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熊本電力のトラブルまとめ ヱビス電力とフラワーペイメントとは?

熊本電力のトラブルまとめ ヱビス電力とフラワーペイメントとは?

この記事の目次

熊本電力からフラワーペイメントへ契約上の地位の移転がされた、というメールがフラワーペイメントから熊本電力の契約者向けに届いたことから始まったトラブル。2021年2月3日以降、熊本電力・フラワーペイメント双方から契約者に現状報告や契約に関するメールが送られて情報が錯綜(さくそう)、2月7日には熊本電力の公式サイトにおいて「地位の移転の承認・不承認の回答」の協力のお願いが掲載されました。

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更新日
2022年3月25日

熊本電力が事業を停止

2022年3月22日、熊本電力株式会社が電力の小売事業を停止しました。エネルギー価格の高騰に伴い、電力卸売市場などからの電力調達コストが難しくなったことが停止の原因とのことです。

エネチェンジでは、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電力会社・電気料金プランが見つけられます。お得なキャンペーンを実施している電力会社も多く、そのまま申し込めるのでチェックしてみてくださいね。

【切り替えはお早めに】熊本電力と一般送配電事業者との契約が解約されました

熊本電力と一般送配電事業者との送電の契約が2022年3月21日で解約された連絡が、一般送配電事業者から契約者宛に届いているとSNSなどで上がっています。一般送配電事業者は、主に電気を各家庭に届ける事業を行っている事業者。無契約となりますので、新しい電力会社への切り替えが必要になります。なお、新たな小売電気事業者との契約締結期限日は2022年4月21日までとなっています。

一般送配電事業者との契約が解約となったのは、熊本電力株式会社(小売電気事業者登録番号=A0320、本社所在地=熊本県熊本市)。フラワーペイメント株式会社の子会社である熊本電力株式会社(小売電気事業者登録番号=A0549、本社所在地=東京都千代田区丸の内)は異なるので、契約内容を確認しましょう。

熊本電力をご契約中で不安な方は、エネチェンジにご相談ください

「熊本電力を契約中で不安」「熊本電力から切り替えたいけど、どの電力会社がいいかわからない」などお悩みの方は、エネチェンジの専用窓口までご連絡ください。電気のプロが、あなたにぴったりの電力会社・電気料金プランをご案内します。もちろん、費用は一切かかりません。

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熊本電力に関する情報まとめ

熊本電力に関する情報を新しい順にまとめました。現在、熊本電力を契約中の方はチェックしてみてくださいね。

【3月中旬】ヱビス電力への承継の連絡が届く

熊本電力と契約者との契約をヱビス電力(株式会社シグナストラスト)に承継する方針が決まった連絡が契約者に届いている、とSNSなどで声が上がっています。熊本電力は新規申し込み受付も停止しています。

ヱビス電力を運営する株式会社シグナストラストは、2011年12月設立の会社。一般家庭向けだけでなく、法人向けの電力サービスも販売しています。またエビス電力は独自の燃料費調整額を電気料金に加算しています。東京電力や関西電力など旧一般電気事業者の燃料費調整額単価より割高な設定になっていて、月の電気代が数百〜数千円程度上がる可能性もあるため、しっかり確認しましょう。

燃料費調整額とは発電に必要なLNG(液化天然ガス)や原油などの燃料の価格変動を電力量料金に反映させるためのもの。エビス電力を含めて一般的な電気料金プランは基本料金(または最低料金)+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金に消費税を加えて、電気代として請求します。旧一般電気事業者とは北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を指します。

新しい電力会社に切り替える方法

ニュースなどの情報をチェックして、不安に感じている方も少なくないのでは。選択肢として、東京電力エナジーパートナーや関西電力など旧一般電気事業者、他の新電力に切り替えを検討するのも一案です。ご家庭にぴったりの電力会社を選ぶには、複数社のプランを比較するのが大事。

電気ガス比較サイト「エネチェンジ」では、テレビCMでおなじみのENEOSでんきやソフトバンクでんきなど数ある電力会社の中から、ご家庭にマッチしたものを見つけられます。「いいな」と思った電力会社があれば、そのまま申し込めますよ。

また、新しい電力会社に申し込みをすると、一般的に直近の検針日に新しい電力会社に切り替わります。期間は、だいたい2週間から1カ月程度を見込んでおくとよいでしょう。

【2022年3月11日】経済産業省が再生可能エネルギー発電促進賦課金を納付しない電気事業者として熊本電力を公表

2022年3月11日、経済産業省は「再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します」というタイトルのニュースリリースを発表。熊本電力の社名が公表されました。

出典:再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します|経済産業省

【2021年9月30日】熊本電力が仮処分命令決定を公式HPで報告

熊本電力は2021年9月30日に公式HPで「仮処分命令決定」のお知らせを掲載。2021年2月からつづいている、フラワーペイメントとの契約上の地位の移転に関するトラブルの続報です。

裁判所から、契約者との間で電気を供給する契約があるのは熊本電力である、という熊本電力側の主張を仮に認めることが決定したと発表しています。

当社は、フラワーペイメント株式会社(以下「フラワーペイメント」といいます。)及び当社と同じ商号「熊本電力株式会社」に変更登記した旧オンブレナジー株式会社(以下「オンブレナジー」といいます。)に対し、当社が電気供給をしているお客様(需要家)を不当に奪われたとして、東京地方裁判所に対し、当社が需要家との間で電気需給契約上の地位にあることを仮に確認することを求める仮処分命令を申立てておりましたが(以下「本件仮処分手続」といいます。)、令和3年7月15日付で同裁判所から仮処分決定が出されました。

本件仮処分手続において、当社はフラワーペイメントに違法なスイッチング行為をされ、顧客である需要家を不当に奪われたものであると主張していました。すなわち、フラワーペイメントは、当社のIDを不正に利用してスイッチング支援システムにアクセスし、無断でスイッチングを行った上、当社の顧客に対し、あたかも当社と需要家との間の契約上の地位の移転を受けたかのように装うといった違法行為を行ったものであると主張していました。

これに対し、フラワーペイメント側は、当社の前代表者からの申し入れにより、当社と需要家との間の契約上の地位の移転がなされ、当該地位の移転に基づきスイッチングを行ったと主張していました。

