本記事ではエバーグリーン・リテイリングの値上げ、料金に関する改定情報についてまとめています。

エバーグリーン・リテイリングの値上げ・電気料金に関する改定情報

エバーグリーン・リテイリングの値上げ・電気料金に関する改定情報を新着順にまとめています。

【2024年4月】容量市場制度などに伴う電源調達調整額の算定式の一部変更

「電源調達調整額」は電気料金を算定するための項目のひとつ。容量市場制度などが理由で、2024年4月請求分から、この項目の算定方式の一部が改定され、電気代が値上がりします。

• 基本料金＋電力量料金±電源調達調整額＋再生可能エネルギー発電促進賦課金

電源調達調整額は、日本卸電力取引所（JEPX）の市場価格に連動していて、内訳は次のとおりです。

電源調達調整額の内訳

電源調達調整額＝電源調達調整単価×使用電力量

電源調達調整単価=（（平均市場価格/（1-損失率）×換算係数））-基準単価）×1+消費税）

今回改定されるのは上記の「基準単価」で、供給エリアによって金額が異なります。

エリア	【旧】エバーグリーン・リテイリング基準単価	【新】エバーグリーン・リテイリング基準単価
北海道電力	14円12銭	11円74銭
東北電力	9円43銭	6円61銭
東京電力	10円78銭	8円05銭
中部電力	10円86銭	8円11銭
北陸電力	7円44銭	4円62銭
関西電力	8円41銭	5円59銭
中国電力	7円61銭	4円52銭
四国電力	8円08銭	5円15銭
九州電力	8円42銭	5円49銭

その他変更点として、平均市場価格の参照期間も3カ月前から1.5カ月〜0.5カ月前に変更。例えば、3月使用で4月算定分には、2月15日〜3月14日の平均市場価格が適用されます。中国電力エリアのみ損失率が8.0%から7.7%に変更。

基準単価自体は下がっていますが、最終的に算出される電源調達調整単価は高くなります。例えば東京電力エリアの2024年1月分の平均市場価格で計算すると、電源調達調整単価は6円82銭から9円82銭になります。月の使用電力量が300kWhの場合、901円の値上げに。

電源調達調整単価の単位は1銭。端数は小数点以下第1位で四捨五入。

すべてのプランがCO2フリーに

2024年4月から、エバーグリーン・リテイリングのすべての電気料金プランは、再生可能エネルギー由来の非化石証書が付けられます。そのため、実質的にCO2排出量ゼロの電気が使えるようになります。また、電気料金プラン「CO2フリープラン」の基本料金（または最低料金）と電力量料金単価は値下げされます。

環境問題に関心が高い人にとっては、望ましい変更と言えるでしょう。

厳選！乗り換え先におすすめの電力会社

電力会社を乗り換えるなら、事前のシミュレーションが大切。まずは、おすすめの乗り換え先候補をご紹介します。

TERASELでんき

TERASELでんきでは、電気の使用量が少ない家庭向けのプラン「TERASELでんき」と、使用量の多い家庭向けのプラン「超TERASELでんき」を用意しています。それぞれ毎月の電気代200円（税込）につき楽天ポイントが1ポイント貯まるのもメリット。

東京ガス

東京ガスでは、電気とガスをセットで契約した際に「ガス・電気セット割（定率B）」が利用できます。東京ガスの都市ガス供給エリアにお住まいの方におすすめ。環境に配慮した電気が利用できる電気料金プラン「さすてな電気」もメリットです。

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idemitsuでんきは、車を利用する人向けのカーオプションが特徴です。100L/月までのガソリン・軽油が1Lあたり2円割引される「ガソリンコース」と、毎月の電気料金が200円割引される「EVコース」のどちらかを選択できます。

エバーグリーン・リテイリングが値上げや改定をした場合は確認をしましょう

エバーグリーン・リテイリングの値上げや、料金に関する改定の発表があった際は、毎月の電気代にどれくらい影響があるか確認しましょう。値上げ・改定内容によっては、別の電力会社への乗り換えを検討するのも一案です。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電力会社を見つけられます。キャンペーンを実施している電力会社も多いので、チェックしてみてくださいね。