少しでも節約したい!業務用冷蔵庫の電気代、選び方のポイントまとめ
憧れの飲食店の経営を始める場合には、「少しでも経費を節約したい!」と思うものですよね。そこで多くの経営者が気にするのが、キッチンの大部分を占める冷蔵庫の電気代です。
業務用冷蔵庫の電気代や、選び方のポイントをご紹介します。
業務用冷蔵庫のメリットと気になる電気代は?
一言に飲食店といっても、
- カフェ
- レストラン
- ラーメン屋
- 寿司屋
など、さまざまなお店がありますが、どのお店でも必要になるのが冷蔵庫です。
業務用冷蔵庫の魅力や電気代について解説していきましょう。
業務用冷蔵庫の特徴
業務用冷蔵庫は、
- ステンレスを使っていて強度が高い
- 錆びにくい
- 耐熱性が高い
という特徴があり、大量の熱と水気にさらされる過酷な環境でも性能を維持して長く使うことができます。
業務用冷蔵庫の気になる電気代は?
業務用冷蔵庫の電気代はどのくらいかかるのでしょうか?業務用冷蔵庫のトップシェアを誇るホシザキ電気の業務用冷凍冷蔵庫[Aタイプ](幅:650mmタイプ)の容量別電気代は以下のようになります。
機種名 | 容量 | 年間消費電力量 | 年間電気代 |
---|---|---|---|
HRF-63AT | 337L | 1030kWh | 27,810円 |
HRF-75AT | 437L | 1200kWh | 32,400円 |
HRF-90AT | 550L | 1100kWh | 29,700円 |
HRF-120AT | 766L | 1160kWh | 31,320円 |
HRF-150AT | 994L | 1330kWh | 35,910円 |
HRF-180AT | 1227L | 1390kWh | 37,530円 |
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kwhあたり27円(税込)として計算
家電製品同様、業務用冷蔵庫も昔に比べると省エネになってきていますよ。
参照:ホシザキ電気
業務用冷蔵庫を選ぶ時のポイントは?
冷蔵庫選びを間違うと食中毒を出して、営業停止になるトラブルに発展するかもしれません!お店の成功を左右するかもしれない、大事な業務用冷蔵庫は、どのようにして選べばいいのでしょうか?
そのポイントを4つご紹介します。
ポイント1. 必要な機能と使いやすさを重視して選びましょう
飲食業もお店によって冷蔵庫に求める機能は変わってきます。業務用冷蔵庫は機種によって冷凍室の機能の違いや冷蔵室の使い勝手が異なるので、取り扱う食材に合わせて必要な機能・使いやすさを重視して選びましょう。
ポイント2. サイズを充分に確認しましょう
業務用冷蔵庫は庫内を広くする構造上、家庭用冷蔵庫よりも高さがあります。「買ったはいいけど、厨房に入らない!」なんてことにならないように、お店のサイズをしっかり測り、カタログなどでしっかりとサイズを比較して選びましょう。
ポイント3. 電源が取れるか確認しましょう
業務用冷蔵庫の電源には、単相100Vと三相200Vのタイプがあり、それぞれ電源プラグの形状が違います。お店の設備によっては電源をとるための工事が必要になるケースもありますので、電源プラグやコンセントの差し込み口の形状も忘れずに確認しましょう。
ポイント4. お店の排水設備を確認しましょう
業務用冷蔵庫のなかでも、冷凍庫は定期的に霜取りが必要なので、排水が結構出ます。受け皿で対処することもできますが、お店の施設自体に専用の排水設備があったほうが便利ですので、あらかじめメーカーに標準的な排水量を確認しておきましょう。
業務用冷蔵庫のまとめ
業務用冷蔵庫の電気代や選び方のポイントをご説明しました。自分のお店に見合った機能と使いやすさを備えた冷蔵庫を選んでくださいね。