このように双方の主張が対立していたなか、裁判所は、フラワーペイメントの主張する契約上の地位の移転・スイッチングに根拠がないとの前提で、下記主文のとおり、お客様との間で電気を供給する契約があるのは当社であることを仮に認めるという内容の仮処分命令決定を出しました。
(なお、下記の「債権者」とは当社のことを指し、「債務者ら」とはフラワーペイメントおよびオンブレナジーを指します。)

債権者と債務者らとの間で、債権者が別紙需要家目録記載の需要家との間の電気需給契約上の地位にあることを仮に確認する。

以上

出典:仮処分命令決定のお知らせ|熊本電力

【2021年5月26日】熊本電力が経営陣の刷新を公式HPで報告

熊本電力は2021年5月26日に公式HPで「【重要】経営陣刷新のご報告」を掲載。主に新たな代表取締役が就任したことや、新電力のサステブルエナジーとの関係性について書かれています。

平素より大変お世話になっております。熊本電力でございます。

年頭よりこの度の問題に関しまして、ご迷惑とご心配を長らくお掛けおかけしておりますこと、
誠に申し訳ございません。衷心よりお詫び申し上げます。

さてこの度、弊社前代表取締役であった竹元一真は、破産手続き開始決定を受け、
それに伴い、竹元一真は退任し、新しい代表取締役として浮谷一弘が就任いたしました。
新しい体制にて熊本電力を運営して参ります。
お客様方にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんが、一刻も早く体制を立て直し、
この事態を終息させるべく全力を尽くす所存でございます。
また、現体制においては、弊社とサステナブルエナジー株式会社、また竹元一真とは一切の関連はございません。

誠に恐縮ではございますが、今後とも熊本電力を宜しくお願い申し上げます。

出典:【重要】経営陣刷新のご報告|熊本電力

【2021年5月11日】経済産業省が再生可能エネルギー発電促進賦課金を納付しない電気事業者として熊本電力を公表【2度目】

2021年5月11日、経済産業省は「再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します」というタイトルのニュースリリースを経済産業省が発表。

熊本電力が再生可能エネルギー発電促進賦課金を期限内に納付しない、という公表は2021年4月13日にもあり、今回が2度目となります。

経済産業省は、再生可能エネルギー特別措置法第34条第3項の規定に基づき、費用負担調整機関から、納付金(電気の使用者から支払われた賦課金)を期限までに納付せずに督促を受けた電気事業者が、督促状により指定された期限(令和3年5月10日)までに納付金を納付しない旨の通知を受けたため、同条第4項の規定に基づき、当該電気事業者を公表します。

電気事業者名
熊本電力株式会社(A0320)

納付金の状況
令和3年4月30日(金曜日)を納付期限とした納付金について同日までに納付がなく、督促状により令和3年5月10日(月曜日)を期限に督促したが同日までに納付していない。

背景
納付期限までに納付金の納付がない電気事業者については、費用負担調整機関が督促状により期限を指定して納付を督促することとなっており、当該期限までに納付がない場合は、費用負担調整機関は経済産業大臣に通知し、経済産業大臣は当該電気事業者名と督促状により指定された期限までに納付金を納付していない旨を公表しなければならないこととなっています。(法第34条第1項、第3項、第4項)

出典:再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します|経済産業省

【2021年4月28日】熊本電力の関係会社TakeEnergyCorporationが破産手続き開始

2021年5月7日、帝国データバンクが公式HP内の倒産情報で、熊本電力の関係会社TakeEnergyCorporationが4月28日に破産手続き開始決定したことを掲載。

本記事でも紹介している契約上の地位移転に関するトラブルが発生していたこと、経済産業省が熊本電力を再生可能エネルギー発電促進賦課金の未納事業者として公表されたことも一因として伝えています。

TakeEnergyCorporation株式会社
太陽光発電システムの開発・販売
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:873007272

負債4億円

「熊本」 TakeEnergyCorporation(株)(資本金4950万円、菊池郡菊陽町原水1157-3、代表竹元一真氏)は、4月28日に熊本地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は本田悟士弁護士(熊本市中央区帯山4-23-20、竹中・本田法律事務所、電話096-382-3188)。

 当社は2012年(平成24年)8月に、メガソーラーを中心とした太陽光発電事業を目的に設立。熊本県を主体に自社で開発した太陽光発電所を50キロワット単位で区分けし、投資を目的とする事業者や一般個人に対して分譲販売するほか、自社で所有している太陽光発電所「水増ソーラーパーク」(山都町)などから売電売上を得て、2016年7月期は年売上高約6億9200万円を計上した。

 しかし、電力会社とのトラブルや熊本地震の影響から、予定していた分譲販売が進まず2017年7月期の年売上高は約3億7900万円にダウン。その後も、同業他社との競合などで売り上げは低迷していた。この間、過去に大幅な欠損を計上していたことも影響し、債務超過状態が続いていた。加えて、新電力事業を手がけていた関係会社が電気の使用者から支払われた賊課金(納付金)を納付しない電気事業者として、2021年4月に経済産業省より社名が公表。主力仕入先と契約上の地位移転についてトラブルが発生したこともあってグループ全体の対外信用が失墜し、厳しい経営環境が続くなか、債権者より破産を申し立てられ、今回の措置となった。

債権者6名に対して、負債は約4億円。

出典:倒産・動向速報記事|帝国データバンク

【2021年4月13日】経済産業省が再生可能エネルギー発電促進賦課金を納付しない電気事業者として熊本電力を公表

2021年4月13日、「再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します」というタイトルのニュースリリースを経済産業省が発表。

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・中小水力など温室効果ガスを排出しないエネルギー源のこと。国はエネルギー自給率の向上、脱炭素社会を実現させるひとつの取り組みとして、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を設けています。

この制度は、国が要件を満たした再生可能エネルギーの発電事業者が発電した電気の一定期間・一定価格の買い取りを電力会社に義務付け、再生可能エネルギーの普及につなげることを目的としています。その発電事業者へ支払うお金の一部は、電力を消費する私たちが毎月の電気料金に含められている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として電力会社に支払って負担しているものです。

