の違いやそれぞれのしくみについて、詳しくは以下の記事でご説明しています。
エアコンの冷房機能とドライ(除湿)機能は気温や湿度によってこう使い分けていこう!

エアコンの冷房機能と2つのドライ機能、それぞれの目的と違いがわかりました。
それでは次に、それらをどう使い分けていったら良いのかを見ていきましょう。
エアコンの冷房、弱冷房除湿、冷房除湿の使い分け方
エアコンの冷房、弱冷房除湿、冷房除湿は、気候や湿度によって以下のように使い分けていきましょう。
- Q.肌寒いけれど湿度が高い場合は?
- A.再熱除湿を使いましょう。
再熱除湿は室内気温を下げずに除湿を行うため、肌寒く湿気が多い日に最適です。 - Q.少し暑くて湿度も高い場合は?
- A.弱冷房除湿を使いましょう。
弱冷房除湿は冷房しつつ除湿も行うため、気温が少し高く湿気も多い日などに最適です。 - Q.真夏並の気温でとにかく暑い場合や、蒸し暑い場合は?
- A.冷房機能を使いましょう。
室内気温が高い場合は冷房で室内気温を下げることを優先しましょう。
上記のように、室内気温や湿度によってエアコンの機能を上手に使い分けていきましょう。ポイントとしては、気温が低めで湿気が多い梅雨時期は「弱冷房除湿」や「再熱除湿」が役立ち、真夏になると「冷房」が役立つ、と覚えておくと使い分けやすいでしょう。
エアコンの冷房とドライ(除湿)を使い分けながら電気代も節約していきたい!

エアコンを使う夏はエアコンにかかる電気代が気になります。
エアコンにかかる電気代は、使う機能によっても異なり、夏に使われる機能の中では再熱除湿>冷房>弱冷房除湿の順に電気代が多くかかります。
エアコンの機能ごとの電気代の違いについて、詳しくは以下の記事でご説明しています。
気温や湿度によってエアコンの冷房、ドライ(除湿)機能を使い分け快適に過ごしながら電気代も節約していくためには、ご家庭に見合った電気料金プラン選びがとても大切です。