クーラーの電気代、1時間あたりいくら?

電気代の節約、節電テクニック

夏の暑い時期はクーラーに頼りがち。ですが、クーラーの電気代はとっても気になりますよね。クーラー1時間あたりにかかる電気代を調べてみました。

暑さが厳しい最近の日本の夏。熱中症を避けるためにも、暑さに我慢せず適度にエアコンを使ったほうが良いのですが、電気代も気になりますよね。快適に過ごしたものの、請求書を見てビックリ……という事態は避けたい。そんな人のために、クーラーの電気代、1時間あたりの目安を調べてみました!

更新日
2017年6月23日
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クーラーを使うと電気代が高くなる?!

例年のように日本各地で「最高気温」の記録が塗り替えられています。今年もまたあの暑い夏がくるのか……、とすでにげんなりしている人もいるかもしれません。
暑い夏を少しでも快適に過ごすためには、窓をあけて部屋の風通しを良くしたり、扇風機で体感温度を下げたり、緑のカーテンを作ったり、と様々な方法がありますが、あまりに気温が上がりすぎるとエアコンのクーラー機能を使うことが一番簡単。しかし気になるのは電気代。クーラーを使うと電気代がとても高くなるイメージがあります。いったい、クーラーの電気代はどれくらいかかるのでしょうか。

クーラーの電気代を計算してみよう

ところでクーラーの使用にかかる電気代は、どのように求めればよいのでしょうか。

クーラーの電気代を求めるには、「期間消費電力量」から計算する

クーラーの電気代を正確に求めるには、「期間消費電力量」を確認します。期間消費電力量というのは、そのエアコンを1年間、冷暖房で使用した際にかかる電力量の目安です。電気代の計算方法は、

  • 期間消費電力量×1kWhあたりの電力量料金=1年間の電気代の目安

となります。

エアコンは「消費電力」から電気代を計算するのが難しい

通常、家電の電気代を計算するには記載されている消費電力から計算することが可能ですが、エアコンのように運転中に消費電力が大きく変化するものは記載されている消費電力から電気代を計算するのは難しいんです。
エアコンの表示部分にはこのような記載がされています。

  • 定格冷房能力2.8kW(0.4kW~4.2kW)消費電力600W(110W~1,100W)

これは、冷房2.8kWの能力を発揮する際に600Wの消費電力を使用する、ということ。つまり、室内を冷やしている間だけ600Wの消費電力を必要とするということで、エアコンをつけている間常に600Wの消費電力を使っている、というわけではありません。
消費電力部分に記載されている(110W~1,100W)というのは、最小冷房能力0.4kW運転時の消費電力が110W、最大冷房能力4.2kW運転時の消費電力が1,100W、ということになります。

だから、エアコンの電気代を消費電力から正しく計算するのは難しいんです。今回は、クーラー1時間あたりの電気代の「目安」として計算していきます。
1kWhあたりの電力量料金を27円として計算します。

モデルケース 日立の白くまくん

まずは日立のルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん Wシリーズ RAS-W22G」で計算してみます。この機種は2017年に発売された新しいタイプです。RAS-W22Gは6~9畳での使用に向いている機種です。

1時間あたり

冷房時の消費電力は235W〜850W。1時間あたりの電気代の目安は6.35円〜22.95円

1年間あたり

期間消費電力量は717kWh。年間の電気料金は19,359円
参照:ルームエアコン W・WLシリーズ : 日立の家電品

モデルケース ダイキンのうるるとさらら

次に、ダイキンのエアコンでも調べてみましょう。
ダイキンのウェブサイトのエアコンのページを見ると、いちばん目立つ位置に紹介されているのがうるるとさららです。新うるるさらら7の6畳用、AN22URS-Wで調べてみます。

