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auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光への乗り換え方法 デメリットや手順は?

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光への乗り換え方法 デメリットや手順は?

現在auひかりを契約していて、SoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換えを検討している方向けに、手順や注意点を解説します。auひかりからSoftBank 光に乗り換えるメリット・デメリットもまとめているので、契約前に改めて確認しましょう。

本記事で掲載されている金額は、すべて税込表示です。

更新日
2024年10月25日

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換え時の注意点

まずはauひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光へ乗り換える前に、確認しておきたい注意点をご紹介します。

auもしくはUQ モバイルのスマホとのセット割が使えなくなる

auひかりではオプションの「auひかり でんわ」と、auもしくはUQモバイルのスマホを契約すると適用されるセット割を用意。auなら「auスマートバリュー」、UQモバイルなら「自宅セット割」が適用されます。

割引されるスマホなどの金額は対象となるプランで異なりますが、最大で毎月1,100円。家族を含めて10回線までに適用されるため、合計すると最大11,000円も月額料金が安くなります。

auスマートバリューの割引額は、スマホの一部プランでは550円。ケータイ・タブレット・データ定額では、プランにて割引額が異なるので、auのHPで確認ください。自宅セット割の割引額は、「くりこしプランS/M +5G」なら638円、「くりこしプランL +5G」なら858円になります。

SoftBank(ソフトバンク) 光にもスマホとのセット割引が用意されていますが、SoftBankとワイモバイルが対象です。今後もauもしくはUQ モバイルのスマホを利用する予定なら、セット割引がなくなる分、スマホの月額料金が高くなることは理解しておきましょう。

解約するタイミングによっては解約金が発生する

auひかりを解約するタイミングによっては、解約金が発生します。金額はプランと契約成立日によって異なりますが、戸建てタイプなら4,460〜16,500円。マンションタイプなら2,290〜10,450円が請求されます。

解約金が発生しない「更新期間」は、2年契約のプランなら契約・更新月から24〜26カ月目、3年契約のプランなら36〜38カ月目の3カ月間です。いつが自分の更新期間かは、毎月の請求書またはMy auで確認できるので、SoftBank 光への乗り換えを検討しているなら事前にチェックしておきましょう。

auひかりで発番した電話番号は引き継げない

auひかりで発番した番号は、SoftBank(ソフトバンク) 光の「BBフォン」および「ホワイト光電話」などに引き継ぐことはできません。

しかし、auでなくNTT東日本/西日本で発番したアナログ電話の番号を、auひかり電話で利用していたなら引き継ぎ可能。ただ、auひかりを解約する前に「番号ポータビリティ」を手続きしておかないと廃番となります。番号を引き継ぎたいなら、手続きを忘れないように注意しましょう。

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換え時の費用

auひかりの解約には解約金などが発生する可能性があり、SoftBank(ソフトバンク) 光の新規申し込みでは契約事務手数料などがかかります。ここでは、auひかりからSoftBank 光に乗り換える際の費用について解説します。

auひかりの解約時の費用

auひかりの解約時には、以下3つの費用がかかる可能性があります。

  1. 解約金
  2. 撤去工事費
  3. 工事費の残債

1つ目の解約金です。2年もしくは3年の契約期間が定められているプランの場合、更新期間以外に解約すると解約金が発生します。契約期間が定められていないプランは、解約時に解約金は必要ありません。料金は契約成立日とプランによって異なり、次のとおりです。

auひかりの解約金一覧
契約タイプ契約プラン申し込み日解約金
戸建てタイプギガ得プラン2022年6月30日以前10450円
2022年7月1日以降4460円
ずっとギガ得プラン2022年6月30日以前16500円
2022年7月1日以降4730円
マンションタイプお得プラン2022年6月30日以前10450円
2022年7月1日以降2730円
お得プランA2022年6月30日以前7700円
2022年7月1日以降2290円

戸建て向けおよびマンション向けの「標準プラン」では基本的に解約金は発生しません。しかし、一部プロバイダでは6カ月以内の解約で解約金がかかることがあります。

2つ目は撤去工事費です。光回線の撤去工事は戸建てタイプの「auひかり ホーム」では任意で、マンションタイプでは不要となります。

ただし、2018年3月1日〜2022年6月30日にauひかり ホーム、または高速サービス(10ギガ・5ギガ)を契約した方は撤去工事が必須となるため、工事費の支払いが発生。もちろん、撤去工事を希望した場合も、工事費がかかります。