本来、電力会社は回収した再生可能エネルギー発電促進賦課金を国の費用負担調整機関に納付し、その後買い取り費用の交付をしてもらう流れとなっています。今回の経済産業省の発表は、熊本電力がこの再生可能エネルギー発電促進賦課金を期限内に納付していない、という内容になっています。

経済産業省は、再生可能エネルギー特別措置法第34条第3項の規定に基づき、費用負担調整機関から、納付金(電気の使用者から支払われた賦課金)を期限までに納付せずに督促を受けた電気事業者が、督促状により指定された期限(令和3年4月12日)までに納付金を納付しない旨の通知を受けたため、同条第4項の規定に基づき、当該電気事業者を公表します。

1.公表となった電気事業者

電気事業者名:熊本電力株式会社(A0320)
納付金の状況:令和3年3月31日(水曜日)を納付期限とした納付金について同日までに納付がなく、督促状により令和3年4月12日(月曜日)を期限に督促したが同日までに納付していない。

2.背景

納付期限までに納付金の納付がない電気事業者については、費用負担調整機関が督促状により期限を指定して納付を督促することとなっており、当該期限までに納付がない場合は、費用負担調整機関は経済産業大臣に通知し、経済産業大臣は当該電気事業者名と督促状により指定された期限までに納付金を納付していない旨を公表しなければならないこととなっています。(法第34条第1項、第3項、第4項)

出典:再生可能エネルギー特別措置法に基づき、納付金を納付しない電気事業者を公表します|経済産業省

【2021年3月24日】熊本電力が新規申し込み後の手続きを一時停止すると発表

2021年3月24日、熊本電力は公式HP上で新規申し込み後の手続き(引越しを含む)を一時停止すると発表しました。申し込み自体は可能ですが、電力の切り替えは通常よりも時間がかかると説明されています。

熊本電力では3月19日以降の新規(お引越し含む)のお申込後の手続きを一時的に停止させていただいております。

お申込をいただくことは可能ですが、お申込後の手続き(お支払方法の登録)及び電力の切替に関しましては、通常よりお時間をいただくこととなります。お引越し等でお急ぎの方は他の電力会社様へお申込みください。みなさまにご不便おかけし誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承頂きます様宜しくお願い申し上げます。

出典:お申込後の手続きにつきまして|熊本電力

熊本電力とフラワーペイメントに関するトラブルまとめ

2021年2月3日から3月25日まで熊本電力、フラワーペイメントが契約者宛に送付したメールの文章やホームページでの告知内容などを最新情報順にまとめました。

【2021年3月25日】熊本電力から「ご請求金額確定とお振込みのお願い」のメールが届く

熊本電力から「【熊本電力】ご請求金額確定とお振込みのお願い」というメールが契約者宛に届きました。エネチェンジが情報提供いただいている方は2021年3月25日受信。

以下説明のほか、請求金額や熊本電力の振込先情報などが記載されていました。

平素より大変お世話になっております。熊本電力でございます。

今回の問題に関しまして先日より多大なるご心配、ご迷惑をおかけしております事、誠に申し訳ございません。
また、ご連絡が遅くなってしまいました事、あわせて深くお詫び申し上げます。
早速ですが、お客様の3月分の電気料金のご請求につきましてお願い申し上げます。
この度の件、係争中の為、従来使用しておりました収納代行会社との取引に支障があり、電気料金のご請求がお客様本来の決済方法では決済ができなくなっております。
つきましては、早急に収納代行会社変更の手続きを行っております。お客様には大変お手数おかけしますが、収納代行会社変更期間中は下記口座へ電気料金のお振込みをお願い申し上げます。

別途郵送にて同様のご案内をお送りいたしますので、ご確認いただき大変恐縮ではございますが、4月2日までにお支払いいただきますようお願い申し上げます。
一時的に移行期間があるお客様におかれましては、現在移行期間中の電力使用量が分かりかねますため、次月以降に移行期間中の電力使用量を合算しましたものを請求いたします。
お振込手数料につきましてはお客様には大変申し訳ございませんが、ご負担いただき、次月分の電気料金から各ご契約より500円お値引きさせていただきます。

ご繁忙の中まことに恐縮ではございますが、宜しくお願い申し上げます。

上記文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年3月22日】熊本電力が契約者向けマイページで請求金額確定と振込について説明

2021年3月22日、熊本電力は契約者向けマイページで「ご請求金額確定とお振込みのお願いに関しまして」というお知らせを掲載しました。通常通りの決済方法で支払いができないと説明をしています。

平素より大変お世話になっております。熊本電力でございます。今回の問題に関しまして先日より多大なるご心配、ご迷惑をおかけしております事、誠に申し訳ございません。また、ご連絡が遅くなってしまいました事、あわせて深くお詫び申し上げます。

この度の件、 係争中の為、正式な回答が出来兼ねておりますが、電気料金のご請求がお客様本来の決済方法ではご請求ができないこととなっております。その為表題の通り、3/17よりお客様へメール、また郵送にてご連絡させていただいております。詳細につきましてメール、また郵送の書類にてご報告させていただきますと同時に、請求金額のご確認等はお手数ではございますが、各自マイページにてご確認いただき、ご対応いただけますようお願い致します。

https://kumamoto-energy.co.jp/mypage/

ご連絡が遅くなったにも関わらず、お振込み日までお時間がないこと、重ねて大変申し訳ございません。尚、期限を過ぎましても、電気が止まることはございませんのでご安心いただけたらと存じます。ご繁忙の中まことに恐縮ではございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

上記文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月下旬〜】一部契約がフラワーペイメントに移るトラブルなどが発生

2021年2月7日、熊本電力が契約者へ公式HPで回答協力依頼をおこなった「地位の移転の承認・不承認」。「承認する」を選べばフラワーペイメントへ契約変更、「承認しない」を選べば熊本電力との契約継続、回答がなかった場合はフラワーペイメントに契約変更となる話でした。

しかし、回答を締め切った2月下旬以降、SNS上で熊本電力契約者から不承認を選択したにも関わらず契約がフラワーペイメントに移ってしまった、熊本電力のマイページでグラフなどの情報が表示されなくなったといった声も上がっています。その後、フラワーペイメントから熊本電力に契約が戻った契約者のツイートもありましたが、不安な方は各社に問い合わせすることをおすすめします。

