花粉症対策にぴったりな空気清浄機は?空気清浄機の性能を解説

花粉症対策で重要なことは、空気中に浮遊している花粉の量を減らすこと。そうは言っても、外出時は、なかなか防ぎきれないですよね。
しかし、室内であれば、空気中の花粉の量を減らすことができます。空気清浄機を活用して、花粉を吸引します。花粉症対策にぴったりな空気清浄機はどのようなものか知り、つらい花粉症シーズンを乗り切りましょう!
空気清浄機とひとくちに言っても、さまざまな機能を持ったものが販売されています。あまりにも複雑すぎてわからない方も多くいますよね。専門用語も多用されているため、知識のない方だとスペックを確認するのも大変です。
この記事では、空気清浄機が持つ機能を説明しつつ、花粉症への対策もできちゃう空気清浄機を紹介していきます。
空気清浄機の機能とは?
空気清浄機は、空中に浮遊する微粒子(花粉やダニ、ホコリなど)を取り除く機能を持っています。ペットや焼き肉などの嫌な臭いを吸収する機能もありますね。「掃除機の空気版」と考えると理解しやすいでしょうか。
ご家庭によって用途は様々ですが、花粉症対策として空気清浄機を購入する人も多いのではないでしょうか。近年は、家庭用でも業務用に近い機能を持つ商品が登場しています。どのような機能があるのか、見てみましょう。
- 「加湿機能」
- 乾燥が気になる冬期間には重宝する機能です。
- 「除湿機能」
- この機能があれば、雨の日でも嫌なにおいを気にせず部屋干しすることができます。
- 「PM2.5除去機能」
- ここ数年、中国大陸から黄砂が飛来することが増えてきました。空気清浄機は、花粉だけでなく、黄砂のような割と大きめの粉塵も吸い取ることができます。
性能を見分けるポイントは?
次に、空気清浄機の性能を見分けるポイントについてご説明します。
適用床面積
空気清浄機でよく見られる言葉が「適用床面積」。適用床面積とは、一般財団法人日本電機工業会によると「規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できるお部屋の広さ」のことです。床面積が大きければ大きいほど、微粒子を吸い込むのが早いということです。
空気清浄機のカタログには、たいてい「15畳」や「28畳」という数字が記載されています。もし、8畳の部屋で使用するのであれば、どの空気清浄機でも十分なのでしょうか?
いやいや、適用床面積に惑わされてはいけません。なぜなら、どれだけのスピードで部屋の空気をキレイにしたいのかが重要だからです。すぐにでもキレイにしたいのならば、大きい面積の機種を選んだほうがよいということです。
最大風量
一般的に最大風量が大きければ大きいほど空気をより強力に吸い込みます。例えば、カタログに「5.0m3/分」という記述があれば、1分間に5.0m3の空気を吸い込めるということです。風量は空気清浄機を選ぶうえで最も大切な要素のひとつです。メーカー各社のカタログを取り寄せて比較しましょう。
洗浄時間
一般財団法人日本電機工業会によると
8畳相当のお部屋で規定の粉塵(ふんじん)濃度の汚れが基準値以下になるまでの時間
ということです。これも適用床面積や最大風量と同じで、大きければ大きいほどよいということになります。
出典:空気清浄機│家電製品・機器情報│家電機器│製品分野別情報│JEMA 一般社団法人日本電機工業会
コストパフォーマンスも大切!
空気清浄機は長く使うものだけに、コストパフォーマンスにも注目したいものです。ポイントは消費電力とフィルター交換時期です。できるだけフィルターの交換時期が長いものを選択するとよいでしょう。今のところ、多くの製品でフィルター寿命が10年となっています。フィルターが汚れたまま使用し続けると、吸引力が下がったり、電気代が上がったりします。電気代の節約のためにも、健康維持のためにも早めのフィルター交換を心がけましょう!
花粉症対策に強い空気清浄機まとめ
花粉症対策に強い空気清浄機をまとめてみました。空気清浄機を使って効率よく花粉症対策をしていきましょう!