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【図解】光コラボとは?仕組みやメリットと欠点をわかりやすく解説

【図解】光コラボとは?仕組みやメリットと欠点をわかりやすく解説

光コラボとは何か、仕組み図も用いて徹底解説します。

「光コラボとフレッツ光は何が違うの?品質は同じ?」「光コラボとしてサービス提供をしている会社はどこ?」といった疑問にもお答えします。

更新日
2024年11月8日

光コラボとは

光コラボとは、NTT東日本・西日本の光回線を借りた会社が、独自サービスとして提供するインターネットサービスです。プロバイダとセットになっていたり、各社異なる割引制度があったりするのが特徴。NTTが独占している光回線事業の市場拡大を促進するために、2015年2月から始まりました。

光コラボの仕組みとフレッツ光との違い

NTT東日本・西日本が提供しているフレッツ光を利用するには、回線だけでなくプロバイダの契約が必要です。しかし、光コラボは回線とプロバイダがセットになっているため、1社と契約するだけでインターネットが利用できます。

それだけでなく、料金設定や割引制度、オプションの種類などが大きく違います。特に光コラボは割引制度に力を入れており、スマホや都市ガスなどとのセット割を提供している会社が多いです。

光コラボのメリットとデメリット

光コラボには、以下のようなメリットやデメリットがあります。

光コラボのメリット

まず挙げられるのが料金面でのメリット。光コラボはフレッツ光と違い、プロバイダをセットにしてサービス提供をしているため、月に支払う基本料金が割安に設定されています。さらに各社、スマホのセット割、長期契約者向けの割引制度、ポイント還元などを行っているため、おトクに光回線が利用できます。例えば、光コラボのひとつであるドコモ光は、「eximo」や「irumo」などを利用していると、スマホの月額料金から最大1,100円割引きされるのに加え、dポイントが1,000円(税抜)につき10ポイント貯まります。

プロバイダがセットになっているのは料金のメリットだけではありません。契約が1回で済むのはもちろん、支払い先がまとめられて家計管理が楽になったり、インターネットに不具合があった際も問い合わせ先に迷わなかったりする利点もあると言えるでしょう。

またフレッツ光からの乗り換え時は「転用」、光コラボから光コラボへの乗り換え時は「事業者変更」の手続きをするだけで、開通工事が発生しないため、気軽にサービス変更がしやすいのも◎

光コラボのデメリット

2024年9月時点、NTT東日本だけでも520社以上が光コラボとして登録されています。事業者が多く、選択肢があるのはメリットである一方、自分にとって最適なサービス・プランを選ぶのが難しい状況となっているのはデメリットと言えます。割引が適用されないサービスを契約したり、不要なオプションのついたプランを契約したりしてしまうと、月々の通信費が高くなってしまう事態にもなりかねないので、注意しましょう。

その他、光コラボは複数事業者でNTT東日本・西日本の回線を共用するため混雑がしやすいこと、フレッツ光からの乗り換えの場合はタイミングによってプロバイダの解約金が発生することなどもデメリットとして挙げられます。ただ、前者は接続環境をIPv4からIPv6に変更、後者は解約金などを負担してくれるキャンペーンを実施している光コラボと契約するなどの対策はあります。

光コラボに乗り換える方法

光コラボへの乗り換えは、現在契約している光回線の種類によって方法が変わります

乗り換えパターン種類
フレッツ光→光コラボ転用
光コラボ→光コラボ事業者変更
独自回線→光コラボ新規契約

転用と事業者変更の場合、同じ回線をそのまま利用するため、工事が発生しません。それぞれ、転用承諾番号または事業者変更承諾番号を、契約中の会社に発行してもらい、新しい光コラボの事業者と手続きをするだけでOK。

ただし、コミュファ光やeo光など、NTTから光回線を借り受けていない、独自回線のサービスからの乗り換えの場合は、新規契約扱いとなるため、工事が必ず発生するので注意しましょう。

光コラボ提供事業者一覧

2024年9月時点で、NTT東日本だけでも520社以上の登録があります。一例として、以下のサービスを挙げます。

  • IIJmioひかり
  • AsahiNet光
  • @スマート光
  • @T COM光
  • @niftyひかり
  • エキサイト光
  • enひかり
  • OCN光
  • GMOとくとくBB光
  • So-net光
  • SoftBank 光
  • DTI光
  • ドコモ光
  • ビッグローブ光
  • ぷらら光
  • 楽天ひかり

総務省の資料によれば、令和4年度における光コラボの契約者数は1,681万件でした。これは、フレッツ光を含めたNTT東日本・西日本の提供する光回線サービスのうち71.3%に及び、多くの利用者が光コラボを利用していることが分かります。

コスパ重視なら光コラボはおすすめ

コスパで考えるなら、プロバイダがセットになっていたり、割引制度が充実している光コラボはおすすめのサービスです。ただし、光コラボでも会社によって料金やオプションサービス等は異なるので、それぞれの特徴を理解し、自分に合った回線を選ぶことが大切です。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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