電気でサッカーを応援!地産地消を目指す茨城・水戸電力
この記事の目次
電力自由化では地産地消というキーワードに注目が集まっています。今回紹介する水戸電力は茨城県・水戸市に本社を置き、地産地消や地域貢献を目指す新電力です。どんな会社?電気料金プランは?
- 更新日
- 2016年4月27日
- 登録小売電気事業者
- 登録あり
水戸電力はスマートテックと水戸ホーリーホックが出資
水戸を含む茨城圏内で電気を発電し茨城県内で消費する「地産地消」を目指しています。地域と連携して再生可能エネルギーなどのエネルギー産業に取り組むことで雇用創出も行い、茨城県への地域貢献をしていきたいのだそう。
茨城県でなくても関東圏内であれば電気を買うことは可能なので、茨城出身者や水戸ホーリーホックのサポーターの人は、水戸電気と契約することで茨城県を応援できますね。
地域貢献アドバイザーは元サッカー日本代表の鈴木隆行
さほどスポーツには明るくない30代女子の私も、鈴木選手のことは知っています!電力自由化EXPOのトークイベントで見かけたときは、ちょっと嬉しかったくらいです。
2015年に引退した鈴木選手ですが、出身が茨城県日立市で、水戸ホーリーホックに在籍していた時期からサッカーを通した地域貢献活動をしていたようです。今回、水戸電力の地域貢献アドバイザーに就任していますよ。
サッカーチームが電力?それって大丈夫?
いくら水戸ホーリーホックのサポーターでも、電気とスポーツは別という人もいますよね。「サッカーチームの電力って大丈夫なの?」というのが、消費者の素直な反応です。
水戸電力は法人向けの電力提供をすでに開始しており、実績もつくっています。また、共同出資しているスマートテックも太陽光や風力・バイオマスなどのエネルギー事業を展開しているので、安心できるのではないでしょうか?
地産地消って、全部の電気を茨城県内で作っているの?
水戸電力のWEBサイトにも記載がありますが、あくまで「地産地消を目指している」段階です。安定供給のために、東京電力からの常時バックアップや市場調達なども行って、私たちに電気を届けてくれますよ。
- 申し込み
- 受付中
- 電力供給
- 2016年4月
- 供給エリア
- 東京電力管内(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)※離島は除く)
- 申し込み方法
- WEB
では、電気料金プランをみてみましょう!
水戸電力の電気料金プラン「ベーシックプラン」
区分 | 単位 | 水戸電力 料金(税込) | 東京電力・従量電灯 料金(税込) |
|
---|---|---|---|---|
基本料金(従量電灯B) | 30A | 1契約 | 842円40銭 | 842円40銭 |
40A | 1123円20銭 | 1123円20銭 | ||
50A | 1404円00銭 | 1404円00銭 | ||
60A | 1684円80銭 | 1684円80銭 | ||
基本料金(従量電灯C) | 10kVA | 2808円00銭 | 2808円00銭 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19円93銭 | 19円43銭 |
120kWh〜300kWh | 24円26銭 | 25円91銭 | ||
301kWh〜310kWh | 29円93銭 | |||
上記超過分 | 27円24銭 |
東京電力の従量電灯B・Cに対応した電気料金プランが発表されています。基本料金は同額ですが、電力量料金の2段階目、3段階目の単価が割安になっていますね。
水戸電力の試算によると、従量電灯Bを50A契約で月間500kWh程度使う家庭の場合は、水戸電力に切り替えると年間約1万円お得になるそうです!1万円は大きい!
電気を買ってサッカーを応援!水戸ホーリーホック応援プラン
- 応援特典1(契約件数3000件達成)
- サンクスマッチ開催&ご招待(先着3000名)
- 応援特典2(契約件数5000件達成)
- 水戸電力が、ピッチ看板スポンサーになります!
もっと契約件数が増えれば、ユニホームスポンサーという特典もあるようです。これは、水戸ホーリーホックサポーターとしては、友達や親戚に声をかけたくなるかもしれません。
節電がしやすくなる!HEMSの無償レンタルあり
水戸電力に契約すると、「電気の見える化」をしてくれるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を無償レンタルできます。
スマートメーターになっても、私たちの手元に30分ごとの電力使用量の数値がリアルタイムで届くわけではありません。「今どのくらいの電気を使っているのか?」を知るためには、HEMSを使う必要があるんです。
逆にいうと、HEMSを無償レンタルしてくれるということは、節電や省エネしやすくなるということ。今まで目に見えなかった電気が可視化されたら、家族への節電・節約の協力も促しやすくなるのでは?
茨城県の新電力・水戸電力で地元を応援してみる?
電力自由化で200を超える事業者が電力市場に参入しています。関東や関西は新電力も多く、何を基準に電気料金プランを選べばいいのか混乱している人もいるのではないでしょうか?
今回の水戸電力は「水戸・茨城県に貢献する」と明確に示しています。電気代が安いからではなく、「◯◯を応援したいから△△電力にする」という選び方も今後増えていってほしいものです。
エネチェンジではアナタに最適な電気料金プランを比較検討できるサービスエネチェンジ電力比較を提供しています。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。