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中国電力のオール電化住宅向け料金メニュー「ファミリータイムプランⅠ・Ⅱ」を大解剖!

中国電力のオール電化住宅向け料金メニュー「ファミリータイムプランⅠ・Ⅱ」を大解剖!

エ節約額

中国地域でオール電化住宅をご利用の方、今後オール電化住宅をお考えの方に、ここでは中国電力のオール電化向け料金プラン「ファミリータイムプランⅠ」「ファミリータイムプランⅡ」の詳細を紹介します。
「ファミリータイムプランⅠ」「ファミリータイムプランⅡ」は現在新規加入はできません。

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更新日
2024年5月8日

中国電力のオール電化住宅向けプラン「ファミリータイムプラン」とは

ここでは、中国電力のオール電化向けプラン「ファミリータイムプラン」の供給エリアやメリットについてご紹介します。

中国電力「ファミリータイムプラン」の供給エリア

中国電力のオール電化向けプラン「ファミリータイムプラン」は、中国電力エリアにお住まいの方が契約できます。ただし、集合住宅にお住まいで、建物全体で一括で電気の契約(高圧一括受電契約)をしている方は、中国電力エリアにお住まいであっても申し込みはできません。

なお、中国電力は東京電力エリアでも電気を販売していますが、「ファミリータイムプラン」は東京電力エリアには対応していません。

中国電力「ファミリータイムプラン」の特徴とメリット

中国電力「ファミリータイムプラン」には、次のような特徴やメリットがあります。中国電力以外の電力会社のオール電化向けプランと比較する際は、こういった特典の有無も見るようにしましょう。

「ファミリータイムプラン」のメリット1)時間帯によって電力量料金単価が安くなる

中国電力「ファミリータイムプラン」はプランⅠ・プランⅡともに、ナイトタイム(23時~翌8時)の電力量料金単価がデイタイム(10時~17時)やファミリータイム(8時~10時および17時~23時)と比べて、割安に設定されています。このため、電気を使う時間帯を夜間に集中させることで、電気代を安くすることができます。

「ファミリータイムプラン」のメリット2)割引制度が利用できる

「ファミリータイムプラン」では、オール電化住宅にお住まいの場合に電気料金の8%、最大3,300円(税込)が割引される「電化住宅割引」を利用できます。
「電化住宅割引」の適用には、別途申し込みが必要になります。「ファミリータイムプラン」契約者向けの「口座振替割引」は、2023年3月末をもって廃止されました。

「ファミリータイムプラン」のメリット3)エネルギアポイントが貯まる

中国電力の会員制Webサービス「ぐっとずっと。クラブ」に登録することで、電気料金に応じてエネルギアポイントが貯まります。貯まったエネルギアポイントは、提携先企業のポイントや地元で使える商品券、日用品などとの交換が可能です。

提携先ポイントの一例
  • Pontaポイント
  • WAONポイント

中国電力「ファミリータイムプラン」の料金

中国電力のオール電化住宅向け料金プランは2つあります。

ファミリータイムプランⅠ
1年を夏季と夏季以外の季節に分け、1日を3つの時間帯に分け、それぞれの料金単価が設定されています。日照時間の長い夏季の日中が一番高額な料金単価となっています。料金設定は大人数家族向きです。
ファミリータイムプランⅡ
1年を夏季と夏季以外の季節に分け、1日を3つの時間帯に分け、それぞれの料金単価が設定されています。日照時間の長い夏季の日中が一番高額な料金単価となっています。料金設定は少人数家族向きです。

それではこの2つのプランの料金単価の違いを表で見ていきましょう。

「ファミリータイムプランⅠ」

ファミリープランⅠは、大家族などで電気をたくさん使うご家庭にぴったりなプランです。オール電化住宅の場合は電気料金がさらに8%割引(電化住宅割引、上限税込3,300円)が適用されます。プランを契約するには、1kVA以上の夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器の設置が条件となります。

中国電力「ファミリータイムプランⅠ」料金表
区分単位
中国電力「ファミリータイムプランⅠ」料金(消費税率10%)
基本料金~10kVA1契約2577円10銭
上記をこえる分1kVA481円77銭
電力量料金デイタイム
(10時〜17時)
夏季
(7月1日~9月30日)
1kWh47円38銭
その他季
(10月1日〜翌年6月30日)
42円57銭
ファミリータイム
(8時〜10時/17時〜23時)
42円33銭
ナイトタイム
(23時〜翌8時)
30円34銭
「ファミリータイムプランⅠ」はこんなご家庭におすすめ
  • 世帯人数の多いご家庭
  • オール電化住宅にお住まいのご家庭
  • 電化住宅割引を希望するご家庭