1時間あたり

冷房時の消費電力は115W~960W。1時間あたりの電気代の目安は3.11円〜25.92円

1年間あたり

期間消費電力量は630kWh。年間の電気代は17,010円
参照:Rシリーズ 製品情報|エアコン|ダイキン工業株式会社

モデルケース 東芝 RAS-B225R

東芝の2017年のエアコン6畳用、RAS-C225Rで調べてみます。

1時間あたり

冷房時の消費電力は160W〜800W。1時間あたりの電気代の目安は4.32円〜21.6円

1年間あたり

期間消費電力量は730kWh。年間の電気代は19,710円
参照:東芝エアコン Rシリーズ:家電製品 Toshiba Living Doors

想像以上に安い電気代

どちらの機種も電気代が非常に安くて驚きます。が、一つ注意したいのは、日立の白くまくんも、ダイキンのうるるとさららも、東芝のRAS-B225Rも、新しい機種だということ。省エネや各種性能に優れたタイプのクーラーです。家電は毎年モデルチェンジし、少しずつ性能がアップしています。その中には当然省エネ効果も含まれているのです。しかしながら、エアコンは毎年買い替えるような家電ではありません。当然ながら、「ウチのは○年前に買ったやつだけど……」という家庭も多いでしょう。

7年前のエアコンの電気代は?

少し古いタイプのエアコンだと、電気代はどれくらいかかるのか?調べてみましょう。
三菱の2010年のエアコン霧ヶ峰 MSZ-22YBをチェック。スペックは近年の製品と変わりません。

1時間あたり

冷房時の消費電力は150W〜690W。1時間あたりの電気代目安は4.05円〜18.63円

1年間あたり

期間消費電力量は760Wh。年間の電気代は20,520円
参照:MSZ-22YB|三菱電機WIN2K
電気代だけをみると最新のタイプとそれほど大きく変わらないのですが、古いエアコンはフィルターが汚れて十分に能力を発揮できていないことがあります。丁寧に掃除をして使えば7年程度前のものでもそれほど電気代は上がらないのではないでしょうか。

使い方でも電気代が変わる

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エアコンの使い方をチェック
古いエアコンでも新しいエアコンでも、ここ7年程度であれば仕様上の消費電力は大して変わらないことが分かりました。けれど注意したいのは、エアコンの使い方。エアコンが稼働するときにできるだけ負荷がかからないように使用すると、消費電力を少なく使うことができるのです。

賢いエアコンの使い方

エアコンを使う時、いくつかの工夫をすると消費電力が上がらないように使うことができます。賢いエアコンの使い方を押さえておきましょう。

暑い時には「風量」を上げる

風が発生すると体感温度が下がります。部屋の中にいて「エアコンが稼働しているけど暑い」と感じたら、温度設定を下げるよりも風量を調整してみましょう。

自動運転モードがおすすめ

最近のエアコンはとても賢くなっています。エアコンの運転モードは「自動」にしておくと、室内の温度に応じて最適な運転モードに切り替わり、少ない電力で効率よく冷房機能を稼働させてくれます。エアコンに任せた温度設定にしましょう。

フィルターをこまめに掃除する

エアコンのフィルターはまめに掃除をすることが大切。フィルター掃除で、エアコンの消費電力は冷房時で4%削減できるんです。フィルター掃除の目安は2週間に1度。新しいエアコンには自動でお掃除する機能がありますが、そういった機能がないエアコンを使っている場合は、こまめにフィルター掃除を心がけましょう。

室外機のまわりにモノを置かない

室外機の周りにモノがたくさん置いてあるようであれば、本格的な夏が来る前に片付けて、風通しを良くしておきましょう。エアコンは室外機の周りの温度が高くなると、運転効率が悪くなって電力をたくさん消費します。室外機の周りの風通しをよくするほか、夕方涼しくなってから室外機の周りに打ち水をしたり、スダレなどで室外機周りにも影をつくるようにすると良いですよ。

クーラーの電気代、1時間あたりの目安

クーラーの1時間あたりの電気代目安がわかりましたね。5、6年程度前のモデルでも、消費電力自体はあまり変わりません。
ただし、基本の消費電力が少なくても、フィルターが目詰まりしていたり、室外機の周りの温度が高くなると消費電力が上がり、結果として電気代も高くなってしまいます。リーズナブルにクーラーを使うには、こまめに掃除をしたり、室外機の周りの温度が上がらないように工夫をするなどの「ちょっとした手間」も必要ですね。

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