現在楽天ひかりを契約していて、ビッグローブ光に乗り換えを検討している方向けに、手順や注意点を解説します。また、楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるメリット・デメリットもまとめているので、契約前に今一度確認しましょう。
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更新日

2024年9月20日

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換え時の注意点

ここでは、楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える前に、必ず確認しておきたいことをご紹介します。

楽天市場の還元率が下がる

楽天ひかりは、楽天のSPU（スーパーポイントアッププログラム）の対象となっており、楽天市場でのポイント還元が＋2倍になっています。このため、楽天ひかりを解約すると、楽天市場でのポイント還元率が下がってしまいます。

楽天ひかりのメールアドレスは引き継げない

楽天ひかりを解約すると、楽天ひかりが発行しているメールアドレスは利用できなくなります。楽天ひかり発行のメールアドレスに様々なサービスを紐づけていた場合、各種の通知などが受け取れなくなる点には注意が必要です。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換え時の費用

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える際は、解約金や新規申し込み時の契約手数料などが発生します。ここでは、ビッグローブ光に乗り換えるのにいくらかかるのかをご紹介します。

楽天ひかりの解約時の費用

楽天ひかりの無料解約申請期間（2年契約は24カ月目～26カ月目、3年契約は36カ月目～38カ月目）以外のタイミングで解約した場合、契約解除料が発生します。

また、解約月の日割り計算は行われないため、月の途中で解約する場合は最終月の基本料金がかかります。そのほか、工事費を分割で支払っていて残債があると、解約時に一括請求されます。なお、楽天ひかりの解約金に楽天ポイントを充てることはできないので注意しましょう。

ビッグローブ光の申し込み時の費用

ビッグローブ光は、申し込み時に申込手数料と工事費を含む初期費用がかかります。申込手数料は、2年プランを新規申し込みの場合は1,100円、転用の場合は2,200円、事業者変更の場合は3,300円。3年プランは3,300円かかります。

戸建て向けとマンション向けで費用は変わらず、10ギガプランも同一の申込手数料がかかります。また、1ギガのプランから10ギガのプランに変更する場合は、タイプ変更工事費が発生します。

なお、ビッグローブ光の工事費は、「新規工事費実質無料特典」によって”実質無料”となります。分割払いと同じ回数で毎月の利用料から割引されるため、分割払いを選べば申し込み時の支払いは申込手数料だけで済みます。ただし、派遣工事なしの場合は一括払いのみとなります。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える方法

ここでは、楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える方法（事業者変更手続きの流れ）を解説します。主な手順は次のとおりです。

1. 楽天ひかりの事業者変更承諾番号を取得する
2. ビッグローブ光に申し込む
3. 送付される書類を確認する
4. ビッグローブ光の接続機器の設定をする

Step1）楽天ひかりの事業者変更承諾番号を取得する

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるには、Webから事業者変更承諾番号を取得します。なお、事業者変更承諾番号は15日間の有効期限があります。15日を経過すると無効になるので、その場合は再度、事業者変更承諾番号を取得してください。

Step2）ビッグローブ光に申し込む

楽天ひかりから事業者変更承諾番号を取得したら、ビッグローブ光のホームページや電話から、申し込み手続きを行います。申し込みの際は、以下の情報が必要です。

• 事業者変更承諾番号
• NTT回線名義

また、事業者変更承諾番号の取得後は、4日以内にビッグローブ光に申し込んでください。申し込み前には、契約に関する情報が記された約款や、重要事項説明書に目を通しておきましょう。

Step3）送付される書類を確認する

手続きが完了すると、BIGLOBEとKDDIからそれぞれ書類が届きます。

BIGLOBEからは、「BIGLOBE会員証」または「BIGLOBE接続ID通知」が送付されます。接続設定に必要なID・パスワードが記載されているので、大切に保管してください。また、事業者変更予定日のおよそ5日前には開通の案内、あわせて無線LANルーターを申し込んだ場合は別途、接続機器も送付されます。

KDDIからは、各種の手続きに必要な「au ID」の通知や、支払い方法の登録用書類が送付されます。なお、支払い方法の登録は、書類に必要事項を記入して返送するほか、KDDIのマイページ「My au」にてWeb上での手続きも可能です。

Step4）ビッグローブ光の接続機器の設定をする

「BIGLOBE会員証」または「BIGLOBE接続ID通知」の記載に従って、ビッグローブから送られてきた接続機器と、インターネットを使用するパソコンやスマホの接続設定をします。もしインターネットに接続できなかったときは、サポートデスクに問い合わせましょう。

なお、市販のルーターを利用している場合、乗り換えにあたってルーターの再設定は不要です。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるメリット・デメリット

ここでは、楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える際のメリット・デメリットについてご紹介します。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるメリット

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるメリットには、次のようなものがあります。

• 10ギガプランがある
• 「Gポイント」を貯められる
• auやUQ mobileのスマホとのセット割がある
• ひかり電話の電話番号がそのまま使える

楽天ひかりは1ギガのプランのみを扱っていますが、ビッグローブ光は10ギガのプランを提供しています。10ギガの提供エリアにお住まいで速度にこだわりたい場合、ビッグローブ光の10ギガに乗り換える選択肢もありますよ。

また、ビッグローブ光には、独自ポイントの「Gポイント」の還元があります。さらに、Gポイントの還元率は0.4％となっていますが、ビッグローブ光を継続して利用することで還元率がアップ。最大1.5％のGポイントが還元されるようになります。ただし、Gポイントを楽天ポイントに交換することはできません。
Gポイントを楽天銀行の残高に交換することは可能です。

加えて、auもしくはUQモバイルのセット割が利用できることもメリットです。ビッグローブ光電話と合わせて契約することで、au・UQmobileのスマホ料金が10回線まで、最大1,100円が割引されます。

そのほかには、事業者変更のため、乗り換え後もひかり電話の電話番号をそのまま引き継ぐことが可能です。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるデメリット

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換えるデメリットには、次のようなものがあります。

• 基本料金が少し高くなる
• 楽天市場の還元率が下がる

楽天ひかりとビッグローブ光を同じ条件（戸建て向け・1ギガ・2年契約プラン）で比較すると、楽天ひかりは5,280円、ビッグローブ光は5,698円で、楽天ひかりのほうが割安に設定されています。ビッグローブ光に乗り換えることで、通信費が高くなってしまいます。

また、楽天ひかりはSPUの対象となっているため、解約すると楽天市場でのポイント還元率が下がってしまいます。楽天市場をよく利用する人や、楽天ポイントを貯めている人など、いわゆる”楽天経済圏”の人にとってはデメリットになるでしょう。

楽天ひかりからビッグローブ光に乗り換える前に他社も比較！

楽天ひかりからビッグローブ光への乗り換えには、メリットだけでなくデメリットもあります。光回線を乗り換える際は、別の光回線サービスも合わせて比較検討してみることをおすすめします。