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楽天でんきと北海道電力を比較!電気代が安いのはどっち?

楽天でんきと北海道電力を比較!電気代が安いのはどっち?

楽天でんきと北海道電力、どちらと契約しようか悩んでいる方必見!

本記事では、楽天でんきと北海道電力のプランをそれぞれ試算し、どちらが安いかを比較します。料金だけでなく、電気代に対するポイント還元やセットプランの有無など、それぞれの特徴の違いについても解説。

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更新日
2025年8月15日

楽天でんきと北海道電力の電気料金を比較!安いのは……

ここでは、楽天でんき「プランS」と北海道電力「エネとくポイントプラン」の1カ月の電気料金を比較。北海道電力エリアにお住まいで、契約アンペア数は30Aでシミュレーションしてみました。

楽天でんき「プランS」と北海道電力「エネとくポイントプラン」の料金比較表

1カ月の使用電力量楽天でんき「プランS」北海道電力エリア料金(消費税率10%)北海道電力「エネとくポイントプラン」料金(消費税率10%)差額
100kWh4510円4123円387円
200kWh9020円7653円1367円
300kWh13530円11382円2148円
400kWh18040円15409円2631円
500kWh22549円19436円3113円

楽天でんき「プランS」は「電力量料金±市場価格調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」、北海道電力「エネとくポイントプラン」は「基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で計算。楽天でんきの市場価格調整額と北海道電力の燃料費調整額は、2025年8月分を使用。

上記の電気使用量の場合、北海道電力「エネとくポイントプラン」と比較して楽天でんき「プランS」のほうが高いです。

楽天でんきと北海道電力の特徴の違いを比較

ここでは、楽天でんきと北海道電力の違いについて、詳しく解説します。

プランの種類|豊富なのは北海道電力

電気料金のプラン数が多いのは、北海道電力です。北海道電力では、時間帯や季節によって電力量料金単価が変わるプランや、定額制のプランなどを提供しています。エアコンを利用している家庭向けのプランがあるのも、特徴と言えるでしょう。

また、楽天でんきはオール電化向けプランを用意していないので注意しましょう。

楽天でんきの電気料金プラン
「プランS」
一般家庭向けの電気料金プランです。
北海道電力の電気料金プラン
「従量電灯B」
一般家庭向けの電気料金プランです。
「エネとくポイントプラン」
一般家庭向けで、エネモポイントが貯まる電気料金プランです。
「エネとくSプラン」
一般家庭向けで、150kWhまで定額に設定されたプランです。
「エネとくシーズンプラスB」
エアコンを利用している家庭向けで、冬期間(11月~翌2月末)以外の電力量料金が安く設定されたプランです。
「ふらっとソーラープラン」
太陽光発電とスマート電化をセットで利用している家庭向けで、冬期間(11月~翌3月末)は1,000kWhまで、その他期間(4月~11月)は500kWhまで定額に設定されたプランです。「スマート電化」とは、給湯と主暖房でヒートポンプ電化機器を、キッチンでIHクッキングヒーターを使用している状態をいいます。
「エネとくスマートプラン」
スマート電化を利用している家庭向けで、平日・土曜日の22時~翌8時と、日曜日・祝日の電力量料金が安く設定されたプランです。「祝日」とは、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日および12月31日をいいます。

北海道電力は、供給エリアによってプランが異なります。

供給エリア|対応エリアが多いのは楽天でんき

楽天でんきと北海道電力では、供給エリアが大きく異なります。それぞれの供給エリアは、次のとおりです。

楽天でんき
北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア
北海道電力
北海道電力エリア・東京電力エリア

楽天でんきは沖縄電力エリアを除く全国に対応しているので、引越しの際は楽天でんき1社に対して手続きを行うだけで済みます。

いっぽう、北海道電力の供給エリアは、北海道電力エリアと東京電力エリアの2エリアのみ。引越し先のエリアによっては、まず北海道電力を解約し、そのうえで引越し先で利用する電力会社と契約する必要があります。

ポイント還元|両社とも支払いに応じた還元あり

楽天でんきでは、電気料金200円(税抜)につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。また、貯まった楽天ポイントは、楽天でんきの支払いに充てることもできます。

北海道電力では、エネモポイントの付与を行っています。エネモポイントが付与されるのは、次のタイミングです。

エネモポイントの付与タイミング一覧
  • 会員サイト「エネモール」へのログイン
  • アンケートへの回答 など

エネモポイントは、楽天ポイントやPontaポイントといった各種提携ポイントと交換が可能。そのほか、エネモールのグッズとの交換や、慈善団体・スポーツチームへの寄付などにも利用できます。

また、「エネとくポイントプラン」を契約していると、電気料金200円(税込)につきエネモポイントが1ポイント貯まります。「ふらっとソーラープラン」を契約していると、定額電力量に満たなかった1kWhにつき、エネモポイントが5ポイント貯まります。

セットプラン|両サービスともガスセットはあるが内容は異なる

楽天でんきでは、楽天ガスとセットで契約することで、楽天ポイントの還元率がアップします。

セットで楽天ポイント2倍進呈
楽天ガスと楽天でんきをセットで契約することで適用。楽天ポイントの還元率が1%にアップし、電気料金とガス料金の合計金額100円(税抜)につき、楽天ポイントが1ポイント貯まります。