auひかり ホームの撤去工事費
契約成立日撤去工事費
2018年2月28日以前11000円
2018年3月1日以降31680円

3つ目は工事費の残債です。開通工事費を分割払いにしていた方は、解約すると開通工事費の残債が一括で請求されます。

なお、auひかりではレンタル機器の返却手数料は発生しません。ただ、返却が遅れると違約金を請求されます。無駄な出費を避けるためにも、早めの返却を心がけましょう。

SoftBank 光の申し込み時の費用

SoftBank(ソフトバンク) 光は初期費用として「契約事務手数料」と「開通工事費」が発生します。

契約事務手数料は3,300円。開通工事費はauひかりから乗り換える場合、立ち会いが必要な工事と、不要な工事で料金が異なります。立ち会いが必要なら31,680円、立ち会いが不要なら4,620円がかかります。

ただし、契約中は特典が適用され、工事費用相当額が月額料金から割引されます。つまり開通工事費は実質無料となり、申し込み時の支払いは契約事務手数料の3,300円だけで済みます。

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換える方法

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換える方法を解説します。主な手順は次のとおりです。

  1. SoftBank 光に新規で申し込む
  2. SoftBank 光の開通工事の日程を調整する
  3. SoftBank 光の開通工事に立ち会う
  4. SoftBank 光の接続機器を設定する
  5. auひかりの解約手続きをする

Step1)SoftBank 光に新規で申し込む

SoftBank(ソフトバンク) 光への乗り換えを決めたら、ソフトバンクショップかインターネット、電話で新規申し込みをします。次の情報を事前にまとめておくと、手続きがスムーズに進められるでしょう。

乗り換えの申し込み時に必要な情報
  • 契約者氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 設置先の住所
  • 建物の情報(持家・賃貸など)
  • 契約内容の送付先
  • 工事希望日

さらに、申し込み時には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど本人確認書類を提出。支払い情報の設定も必要です。「クレジットカード払い」か「口座振替」を選べるので、カードや通帳などを用意しておきましょう。

本人確認書類の提出と支払い情報の設定は、ソフトバンクショップでの申し込みなら、そのまま店頭で行えます。

インターネットまたは電話の場合、SMSで送付されてきたリンクから登録、あるいは郵送されてきた「インターネットご利用開始のご案内」に同封の「利用料金支払申込書」に記入・捺印して返送。手続きが完了すると、登録完了のSMS・メールが送信されてきます。

なお、申し込みをする前には、契約に関する情報が記された約款や、重要事項説明書に目を通しておきましょう。どちらもSoftBank 光のHPで確認できます。

Step2)SoftBank 光の開通工事の日程を調整する

SoftBank(ソフトバンク) 光を申し込んだら、光回線開通の工事日を決めます。ソフトバンクショップでの申し込みなら、申込日から約10日後以降から選択可能。インターネットまたは電話の場合は、本人確認審査が完了していないなら申込日から約2週間後以降、本人確認審査が完了しているなら約6日後以降から選べます。

工事日は早ければ即日で決定します。しかし、工事の内容などによって決定まで1カ月以上かかる場合も。工事日の調整が必要な場合、後日SoftBankから電話があります。

気をつけたいのは、工事の日時によって追加料金が発生すること。土日休日と17時~22時の夜間、22時~8時の深夜は割増金がかかります。費用を少しでも抑えたいなら、平日の日中に開通工事を行うと良いでしょう。

SoftBank 光の工事割増金
割増金の種類割増金
土日休日工事割増金3300円
夜間工事割増金9174円
深夜工事割増金18348円

予約した工事日での対応が難しくなった場合、「My SoftBank」で日程を変更できます。

Step3)SoftBank 光の開通工事に立ち会う

工事当日は屋内工事と屋外工事を実施します。最寄りの電柱から宅内まで光ファイバーを引き込み、光コンセントを設置。事前に送付されていたルーター一体型ONU(光回線終端装置)を接続して工事完了です。

工事にかかる時間は状況にもよりますが、1〜2時間程度が目安。開通工事には立ち会いが必須です。途中で外出もできないため、きちんと時間を確保しておきましょう。

なお、光回線が共用部まで導入されているマンションでは、屋外工事は不要。住居内まで光ファイバーケーブルが引き込んであれば、室内工事も必要ありません。

Step4)SoftBank 光の接続機器を設定する

宅内機器は、工事日の前日ごろを目安に宅配便などで送られてきます。機器同梱のガイドに従い、ルーター一体型ONUや光BBユニット、パソコンなどと繋げてください。

開通前には「インターネットご利用開始のご案内」が、SMSまたは郵送で送付されます。それを確認しながら、インターネットの接続設定を行ってください。もしインターネットに接続できなかったら、サポートデスクに問い合わせましょう。

