暑い夏、寒い冬になくてはならないエアコンですが、できれば安い時期に購入したいものですよね。ここでは、エアコンが家電量販店で安くなるのはいつなのか、買い時をご紹介します。また、安く買おうとすることで陥りやすい落とし穴も解説しますね。

エアコンを安く購入できる時期は、販売店の決算期が狙い目！

エアコンが家電量販店で安くなるシーズンはズバリ決算時期です。決算シーズンはどの家電量販店も少しでも売り上げを上げようと頑張っているので、値段が下がったり値下げ交渉がしやすい時期だと言えます。

決算には中間決算と決算の2つがあり、どちらも決算セールを行うのでその時が狙い目ですね。最新モデルが値下げ価格でゲットできるかもしれませんよ！

特に狙い目は8、9月

エアコンを購入するベストな時期は、夏が終わる8、9月の決算シーズン!夏が終わり、これからエアコンの需要が無くなっていく時期だからです。まだ冷房が必要なくても、夏前に新居に移る予定のある人は3月の決算セールへ、そろそろ買い替えたいけれど急ぎというわけではない人は9月の決算セールを狙いましょう。

年末年始も狙い目！

デパートもセールで一色になる年末年始は、家電量販店も他社に負けじと特売のエアコンを打ち出してきます。年末年始の時期になったらチラシをチェックするなどして、エアコンが特別価格になっていないかリサーチしましょう。

エアコンの買い替えは何年目が目安？

エアコンの寿命ってあまり気にしたことがないですが、実際のところどのくらいを目安にしたらよいのでしょうか。実は、2009年の4月から消費生活用製品安全法の改正で「長期使用製品安全点検制度・表示制度」が始まり、家電製品や住宅設備機器に「製造年月・設計標準使用期間・点検期間」が表示されるようになったのです。

設計標準使用期間

設計標準使用期間とは、標準的な使用条件の下で使用した場合に安全上支障なく使用できる期間をいいます。

そこで、いくつかのエアコンの設計標準使用期間を調べてみたのですが、どれも10年とされていました。ということは、10年が過ぎたらいつ壊れてもおかしくないよ！ということになりますよね。もちろん、使用頻度や環境によってもっと早く寿命が来るかもしれないし、10年以上正常に機能してくれるかもしれません。

でも、もしエアコンが1番高く販売されている夏の真っただ中に寿命を迎えてしまったら??場所によっては40℃を超え湿度の高い日本で、エアコンなしで生活するのは熱中症などの危険も伴います。思わぬ出費になってしまわないように、買い替えは計画的に行いましょう。

1. 自宅にあるエアコンの設計標準使用期間を調べる
2. 10年経つ前の決算セール時期または年末セールでエアコンを購入

参照:長期使用製品安全点検制度・表示制度｜Panasonic

エアコン購入の注意点

家電量販店での価格競争で安価でエアコンが買えたり、インターネットでも気軽に買えるようになった今の時代。トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

手抜き工事に注意

工事費用が安すぎる場合には注意が必要です。通常であれば、取り付け工事に2~3時間かかってもおかしくないのがエアコンの取付工事。そこを数十分で終わらせて、工事が手抜きされているということもあります。

詐欺に注意

インターネットでの詐欺というのは、エアコンの購入でも起こっています。購入したはずのエアコンが届かなかったり、それだけでなく購入の際に入力した個人情報が悪用されるなんて事も……。信用できるサイトでのみ購入するようにしましょう。

エアコンの安い時期・買い時まとめ

エアコンの安い時期・買い時についてご説明しました。エアコンを買うなら決算セールの時期がGOOD!ということが分かりましたね。家電量販店ではポイントカードなどがあると、大きな買い物の時にかなりのポイントが溜まることもありますよ。貯まったポイントで新しいドライヤーを買ったりできますね。また、エアコンの寿命は10年！寿命がきて突然壊れて慌てることのないように、自分の使っているエアコンの寿命を知っておきましょう。