【2021年2月15日】熊本電力が現在の契約状況について公式HPで説明

熊本電力は2021年2月15日に「お客様の現在のご契約状況につきまして」を公式HP上で掲載されました。主な内容は次の通りです。

  • マイページ上で契約状況の確認ができるようになった。
  • 地位の移転に対する意思表示で「不承認(=熊本電力と契約継続)」を選択したが変更となってしまっている契約者については、経済産業省・資源エネルギー庁などに相談をしている。
  • 地位の移転の回答をしていない契約者に、マイページ上で意思表示フォームの入力を再依頼。

平素よりお世話になっております。熊本電力でございます。

今回の問題に関しまして、多大なるご心配・ご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

現在のご契約状況につきましてマイページ内にて表示できるようになりましたため、ご確認よろしくお願いいたします。尚、地位の移転につきまして不承諾の意思表示をいただいたにも関わらず、現在の契約が変更されているお客様におかれましては、弊社へ戻すよう経済産業省 資源エネルギー庁などと相談しながら進めておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

意思表示の回答をいただいていないお客様につきましては、マイページより意思表示ができますよう意思表示フォームが表示されておりますため、こちらよりご契約の意思表示をお願い申し上げます.

今後とも末永く熊本電力をご利用いただけますようお願い申し上げます。

出典:お客様の現在のご契約状況につきまして|熊本電力

【2021年2月12日】フラワーペイメントが地位移転後の電気料金について公式HPで説明

フラワーペイメントは2021年2月12日に「地位移転後の電気料金に関するお知らせ」を掲載。電気料金の請求のこと、支払い方法が当面はコンビニ決済などを予定していることが書かれています。

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼を申し上げます。

1.電気料金の請求について

2021年2月12日の電力広域的運営推進機関が運用するスイッチング支援システムによるスイッチング手続き(以下「スイッチング手続き」といいます。)の完了時刻以降、熊本電力株式会社(旧オンブレナジー株式会社 本店所在地:東京都千代田区丸の内、法人番号010401133430 小売事業者登録番号:A0549 以下「新熊本電力」といいます。)と電気需給契約をする需要家につきましては、新熊本電力が需要家の電気使用量を計量し、電気料金をご請求いたします。(尚、スイッチング手続き完了時刻後、旧熊本電力(本店所在地:熊本県熊本市中央区:法人番号:330001020405)は、新熊本電力と電気需給契約をする上記需要家の当該電気使用量を計量することはできません。)

2021年2月12日のスイッチング手続き完了時刻以降の電気料金のご請求は下記のとおりとなります。

節約したい支出項目

2.電気料金のご請求およびお支払い方法について

新熊本電力からの電気料金のご請求およびお支払い方法に関しては、当面の期間コンビニ決済等を予定しており、順次、需要家のご希望の決済方法をご登録いただく予定でございます。

ご理解及びご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。

出典:地位移転後の電気料金に関するお知らせ|フラワーペイメント

【2021年2月12日】フラワーペイメントが地位移転に関する個人情報の取得経緯と取り扱いについて公式HPで公開

フラワーペイメントは2021年2月12日に公式HPで「地位移転に関する個人情報の取得経緯及び取り扱いについてのお知らせ」を掲載。主に、個人情報は地位移転手続きに必要な需要家情報であること、決済情報は含まれていないこと、地位移転の関連手続きとその後のサービス提供に必要な情報であること、目的以外に利用はしておらず適切な管理をしていることなどが書かれています。

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼を申し上げます。

フラワーペイメント株式会社(以下、「当社」といいます。)および当社子会社は、当社卸決済サービス等、当社および当社子会社がサービスを提供する上で、法令等の定めがある場合を除き、取引先の電気需給契約を通じて電気の供給を受ける電気の使用者(以下、「需要家」といいます。)の個人情報を保有することはなく、法令等の定めがある場合に保有をする際も適切な管理を行っております。

当社は、2021年1月28日、旧熊本電力(本店所在地:熊本県熊本市中央区:法人番号:330001020405)の代表取締役 竹元一真氏(以下、「竹元氏」といいます。)からの申し入れにより、地位移転(旧熊本電力と需要家との電気需給契約における契約上の地位を移転すること)を受け入れました。

そして当社は、同日(1月28日)、旧熊本電力より、当該地位移転手続きに必要な需要家情報(以下、「個人情報」といいます。)の提供を受けましたが、この際、提供を受けた当該個人情報の中には、旧熊本電力の需要家の電気料金の支払に使用されている口座情報やクレジットカード情報等の決済情報は一切含まれておりません。

旧熊本電力より、当社および当社子会社である熊本電力株式会社(旧商号:オンブレナジー株式会社 本店所在地:東京都千代田区丸の内、法人番号010401133430、以下「新熊本電力」といいます。)に対し、提供された個人情報は、地位移転の関連手続き及びその後のサービス提供を履行するために提供されたものであり、当社及び新熊本電力は、これらの目的以外に個人情報を使用することはなく、また、適切に管理をしております。

お取引先様並びに需要家には、ご理解協力の程、何卒よろしくお願いいたします。

出典:地位移転に関する個人情報の取得経緯及び取り扱いについてのお知らせ|フラワーペイメント

【2021年2月10日】熊本電力が契約者向けマイページで経緯を説明

熊本電力は2021年2月8日にフラワーペイメントが公式HPで公開した『「熊本電力株式会社との契約の地位移転」に関する補足説明2』に対しての経緯説明を「フラワー社の通知に対する回答について」というタイトルで契約者向けマイページにて表明しました。

以下、契約者向けマイページで公開された経緯説明の全文です。フラワーペイメントが公式HPで公開した経緯説明の文章を掲載し、それに対する説明を熊本電力が赤文字で記しています。

平素よりお世話になっております。
熊本電力でございます。お客様におきましては、ご心配をお掛けして大変申し訳ございません。
フラワー社の通知に対する回答について記載させていただきます。

【2020年10月2日】
熊本電力株式会社(本店:熊本県熊本市中央区水前寺。以下、「旧熊本電力」といいます。)は、事業者Aからの借入(100百万円、実質年率170%)に対し、その担保として既にフラワーペイメント株式会社(以下、「当社」といいます。 )へ担保設定している債権(旧熊本電力が保有するお客様(以下、「需要家」といいます。)向け電気小売契約に基づく売掛債権。以下、「対象債権」といいます。)を、事業者Aへ二重譲渡したことが発覚しました。

