主要メーカーを比較!ブルーレイレコーダーの電気代

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ご家庭でブルーレイレコーダーを使用している方は多いですよね。いまや地デジ番組を綺麗な画質で録画するための必須アイテムといえるでしょう。多彩な録画機能や省エネ化など、年々性能も発展しているので、数年経ったら買いかえも検討したくなりますよね。そこで今回は買いかえの検討材料として、主要なメーカーのブルーレイレコーダーを消費電力と電気代、特徴で比較してみます。
パナソニックのブルーレイレコーダー
今回はそれぞれのメーカーから最新機種を紹介していきます。
パナソニックからは「BRG2010」と「BRZ1010」をピックアップ。
待機時の消費電力と電気代
まずは待機電力と1時間あたりの電気代を表にしました。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
BRG2010 | クイックスタート「切」時:約0.01W クイックスタート「入」省エネ時:約3.3W クイックスタート「入」標準時:約4.9W | クイックスタート「切」時:0.00円 クイックスタート「入」省エネ時:0.09円 クイックスタート「入」標準時:約0.13円 |
BRZ1010 | 「BRG2010」と変化なし | 「BRG2010」と変化なし |
クイックスタート機能にも差がありますね。うまく使い分ければお得になりそうです。
『クイックスタート「切」』での電気代は小数点第2位以下を切り捨てた、あくまで計算上の数値です。
動作時の消費電力と電気代
レコーダーが作動しているときの消費電力と1時間あたりの電気代も一覧にしてみました。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
BRG2010 | 約25W | 0.68円 |
BRZ1010 | 約21W | 0.57円 |
こちらも抑えられているのではないでしょうか。
機種ごとの特徴
「BRG2010」と「BRZ1010」の特徴を紹介していきましょう。
- BRG2010
- 最大の特徴は、6チューナーを搭載したことによる最大6番組の同時録画。家族でみたい番組がかぶってしまう問題も解消できますね。Wi-Fi機能を使えば、ケーブルなしで話題の4K画質の写真・動画ファイルを共有することが可能です。
- BRZ1010
- ハードディスク容量が1TBに減り、同時録画は3番組までですが、4Kコンテンツの視聴などは「BRG2010」と同様に楽しめます。
消費電力に大きな差がないので、求めている機能でえらぶとよさそうですね。
参照:BRG2010 | ブルーレイ/DVDレコーダー | PanasonicBRZ1010 | ブルーレイ/DVDレコーダー | Panasonic
東芝のブルーレイレコーダー
今度は東芝から最新機種である「DBR-T660」と「DBR-Z620」について紹介します。
待機時の消費電力と電気代
待機電力と1時間あたりの電気代の表は以下のようになります。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
DBR-T660 | 通常:約7.6W 省エネ待機:約0.06W 瞬速起動待機時:約14.2W | 通常:0.21円 省エネ待機:0.00円 瞬速起動待機時:0.38円 |
DBR-Z620 | 通常:約7.2W 省エネ待機:約0.06W 瞬速起動待機時:約12.9W | 通常:0.19円 省エネ待機:0.00円 瞬速起動待機時:0.35円 |
こちらではモードごとの違いが大きいようです。省エネ待機をかしこく利用しましょう。
「省エネ待機」の電気代は小数点第2位以下を切り捨ててあります。
動作時の消費電力と電気代
動作中の消費電力と1時間あたりの電気代もチェックしましょう。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
DBR-T660 | 通常動作時:27W BSアンテナ+USB電源供給時:41W | 通常動作時:0.73円 BSアンテナ+USB電源供給時:1.11円 |
DBR-Z620 | 通常動作時:25W BSアンテナ+USB電源供給時:41W | 通常動作時:0.68円 BSアンテナ+USB電源供給時:1.11円 |
当然ながら外部機器とつないだときには消費電力があがりますね。注意したほうがよさそうです。
機種ごとの特徴
「DBR-T660」と「DBR-Z620」の差異は、ハードディスクの容量、内蔵チューナーの数、同時録画できる番組の数です。
- ハードディスク容量
- DBR-T660:2TB
- DBR-Z620:1TB
- 内蔵チューナー
- DBR-T660:3つ
- DBR-Z620:2つ
- 同時録画
- DBR-T660:3番組
- DBR-Z620:2番組
そのほかの性能に差はないので、1日の使用頻度や家族の人数を考慮して選択するといいかも!
参照:DBR-T660/T650/TOP|レグザサーバー/レグザブルーレイ|REGZA : 東芝DBR-Z620/Z610/TOP|レグザサーバー/レグザブルーレイ|REGZA : 東芝
シャープのブルーレイレコーダー
シャープから紹介する機種は、「BD-T2800」と「BD-W2800」になります。
待機時の消費電力と電気代
こちらでも、まずは待機電力と電気代を表にしてみます。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
BD-T2800 | 一発起動(クイック起動)設定「しない」:約0.1W 一発起動(クイック起動)設定「する」:約11W エコモード時:約0.02W | 一発起動(クイック起動)設定「しない」:0.00円 一発起動(クイック起動)設定「する」:0.30円 エコモード時:0.00円 |
BD-W2800 | 「BD-T2800」と変化なし | 「BD-T2800」と変化なし |
設定がクイック起動の有無とエコモードのみなのでシンプルですね。使う頻度が少ないときは、エコモードもうまく活用しましょう。
『一発起動(クイック起動)設定「しない」』と「エコモード」の電気代は小数点第2位以下を切り捨ててあります。
動作時の消費電力と電気代
動作中の消費電力と1時間あたりの電気代の一覧です。
機種名 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
BD-T2800 | 約26W | 0.70円 |
BD-W2800 | 約25W | 0.68円 |
かなり僅かな差になっていますね。ほかの機種も消費電力にあまり差がないので、シャープ製品の特徴のようです。
機種ごとの特徴
この2機種の性能差は、搭載チューナーによる同時録画できる番組数の違いだけです。
- BD-T2800
- 3番組
- BD-W2800
- BD-W2800
どちらにも連続ドラマをピックアップして自動で録画(ユーザーの設定が必要です)する「ドラ丸」、リモコンのポップアップボタンで録画番組を約5分ごとに分割して表示し、みたい箇所をすぐに探せる「新・見どころポップアップ」機能などを搭載。ハードディスクはどちらも2TBなので、やはり使用頻度などで機種を選択するといいでしょう。
参照:概要 | BD-T2800 | AQUOSブルーレイ:シャープ概要 | BD-W2800 | AQUOSブルーレイ:シャープ
ブルーレイレコーダーの電気代まとめ
各メーカーのブルーレイレコーダーの電気代や特徴を比較してみました。操作感や編集機能の使いやすさなど、買いかえ前から使っているメーカーがいいという方は多いと思います。エコ機能を活用すれば電気代に大きな差はないようなので、どのメーカーがおすすめかも人それぞれですね。みなさんのお気に入りのメーカーから、自分に合うと思える機種を探してみてください。