Step5)auひかりの解約手続きをする

auひかりの解約手続きは契約しているプロバイダが「au one net」か、それ以外かで問い合わせ先が異なります

プロバイダがau one netなら「KDDIお客さまセンター」に電話して、解約を申し込みます。その際、auひかりHP内の「auひかり解約前のご注意事項」に目を通しておいてください。

一方でプロバイダがau one net以外なら、契約しているプロバイダの窓口に電話し、解約を申し込みます。ただし、契約しているのが「ASAHIネット/DTI/So-net/GMOとくとくBB/@T COM」なら、インターネット上から手続きが可能です。なお、解約のタイミングによっては、翌月分の月額料金がかかる場合もあります。毎月の解約の締日はプロバイダによって異なるので注意してください。

申し込みが済んだら、レンタル機器を返却して解約完了です。手続き完了から10日前後で返却用の「着払い伝票」が送付されてくるので、伝票を使ってレンタル機器をすみやかに返却してください。

なお、光回線の撤去工事は前述したとおり、基本的に任意となります。しかし、2018年3月1日〜2022年6月30日にauひかり ホーム、または高速サービス(10ギガ・5ギガ)を契約した人や、賃貸物件に戸建てタイプを導入して退居時に原状回復を求められた人などは、撤去工事が必要です。

auひかりからSoftBank(ソフトバンク)光に乗り換えるメリット・デメリット

最後に、auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換えるメリット・デメリットについてご紹介します。

auひかりからSoftBank 光に乗り換えるメリット

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換えるメリットは次の2つです。

auひかりからSoftBank 光に乗り換えるメリット
  • SoftBankもしくはワイモバイルとのセット割が使える
  • 提供エリアが広くなる

SoftBank(ソフトバンク)もしくはワイモバイルのスマホを契約しているなら、SoftBank 光のセット割引を利用できます。現在提供されているプランに適用される割引額は、次のとおりです。

SoftBankもしくはワイモバイルのセット割一覧
セット割引名セット対象     1回線あたりの割引額適用可能な回線数
おうち割 光セットSoftBankの対象プラン月額1100円合計10回線
おうち割 光セット(A)ワイモバイルの対象プラン月額1100〜1650円合計10回線

「おうち割 光セット」および「おうち割 光セット(A)」を適用するには、指定されたオプションへの加入が必要です。「スマホデビュープラン+」は「おうち割 光セット」と併用できません。SoftBankのスマホで、新規受付が終了した一部プランでは割引額が毎月550円となります。ワイモバイルのスマホで、新規受付が終了した一部プランでは割引額が毎月550〜1,188円となります。

また、auひかりよりも提供エリアが広くなるのもメリットです。auひかりは36都道府県で提供されていますが、SoftBank 光は全国で展開。引越しや転勤が多い方でも、利用しやすいのはうれしいところでしょう。

auひかりの光回線が導入済みの集合住宅に向けた「auひかり マンション」は、沖縄県を除く46都道府県での提供となります。

auひかりからSoftBank 光に乗り換えるデメリット

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換えるデメリットは3つ挙げることができます。

auひかりからSoftBank 光に乗り換えるデメリット
  • プロバイダを選択できない
  • auもしくはUQモバイルとのセット割が利用できない
  • 回線が混雑して、通信が不安定になる可能性がある

1つ目のデメリットは、プロバイダを選択できないことです。auひかりでは7つのプロバイダが用意されていましたが、SoftBank 光では「Yahoo! BB」しかプロバイダを選べません。SoftBank 光に乗り換えるとプロバイダを解約することになり、プロバイダメールや貯めていたポイントなどを使えなくなるので、気をつけましょう。

2つ目は、auひかりとのセット割が利用できなくなることです。auもしくはUQモバイルを継続利用すると、割引が適用されなくなる分、今よりスマホの月額料金が高くなります。

3つ目は、通信が不安定になる可能性があることです。auひかりは独自回線でしたが、SoftBank 光はフレッツ光の回線を他の事業者と共用しています。一般的に光回線は利用者が多いと混雑しやすく、通信速度の低下や通信が不安定になりやすい傾向にあります。もちろん通信が必ず不安定になるわけではありませんが、通信速度を優先したい方は要注意です。

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光に乗り換える前に他社も比較!

auひかりからSoftBank(ソフトバンク) 光への乗り換えには、メリットだけでなくデメリットもあります。光回線を乗り換える際は、別の光回線サービスも合わせて、必ず比較検討してみましょう。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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