当社と旧熊本電力との集合債権譲渡担保契約の定めには、 対象債権の二重譲渡を禁止していることから、当該行為は契約違反にあたり、また当社が、旧熊本電力と締結している契約の中には、旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的に、一定の要件を満たす場合に、 旧熊本電力と需要家との電気需給約款に基づく電気小売契約における旧熊本電力の契約上の地位を当社へ移転(以下「地位移転」という。) する契約があり、当該時点で、同契約要件を満たしている状況でした。


→集合債権譲渡担保契約には、地位の移転についての項目はなく、債務の弁済の項目があるのみである。また別途定める契約において、需要家への電気供給の維持を目的として甲が乙に事前に通知することで契約の地位の移転するものとされているが、その対象とはならない。

【2020年10月6日】
当社代表と旧熊本電力の代表取締役である竹元一真氏(以下、「竹元氏」といいます。)にて話合い、熊本電力の資金繰り及び小売電気事業の継続が困難となる危機的状況であることを確認し、またこれを解消することを目的に、資本業務提携の検討を開始いたしました。


→熊本電力の資金繰り及び小売電気事業の継続が困難となる危機的状況であるという説明はしておらず、積極的に発展していくための資本業務提携の話でした。

【2020年10月29日~30日】
当社は、旧熊本電力本社(熊本市中央区)の現地にて当社監査法人の同席のもと、事業調査を実施しました。


→監査法人に客観的に当社のDDをしていただくために進めました。

【2020年11月25日】
調査結果等に鑑み、当社および竹元氏は、当社顧問弁護士及び監査法人を交え、以下の現状確認を実施いたしました。

旧熊本電力と当社の契約関係は、電力卸契約を基本とした契約であること

現在、対象債権を第三者へ二重譲渡している状況は、 契約違反の状況であること

旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的とし、地位移転ができる状況であること

当社としては、当社、旧熊本電力及び需要家の方のメリットを図ることを目的に、地位移転による方法ではなく、資本業務提携の枠組みで問題を解決していきたいと考えており、 竹元氏も同じ考えであること

そこで当社は、2020年11月~12月にかけて、旧熊本電力の法務、税務並びに人事労務面に係る調査を実施しました。


→地位移転の話はしておりません。

【2020年12月30日】
当社、旧熊本電力、竹元氏との間で資本業務提携契約を締結し、同契約に基づき、組織再編等を実行することを相互に確認しました。


→決算期が12月末なのでなんとか契約を進めて欲しいと懇願され、条件が折り合わず解除しても違約金等がかからない旨確認した上でオンラインにて締結。

【2021年1月21日】
当社が旧熊本電力の登記情報を確認したところ、2021年1月8日付にて、竹元氏が退任(竹元氏は、取締役として残る)し、新たな代表取締役の就任並びに新たな役員が登記簿上就任している事態が発覚いたしました。

【2021年1月22日】
当社は、事実を調査するために、竹元氏、当社、当社顧問弁護士の三者にて、2021年1月21日に発覚した上記事態を架電にて確認をしました。この時、竹元氏より当社は、上記登記がなされている事態を把握しておらず、旧熊本電力の代表取締役は、 自身のままであり、登記を勝手に変更されてしまった旨の説明を受けております。

また、竹元氏より当社に対し、以下の説明がありました。
事業者B等より借入(70百万円、実質年率120%)を2018年10月以降行い、 2020年10月から返済していない。当該借入に対し、旧熊本電力の株式を担保提供してしまった。(当社との契約違反事由)当該借入金が未払いの状態であることから、株式担保を実行され、当該手続きがなされてしまったと竹元氏は推測している。その後、竹元氏の知らない間に、 旧熊本電力の代表印も変更されている事実が発覚しました。


→1. 2019年11月以降の誤り。

【2021年1月28日】
竹元氏、当社、当社顧問弁護士、当社顧問司法書士にて打合せを実施しました。
事態の緊急性重大性に鑑み、竹元氏より、当社に対し、資本業務提携契約に基づく組織再編等を実行することは事実上困難であり、旧熊本電力の需要家への電力供給の維持を目的とし、 旧熊本電力と需要家との電気需給約款に基づく電気小売契約における旧熊本電力の地位を当社へ移転する手続きの申し入れが、竹元氏より当社に対しなされ、当社はこれを受け入れ合意しました。

移転先は、当社子会社であるオンブレナジー株式会社(小売事業者登録番号:A0549)とし、 「オンブレナジー株式会社」から「熊本電力株式会社」への商号変更及び10日以内の地位移転手続きを行うことで合意し、また、竹元氏より、これ以上債務を増やしたくないことから、当社に対して、電力卸供給、託送料金の支払いサービスの停止の申し入れがなされ、当社はこれを受け入れ合意しました。
同日1月28日21:52頃、旧熊本電力より当社に対し、オンラインデータ共有サービスを通じて当該手続きに必要な需要家情報が提供されました。


→資本業務提携が困難になった理由は、株式の問題や役員の問題であり、電力の供給の維持などに関する問題は発生していない。また地位の移転も申し入れを行なった事実はない。移転先の法人についても聞かされた覚えもなく、10日以内に移転を行うという合意も指定ない。月末の入金に関し、通常通りお願いしていたにもかかわらず、その入金を止めるという行動に至ったため、これ以上債券債務を増やさず。契約を解除するべく、サービスの停止を申し出た。ところが、入金もなく、サービスの停止のみを行い、当社を経営不安に陥れた。

さらに当社からサービス供給用に提供していた広域機関のIDを使用し、不正に当社の顧客データを取得し、その顧客から同意を得ることなくスイッチングしたことは明らかに犯罪です。また、その顧客に対し、業務使う意図とは別に当社から取得したメールアドレスを使い、連絡をしたことは個人情報保護法違反にあたります。

【2021年2月1日】
オンブレナジー株式会社を熊本電力株式会社(以下、「新熊本電力といいます。」)へ商号変更を行いました。


→商標法違反になります。

【2021年2月2日】
当社から旧熊本電力に対し契約の地位移転の通知をいたしました。


→地位の移転は認めておりません。

【2021年2月2日(夜)~3日(昼)】
当社は、旧熊本電力から2021年1月28日に共有を受けた需要家情報を元に、竹元氏からの申入れを実行するため、需要家へ向けて地位移転のお知らせのメールを配信しました。


