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電気代を安く節約できる!プラン変更+電気を使う時間帯の変更が節約のカギ!

電気代を安く節約できる!プラン変更+電気を使う時間帯の変更が節約のカギ!

電気代の節約方法は、こまめなスイッチオフなど面倒なものだけではありません。

自分の生活スタイルに最適な電気料金プランに変更し、そのプランの特徴(時間帯)にさらにマッチした生活をすることで、電気代はずっと安くする事ができるんです。

電気代を節約するには、適切な電気料金プランを選んだ上で、家事時間帯をプランに合わせてずらそう

電気代を節約できるワザ、それは、『今の暮らしに適切な電気料金プランを契約した上で、家事の時間帯をそのプランの特徴にあわせて調整する』という方法です。ご家庭の基本的な生活スタイルに見合った電気料金プランを選び、そのプランが時間帯別料金であったなら、電気料金が最も安い時間帯へ家事をできるだけずらしてしまうことで節約することが可能なのです。

電気代節約の第一歩、まずは最適なプランを選びましょう

とはいえ、まずは今の暮らしにぴったりと合ったプランを選ぶことが大切です。その理由は、ただ価格が安いだけのプランは存在しないということ。
基本料金や単価に気を取られすぎて、主に電気を使う時間帯や量の設定が暮らしのリズムと異なる電気料金プランを選んでしまうと、そのプランが想定しているもっともおトクな使いかたに合わせられず、かえって高い請求を受けることになりかねません。最適なプランを見極めることが大事です。

電気代節約には、最適プランを知ることが大事!

そこでまずは「エネチェンジプラン診断」を使って、最適なプランを調べてみましょう。そのプランが時間帯別の料金を持っているなら、大きな節約のチャンス。時間帯別電気料金プランは、夜間の電気料金単価が日中の半額以下に設定されている場合も多いのです。

電気代節約のために、プランにあわせて電気を使う時間をずらすってどういうこと?

それでは実際に、4人家族の青木家を例として、電気代を節約するためにエネチェンジで電力会社を選びましょう!『今の暮らしに適切な電気料金プランを契約した上で、家事の時間帯をそのプランの特徴にあわせて調整する』という方法をみていきましょう。

青木家は現在、中部電力の従量電灯プランを契約しています。青木家の家族構成は以下のようになっています。

父親
会社員、土日休み
母親
週に3~4日、日中パート勤めをしている
長男
大学生
長女
高校3年生で、受験生

この青木家の生活スタイルには、以下のような特徴があります。

  • 日中は両親は仕事、子どもは学校のため不在な場合が多い
  • 母親はパートが休みの日にまとめて家事を行っている
  • 長女は受験勉強で、長男は大学の課題や娯楽(パソコンや映画鑑賞など)で夜遅くまで起きている。
  • 両親の就寝時間は毎晩0時~1時頃

上記の特徴から、青木家の電気使用量は日中40%/夜間60%ぐらいになります。それを踏まえ、エネチェンジプラン診断で青木家の生活スタイルに一番見合ったプランをシミュレーションしてみましょう。

電気代節約のチャンスは時間帯別料金のプランにあり!

電気代を節約するためにエネチェンジプラン診断でシミュレーションをした結果、青木家にはピークシフト電灯が最適で、従量電灯からプラン変更をした場合は年間で現在よりエネチェンジで電力会社を選びましょう!15,414円もお得になるという見込み結果が出ました。青木家に最適なピークシフト電灯には、こんな特徴があります。

ピークシフト電灯(中部電力)

ピークシフト電灯は、夏季(7-9月)の平日13時~16時までをピーク時間帯として電気料金単価を高額に設定し、その分23時~翌7時まで割安料金が設定されているプランです。ピーク時間以外の日中時間帯は、青木家が現在契約している従量電灯のように、使用量が多くなるほど料金単価が3段階制で上がる設定がされています。

ピークシフト電灯は、ピーク時間である平日の13-16時は不在で電気を使わない青木家にはぴったりの料金プランですね。
そしてさらに、エネチェンジプラン診断では診断結果の画面に「料金が最安の時間帯」という表示が出ることがあります。こう書かれていたらエネチェンジで電力会社を選びましょう!「時間帯別料金」のある電気料金プランの証。日中にやらなくてもよい家事をその時間帯に移動することで、乗り換えによる見込みお得額、青木家の場合は15,414円よりも、さらに多くの電気代を節約できる可能性があるんです。