「ファミリータイムプランⅠ」は、基本料金は割高ですがその分日中の電力量料金単価は割安に設定されているため、電気をたくさん使うご家庭向けです。電化住宅割引があるため、オール電化住宅に住んでいて電気使用量が多いご家庭は、このプランがおすすめです。

「ファミリータイムプランⅡ」

ファミリープランIIは、少人数などで電気をあまり使わないご家庭にぴったりなプランです。オール電化住宅の場合は電気料金がさらに8%割引(電化住宅割引、上限税込3,300円)が適用されます。プランを契約するには、1kVA以上の夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器の設置が条件となります。

中国電力「ファミリータイムプランⅡ」料金表
区分単位中国電力「ファミリータイムプランⅡ」料金(消費税率10%)
基本料金~10kVA1契約1587円10銭
上記をこえる分1kVA481円77銭
電力量料金デイタイム
(10時〜17時)
夏季
(7月1日~9月30日)
1kWh50円71銭
その他季
(10月1日〜翌年6月30日)
45円58銭
ファミリータイム
(8時〜10時/17時〜23時)
45円34銭
ナイトタイム
(23時〜翌8時)
30円34銭
「ファミリータイムプランⅡ」はこんなご家庭におすすめ
  • 世帯人数の少ないご家庭
  • オール電化住宅にお住まいのご家庭
  • 電化住宅割引を希望するご家庭

「ファミリータイムプランⅡ」は、基本料金は割安で日中の電力量料金単価がやや割高に設定されているので、電気使用量の少ないご家庭向きです。こちらも電化住宅割引が適用されますので、オール電化住宅に住んでいて、電気使用量は少なめなご家庭は、こちらのプランがおすすめです。

 

「ファミリータイムプランⅠ」と「ファミリータイムプランⅡ」の違いを解説

  • 基本料金は「ファミリータイムⅠ」のほうが割高ですが、昼間と朝晩の電力量料金単価は「ファミリータイムプランⅡ」のほうが割高となっています。(夜間は同額)
  • 大家族などで、電気をたくさん使う家庭は「ファミリータイムプランI」がお得になりますが、電化住宅でも家庭の人数が少なめでそこまでたくさん電気を使わない家庭は「ファミリータイムプランⅡ」がお得になります。

家電のタイマー機能を使ったり、家事の時間を昼間から、朝晩・夜間へと上手に移行することで、電気代をさらにお得に節約することができます。

なお、料金単価が一番高い夏の平日の日中にエアコンをたくさん使うと、電気料金が高額になってしまう場合があります。特にお子さんがいる家庭の夏休みなどは、平日でもエアコンを使用する場合が多いので注意が必要です。

中国電力「ファミリータイムプラン」について知っておきたいこと

支払い方法や違約金の有無など、中国電力のオール電化向けプラン「ファミリータイムプラン」の契約に関する情報をまとめました。

中国電力「ファミリータイムプラン」の契約期間・解約手数料などについて

契約期間は?
4月1日から翌年の3月31日まで(以降、1年ごとに自動更新)となっています。
解約違約金は?
かかりません。
解約手数料は?
かかりません。

中国電力「ファミリータイムプラン」の契約手数料・支払い方法・請求書について

契約手数料は?
かかりません。
支払い方法は?
口座振替・クレジットカード・振込用紙などでの支払いが可能です。振込用紙での支払いの場合、払込票等発行手数料として1契約あたり55円(税込)/月がかかります。
請求書は?
Web上のマイページで確認できます。中国電力の会員制Webサイト「ぐっとずっと。クラブ」未加入で、「電気ご使用量のお知らせ」をLINEで受け取っていない場合は、検針結果のお知らせ発行手数料として、1契約あたり55円(税込)/月がかかります。

中国電力「ファミリータイムプラン」は夜間の電気代がお得◎

中国電力のオール電化向けプラン「ファミリータイムプラン」はナイトタイムの電力量料金単価がお得なほか、エネルギアポイントが貯まったり、割引制度が利用できることがわかりましたね。

「『ファミリータイムプラン』よりも安いオール電化向けプランはないの?」と気になっている方は、「エネチェンジ電力比較」で確認してみましょう。郵便番号や現在契約中の電力会社の名前などを入力するだけで簡単に電気料金が比較できるので、ぜひ利用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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