→個人情報保護法違反です。

【2021年2月4日】
当社は需要家へ向けて、地位移転に係る補足説明のメールを配信しました。


→個人情報保護法違反です。

上記文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月8日】フラワーペイメントが公式HPで補足説明を公開

2021年2月8日、フラワーペイメントは公式HPで『「熊本電力株式会社との契約の地位移転」に関する補足説明2』というタイトルのお知らせを掲載。

2021年2月4日にフラワーペイメントが熊本電力の契約者へ「契約上の地位移転のお知らせ」のメールを送った経緯が、2020年10月2日から時系列で説明されています。

【2021年2月7日】熊本電力が公式HPで地位の移転の承認・不承認の回答のお願いを掲載

熊本電力は公式HPで次の「今回の問題に関しましてのご報告及びご協力について」というタイトルのお知らせとともに、契約者へ地位の移転の承諾・不承諾の回答協力を求めました。

要点は次の通りです。

  • フラワーペイメントが、熊本電力の顧客の契約についてフラワーペイメントへのスイッチング(小売電気事業者の切り替えのこと)を行った。
  • 熊本電力は、不正な方法でのスイッチングと表明している。
  • 一部エリアのスイッチング取り消しはできたが、取り消しできないエリアもある。
  • 取り消しできないエリアには契約者の意思表示を一般送配電事業者に申告する必要がある。

熊本電力は違法なスイッチングであると表明している一方、スイッチングが完了している事実を認めています。取り消しができないエリアの一般送配電事業者には、契約者自身の意思表示の申告が必要であることから、熊本電力は「熊本電力と契約継続」か「フラワーペイメントと契約変更」か契約者に意思表示を求めました。

2月10日12時までにマイページ内の意思表示フォームで回答しなかった場合は、「フラワーペイメントに契約変更」となります。


【追記】2021年2月15日に熊本電力は、意思表示の回答をしていない契約者にマイページ上で意思表示フォームの入力を再依頼しています。

今回の件では、お客様に多大なご迷惑、ご心配、ご不安をおかけしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

本日までに判明しております事象について、ご報告及びご協力のお願いを申し上げます。

このお知らせは大事な内容となっておりますので最後までお読みいただきますようお願い申し上げます。

弊社の業務委託先であるフラワーペイメント株式会社(以下、同社)が、2021年2月2日に弊社より提供されたIDを使い、広域的運営推進機関※1のスイッチング支援システム※2へログインし、弊社のスイッチング支援システムIDを全て削除した上、管理者IDを同社に変更しておりました。広域的運営推進機関に対応していただき翌3日には弊社がログインできるようになりましたが、弊社のお客様の契約をスイッチング※3し、お客様の同意を一切得る事なく同社へ移転させてしまっていることを確認いたしました。

このような行為は、電子計算機損壊等業務妨害罪および電気事業法違反であると考えますが、同社により、既に違法にスイッチングされ手続きが完了してしまっていることは事実であり、弊社の不徳の致すところであります。多大なご迷惑をおかけしてしまいました事、深くお詫び申し上げます。

地位の移転があったという点を弊社としては認めておらず、同社は上記のような不正な方法でお客様の同意がないままスイッチング行為を行っており、弊社は、違法なスイッチングの取り消しを行うよう各エリアの一般送配電事業者※4へ申告いたしました。これにより、既に一部のエリアにおいては、取消が完了いたしましたが、取消に応じてもらえず、取消出来ないエリアも存在いたします。

そのため、弊社といたしましては、お客様の意思表示を持ちまして改めて一般送配電事業者へ取消依頼を行いたいと存じます。

つきましてはお客様マイページ内に設置しました、お客様意思表示フォームより全てのお客様を対象に地位の移転の承諾・不承諾の回答をいただきたくお願い申し上げます。

https://kumamoto-energy.co.jp/mypage/

いただきました回答をもとにスイッチングの取り消しを行うよう一般送配電事業者へ提出いたします。

地位の移転の不承諾の意思表示をしていただけますと現行契約がそのまま存在します。承諾される及び2月10日12時までに意思表示ができなかった場合は、地位の移転に承諾されたものとなります。但し、後日裁判等の判決で熊本電力に戻る可能性もございます。

承諾しない→現行契約がそのまま継続(弊社との契約)

承諾する→地位の移転となり契約先が変更(同社へ変更)

2月10日12時までに回答ができなかった場合→地位の移転に承諾(同社へ変更)

不承諾の意思表示をして頂くことで、お客様と弊社との契約は保持され、弊社は、これまで通り、地域最安値かつCO2ゼロの電力供給を行うことが可能となります。このことより地位の移転を「承諾しない」をご選択いただき送信していただきたく存じます。

重ね重ね大変ご迷惑、ご心配おかけしてしまい申し訳ありませんが、何卒ご協力よろしくお願いいたします。

熊本電力電気需給約款

https://kumamoto-energy.co.jp/pdf/teiatsu_yakkan.pdf

熊本電力重要事項説明書

https://kumamoto-energy.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/juyoujikou_teiatsu_20200401.pdf

※1広域的運営推進機関とは、電気事業法に基づき、日本の電気事業の広域的運営を推進することを目的として設立された団体である。日本の全ての電気事業者が機関の会員となることを義務付けられている。

※2スイッチング支援システムとは、需要者の契約変更手続きを円滑に進めるための支援システムを指す。

※3スイッチングとは電気供給者(電力会社)の変更のことを指す。スイッチングには、電気需要者(電気の供給を必要とする一般家庭・企業)と供給者、供給者と一般送配電事業者、それぞれの間で電気の供給に関わる契約手続きが必要である。

※4一般送配事業者とは、日本の電気事業法に定められた電気事業者の類型の一つで、経済産業大臣から一般送配電事業を営む許可を受けた者をいう。(例えば、九州エリアでは九州電力送配電株式会社や東京エリアでは東京電力パワーグリッド株式会社)