プランに合わせて家事の時間をずらし、電気代を節約する実例を見てみよう

青木家は電気代を節約するため、エネチェンジプラン診断の結果にもとづき従量電灯プランからピークシフト電灯プランに変更しました。
ピークシフト電灯プランの電気代は、

ピーク時間
57円46銭/13時〜16時 (夏季のみ)
昼間時間
23円67銭〜31円74銭/7時〜23時 (夏季ピーク時間帯を除く)
夜間時間
13円45銭/23時〜翌7時

となっています。青木家のお母さんは、週に3~4日パートに出ていますが、パートにいかない日には、日中家で時間帯を気にせずに家事を行っていました。
また、子ども達は学校が夏休み中は、日中在宅してエアコンやパソコンなど電気を使っています。

しかし、ピークシフトプランは夏季の13-16時の間は、従来の従量電灯プランを使った場合よりも、料金単価が高くなる特徴があります。エネチェンジプラン診断の計算結果はその上昇分もシミュレーションに含まれていますが、この部分はまだまだ節約できる、ということになります。
このため青木家は、たくさん電気を使う時間などをピーク時間から昼間時間・夜間時間へと移行してみることにしました。

青木家の家事時間のずらし方
昼間時間(普通料金の時間帯) 7:00-13:00
電気料金単価の安い時間に家事をする
  • 朝食づくり
  • お弁当づくり
  • 掃除機を掛ける
  • 洗濯物を干す
  • アイロンがけをする
ピーク時間になるべく電気を使わないための準備
  • ピーク時間に在宅予定の場合、エアコンのスイッチを入れておく(ピーク時間には送風運転になり冷房費を抑えられる)
  • ピーク時間帯にノートパソコンを使用する場合は事前に充電しておく
ピーク時間(もっとも割高になる時間帯)13:00-16:00
電気料金単価の安い時間に家事をする
  • 買い物など外出の用事をし、家で電気を使わない
ピーク時間になるべく電気を使わないための準備
昼間時間(普通料金の時間帯) 16:00-23:00
電気料金単価の安い時間に家事をする
  • 夕食作り
  • 午前中にできなかった家事(アイロンがけなど)
ピーク時間になるべく電気を使わないための準備
  • 夜間時間に使用する家電のタイマーをセットする(洗濯機・洗濯乾燥機・食洗器・炊飯器など)
夜間時間(割安料金の時間帯) 23:00-翌7:00
電気料金単価の安い時間に家事をする
  • 洗濯機を回す(タイマー)
  • 洗濯乾燥機を回す(タイマー)
  • 炊飯器・ホームベーカリー(タイマーで早朝炊き上がり)
ピーク時間になるべく電気を使わないための準備
  • 充電が必要なものはこの時間帯に充電がベスト(パソコン・スマートフォン・デジカメ・ビデオなど)
  • ピーク時間前に家事を済ませ、ピーク時間は外出の用事を済ませることにしました。
  • 夏休みなどで子ども達がピーク時間に在宅している場合は、ピーク時間前にエアコンのスイッチを入れておいたり、パソコンの充電をしておくようにして、ピーク時間帯の電気使用量を抑えるようにしました。
  • 夏の暑い日などは、家にいるよりも、ショッピングモールや図書館など、冷房が効いていて涼しい場所へと出かけてしまうようにしました。
  • 食器洗浄機・炊飯器・ホームベーカリー・洗濯機・梅雨の時期は洗濯乾燥機など、タイマーを使える家電は夜寝る前にタイマーをセットして、電気料金単価の最も安い夜間時間帯に使用するようにしました。
  • お父さんや子ども達も、パソコン・タブレット・スマートフォン・デジタルカメラ・ビデオカメラなどの充電が必要な機器は、電気料金単価の最も安い夜間時間帯にまとめて充電しておくようにしました。

このように、電気料金プランに合わせて電気を使う時間帯を移行すると、エネチェンジプラン診断でシミュレーションした際の節約見込み額以上に、年間の電気代を安くできる可能性があります。

電気代が大きく節約できるワザを取り入れてみよう

上記でご紹介した電気代が大きく節約できるワザ『ご家庭に適切な電気料金プランを契約した上で、家事の時間帯をシフトする』を試せば、電気代の値上がりに悩むみなさんの家庭の電気代もぐんと安くすることができるかもしれません。もちろんこの節約方法は、すでに時間帯別の電気料金プランを契約している方にもお使いいただけますし、まだ契約時の料金プランをそのまま使い続けている方は、まずは最適なプランを診断するところから節約を始めてみましょう。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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