一方の北海道電力では、ガスやインターネットとのセット割引を提供しています。

電気ガスセット割引
ほくでんガスと北海道電力の対象プランをセットで契約することで適用。ガス料金が5%割引されます。基本料金および従量料金(原料費調整額を除く)の合計金額が対象となります。
ポイントプレゼント
ほくでん光と北海道電力の対象プランをセットで契約することで適用。エネモポイントが毎年1,000ポイント付与されます。

解約金|両サービスとも解約金なし

楽天でんき・北海道電力ともに、解約金や解約手数料は設定されていません。北海道電力では契約期間の決まりがありますが、契約期間内に解約しても、解約金が発生することはありません。

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楽天でんきと北海道電力の料金設定の違いを比較

ここでは、楽天でんきと北海道電力の料金設定について比較します。

料金設定の違い

楽天でんきと北海道電力、それぞれの代表的な電気料金プランの料金表を見てみましょう。

「プランS」の料金
区分単位楽天でんき「プランS」北海道電力エリア料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約0円00銭
15A
20A
30A
40A
50A
60A
電力量料金~120kWh1kWh43円00銭
121kWh〜280kWh
281kWh〜
「エネとくポイントプラン」の料金
区分単位北海道電力「エネとくポイントプラン」料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約292円60銭
15A493円90銭
20A695円20銭
30A1097円80銭
40A1500円40銭
50A1903円00銭
60A2305円60銭
電力量料金~120kWh1kWh35円35銭
121kWh〜280kWh41円64銭
281kWh〜45円36銭

楽天でんきでは基本料金が0円に設定されており、電力量料金も電気使用量にかかわらず、一律に設定されています。北海道電力では、基本料金+3段階の電力量料金という仕組みになっています。

料金の算定方法の違い

楽天でんきと北海道電力の料金算定方法は、次のとおりです。

楽天でんきの料金算定方法
  • 電力量料金±市場価格調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
北海道電力の料金算定方法

楽天でんきの算定方法にある市場価格調整額とは、日本卸電力取引所(JEPX)が公表する電力取引価格の変動を、電気料金に反映させるためのもの。また、北海道電力の算定方法にある燃料費調整額とは、発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)などの価格変動を、電気料金に反映させるためのものです。

調整額

楽天でんきの市場価格調整額と北海道電力の燃料費調整額について、その算出に用いられる市場価格調整単価と燃料費調整単価は、それぞれ算定方法が異なります。ここでは、2024年の各調整単価を比較しました。

【比較】2024年の各調整単価比較

年月楽天でんき北海道電力エリア市場価格調整単価(1kWhあたり・消費税率10%)北海道電力燃料費調整単価(1kWhあたり・消費税率10%)
2024年1月分0円00銭-5円26銭
2024年2月分0円00銭-5円09銭
2024年3月分0円00銭-5円06銭
2024年4月分0円00銭-5円35銭
2024年5月分0円00銭-5円52銭
2024年6月分0円00銭-5円67銭
2024年7月分0円00銭-5円69銭
2024年8月分0円00銭-5円69銭
2024年9月分0円14銭-5円60銭
2024年10月分0円24銭-5円47銭
2024年11月分0円03銭-5円56銭
2024年12月分0円79銭-5円83銭

上記金額に「電気・ガス価格激変緩和対策事業」、「酷暑乗り切り緊急支援」、「電気・ガス料金負担軽減支援事業」、「電気・ガス料金支援」の補助金は含まれていません。

楽天でんきと北海道電力を比較する時によくある質問

ここでは、楽天でんきと北海道電力の比較に関して、よくある質問にお答えします。

申し込み手続きはどちらも同じ?

楽天でんきと北海道電力の申し込み方法に違いはなく、手続きの流れは次のとおりです。なお、現在契約中の電力会社に解約の連絡を入れる必要はありません。

Step1.契約に必要な情報を用意する
供給地点特定番号や支払いに使用するクレジットカードなどの情報を用意します。
Step2.Webまたは電話で手続きをする
楽天でんき・北海道電力ともに、Webまたは電話での申し込みが可能です。検針表または現在契約中の電力会社のマイページを見ながら手続きをするとスムーズですよ。重要事項説明書や約款の内容も念入りに確認しましょう。
Step3.使用開始日の確認をする
申し込み手続きが終われば、あとは待つだけ。申し込み完了後に切り替え日のお知らせが届くので、必ず確認をしてください。

停電・トラブル時のサポートはどちらが手厚い?

停電やトラブルの際は、地域の一般送配電事業者が対応します。そのため、楽天でんきと北海道電力でサポートの手厚さに違いはありません。

楽天でんきと北海道電力で、電気の品質は変わる?

楽天でんきと北海道電力を比較して、電気の質に違いはありません。供給エリアが同じなら、送電網も同じものを使用するためです。また、送電網の保守管理も両社ではなく、地域の一般送配電事業者が担当しています。

どちらか悩んでいる場合はシミュレーションをしましょう

楽天でんきと北海道電力の電気料金プランを比較すると、料金表のほかにもポイント還元やセット割など、それぞれ異なるメリットがあることがわかります。

電気代だけでなく、こうしたメリットも合わせて比較し、より自身のライフスタイルに合った電力会社を選んでくださいね。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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