出典:今回の問題に関しましてのご報告及びご協力について|熊本電力

名古屋電力も同様のお知らせを公式HP上で公開

熊本電力のグループ企業・名古屋電力も、2021年2月8日に公式HP上で「ご契約問題に関するご説明とご対応のお願いです」というお知らせを公開。熊本電力と同様、契約者へ地位の移転の承諾・不承諾の回答協力を求めました。

名古屋電力の場合も、「名古屋電力と契約継続」か「フラワーペイメントと契約変更」か契約者に意思表示を求め、2月10日12時までに無回答の契約者はフラワーペイメントへ契約変更となりました。

意思表示の回答に対する熊本電力からのメール

熊本電力の意思表示フォームに「承認しません」を選択した契約者には次のような内容のメールが送られました。

[氏名]様

平素よりお世話になっております。
熊本電力でございます。

この度は意思表示のご回答、誠にありがとうございます。
以下意思表示内容をご確認ください。

私[氏名]は、現在契約している熊本電力株式会社(熊本県熊本市)からフラワーペイメント株式会社(東京都千代田区)への地位の移転に関しまして、
承諾しません
従いまして、回答内容通りのご対応を2021年2月11日までに遅滞なく願います。

ご契約者様名
[氏名]
お電話番号
[電話番号]
ご住所
[住所]
供給地点特定番号
[地点番号]

と意思表示いただきましたことをご確認いたしました。
つきましては、監督官庁及び送配電事業者へ共有させていただき、意思表示の内容通りに進めさせていただきます。

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月5日】熊本電力から情報漏洩否定などに関するメールが届く

2021年2月5日、熊本電力から契約者に以下内容のメールが届きました。主にフラワーペイメントの説明が事実と異なっていること、第三者への情報漏洩がないことが説明されています。

[氏名]様

平素よりお世話になっております。
熊本電力でございます。

今回のフラワーペイメント株式会社への地位移転の問題に関しまして、 多大なるご心配、ご迷惑をおかけしており大変申し訳ございません。
現在、今回の経緯に関してご連絡させていただく準備を進めております。

フラワーペイメント株式会社へご連絡いただいた方より 債務等、事実と異なった回答をされているようです。 債務の事実はなく、混乱を招くようなこととなり重ねてお詫び申し上げます。 また第三者への情報漏洩はしておりませんので、 ご安心くださいませ。

お待たせすることになり大変恐縮ではございますが、 今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

状況が判明次第、随時ご連絡させていただきたく存じます。
何かご不明な点等ございましたら、ご連絡をいただけますと幸いです。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎお詫びとご連絡を申し上げます。

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月4日】フラワーペイメントから電気需給約款・重要事項説明書がメールで届く

2021年2月4日にフラワーペイメントから熊本電力契約者に補足説明とともに、電気需給約款と重要事項説明書のPDFが送付されました。

メールに書かれている主な内容は次の通りです。

  • 2021年2月1日付にて、フラワーペイメントの子会社オンブレナジーの社名を熊本電力に変更する手続きが進んでいる。
  • 電気需給約款と重要事項説明書は新熊本電力(=オンブレナジー)のものになるが、料金やサービス内容はこれまでの熊本電力が提供したものと変更はない。

令和3年2月4日
お客様 各位
フラワーペイメント株式会社
熊本電力株式会社(旧オンブレナジー株式会社)

お知らせ

平素は「熊本電力」をご愛顧いただき厚く御礼を申し上げます。

令和3年2月2日、3日にお客様へご案内させていただきました、「契約上の地位移転のお知らせ」に関して、 追加で捕捉の説明をさせていただきます。
【補足説明1】
フラワーペイメント株式会社(以下、「当社」といいます。)は、 令和3年2月1日付にて当社子会社であるオンブレナジー株式会社(小売電気事業者登録番号:A0549)の社名を熊本電力株式会社(本店:東京都千代田区丸の内。以下、「新熊本電力」といいます。)に変更の手続きを行っておりますのでお知らせいたします。
【補足説明2】
新熊本電力での電気需給約款並びに重要事項説明書をご案内申し上げます。
(電気需給約款:http://kumamoto-e.co.jp/files/teiatsu_yakkan_20210201.pdf)
(重要事項説明書:http://kumamoto-e.co.jp/files/teiatsu_jyusetsu_20210201.pdf)
お客様におかれましては、契約上の地位が移転されることで、何ら不利益が生じるものではなく、現在のサービスの内容、 料金等は何らの変更が生じるものではありません。
この度は混乱を招く形となり、誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご了承を頂きますようお願い申し上げます。

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月4日】熊本電力から状況説明のメールが届く

2021年2月4日、熊本電力からは次のような内容のメールが、契約者宛に届きました。

この段階で初めてフラワーペイメントと熊本電力の関係性が説明されました。また、2021年2月4日メール送付時点での状況説明として主に次の点が書かれています。

  • 電力供給の目的で顧客情報を共有していたが、フラワーペイメントの契約者へのメール送付行為は不正利用などの違反に値する可能性があるため、調査をしている。
  • フラワーペイメントと顧客情報は共有していたが、クレジットカードなどの支払い情報は共有していない。

[氏名]様

平素よりお世話になっております。
熊本電力でございます。

お客様におきましては、ご心配をお掛けして大変申し訳ございません。
当社の顧客に対し、2月2日から4日にかけて迷惑メールが送信された件について、現在、事実関係を確認しております。

現時点までに確認できているところでは、本件迷惑メール送信者であるフラワーペイメント株式会社は、当社に電気の卸売りを行っていた事業者です。電気供給約款46.お客さまの個人情報の共同利用に基づき、電力供給のため顧客情報を共有していた同社が、今回のように直接お客様に対し電子メールを送信するために利用することは、 目的の範囲外と考えられ、現在、同社による当社顧客情報の不正利用および個人情報保護法違反について調査中です。
尚、お支払い情報について、当社ではお客様のクレジットカードや口座振替、Paidyなどのお支払い情報は収納代行会社が保持しており、同社へのお客様のお支払い情報は共有しておりません。
https://kumamoto-energy.co.jp/pdf/teiatsu_yakkan.pdf
詳細がわかり次第、随時ご報告させて頂きます。

この度お客様へご心配をお掛けして大変申し訳ございません。
引き継ぎご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

以上

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月3日】熊本電力からお詫びと訂正のメールが届く

2021年2月2日〜3日にフラワーペイメントが送付したメールに対して、熊本電力は契約者へ次の内容のメールを送付しました。主に、2月2日〜3日にフラワーペイメントが送付したメールは誤りであり、今後も熊本電力が電力供給を行うことが書かれています。

[氏名]様

平素よりお世話になっております。
熊本電力でございます。

2021年2月2日から2021年2月3日にかけて、当社顧客に対し「熊本電力からのお知らせ」と称する迷惑メールが出回っております。
このメールは当社が送付したものではありません。
また同メールによると2月2日付でお客様との間の電気需給契約における契約上の地位につき移転を受けたと記載されていますが、そのような事実は全くございません。

従前のとおり今後も熊本電力株式会社(熊本県熊本市中央区水前寺:小売電気事業者 A0320 法人番号 6330001020405)がお客様の電力を供給して参りますので、ご安心ください。
今回の送信元メールアドレスや問合せ先メールアドレスは当社のメールアドレスではありません。迷惑メールへのご返信・ご連絡などをされないようお願い致します。
なお、同迷惑メールの発信者が、突然お客様に対しこのような電子メールを送信したこと自体、個人情報保護法に反する行いであると考えており、法律に従って厳正に対処いたします。

この度はお客様にご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。社内体制を見直しこのようなことが今後2度と起こらないよう努めて参ります。

以上

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

【2021年2月2日〜3日】フラワーペイメントから「契約上の地位移転のお知らせ」が届く

2021年2月3日、フラワーペイメントから熊本電力契約者宛に次のメールが届きました。「契約上の地位の移転」とは、つまり「熊本電力と契約者」の契約における当事者としての地位を熊本電力からフラワーペイメントに移すことを指しています。

その他、主に次のようなことが書かれています。

  • 電力サービスの提供はフラワーペイメント(新熊本電力)になるが、サービス・料金内容は熊本電力が提供してきたものと変更はない。
  • 地位の移転について不承諾の場合は2021年2月12日までにメールで連絡する必要がある。

お客様 各位
フラワーペイメント株式会社
熊本電力株式会社

契約上の地位移転のお知らせ

平素は「熊本電力」をご愛顧いただき厚く御礼を申し上げます。

熊本電力株式会社(本店:熊本県熊本市中央区水前寺。以下、「旧熊本電力」といいます。)とお客様との間の電気需給契約における契約上の地位につき、令和3年2月2日付にてフラワーペイメント株式会社(以下、「当社」といいます。)は、 旧熊本電力より移転を受けました。同日当社は、同契約上の地位を当社子会社である熊本電力株式会社(本店:東京都千代田区丸の内。以下、「新熊本電力」といいます。)へ移転しました。
これらの契約上の地位の移転に関連し、お客様が利用されているサービスの内容、料金等には何らの変更が生じるものではありません。
お客様に対する新熊本電力による電力サービスの提供は、令和3年2月12日を予定しております。契約上の地位の移転にご承諾いただけるお客様につきましてはご連絡をいただく必要はありません。同日経過後、ご承諾をいただいたものとみなし、 新熊本電力より、電力供給するとともに、後日電気料金の支払方法についての書類を送付させていただきます。
他方、上記契約上の地位の移転につきご承諾をいただけないお客様につきましては、お手数ですが令和3年2月11日までに、ご承諾いただけない旨の内容並びに下記1.~4.の必要情報を電子メールにてご連絡くださいませ。 ご確認とご了承を頂きますようお願い申し上げます。
1. ご契約者名
2. お電話番号
3. ご住所
4. 供給地点特定番号

上記メール文章は、エネチェンジが熊本電力の契約者様から情報提供いただいたものです。

違約金は?熊本電力のプラン・契約内容まとめ

熊本電力の電気料金プランの特徴、違約金の有無などについて確認しておきましょう。

熊本電力の電気料金プラン

熊本電力の供給エリアは、沖縄電力エリアを除く全国です。「オール電化A(季時別電灯向けプラン)」「オール電化B(時間帯別電灯向けプラン)」「オール電化C(電化でナイト向けプラン)」は、九州電力エリア限定の電気料金プラン。

「おうち電気B」
北海道・東北・東京・中部・北陸・九州電力の「従量電灯B」相当。関西・中国・四国電力エリアの「従量電灯A」相当。一般家庭向けの電気料金プランです。
「しごと電気C」
北海道・東北・東京・中部・北陸・九州電力の「従量電灯C」相当。関西・中国・四国電力エリアの「従量電灯B」相当。電気使用量の多い家庭、商店・事務所など事業者向けの電気料金プランです。
「オール電化A(季時別電灯向けプラン)」
九州電力の「季時別電灯」相当。オール電化向けの電気料金プランです。
「オール電化B(時間帯別電灯向けプラン)」
九州電力の「時間帯別電灯」相当。オール電化向けの電気料金プランです。
「オール電化C(電化でナイト向けプラン)」
九州電力の「電化でナイト」相当。オール電化向けの電気料金プランです。

その他、「卒FIT買取プラン」「低圧電力」もあります。

熊本電力の契約期間・解約手数料・解約違約金はあるの?

熊本電力の契約期間・解約手数料・解約違約金は次の通りです。

契約期間は?
供給開始日から1年間(自動更新)です。
解約手数料は?
個人の場合、かかりません。
解約違約金は?
個人の場合、かかりません。

また、フラワーペイメントも同様の内容となっています。

他社の電気料金プランに切り替えるのも一案

熊本電力、フラワーペイメント以外でも安心でお得な電力会社はあります。他社へ切り替えの場合は、2週間から1カ月ほどかかるため、早めに探して申し込みを済ませるとよいでしょう。

エネチェンジでは、現在の電力会社名や月々の電気料金などを入力するだけで、ライフスタイルにマッチした電気料金プランを見つけられます。そのまま申し込みもできるので、スムーズに切り替えができますよ。

切り替えるといくら節約できる?
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引越しでの比較はこちら お使いの新電力と比較する
旧一般電気事業者の自由料金プランから切り替えた場合の節約額をシミュレーションします。別のプランをご利用の場合は「お使いの新電力と比較する」より、電力会社をお選びください。 (比較対象の電気料金プランについて)
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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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