中部電力がガス自由化に向け岩谷産業と業務提携を発表、保安業務体制強化へ

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中部電力が、2017年4月から始まるガス自由化に向け、岩谷産業との業務提携を発表しました。すでにガス自由化に向けて動き出している東京電力や関西電力に続き、中部電力も参入準備を着々と進めています。中部電力のガス自由化に向けた動きを見ていきましょう。
- 更新日
- 2016年11月25日
- 登録ガス小売事業者
- 登録申請中
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中部電力、ガス小売登録へ
電力自由化と同様、2017年のガス自由化で家庭向けの都市ガス市場に新規参入する会社は、経済産業省への申請・登録を行う必要があります。中部電力は2016年9月13日に経済産業大臣にガス小売登録申請を行いました。
中部電力は2017年4月より、まずは東邦ガスの都市ガス供給区域内の家庭を対象にガス販売を始める予定です。
岩谷産業と業務提携、保安業務体制を強化
中部電力はガス自由化に向け、家庭向けのガス業務の保安を担う組織の新設を進めており、2016年11月1日に保安委託先として岩谷産業との業務提携を発表しました。すでにガス小売事業者登録申請を完了し、「関電ガス」としてガス自由化に参入する関西電力も、岩谷産業と保安面での業務提携を結んでいます。
中部電力も、LPG最大手で実績豊富な岩谷産業と組むことで既存の都市ガス会社と同等の保安水準を目指します。消費者にとっても、安全面がしっかりされていることは大きな安心感が持てますよね。
中部電力のガス、今後発表される料金プランやセット割に注目!
中部電力のガス自由化は、今後どのようなガス料金プランやセット割が登場するのでしょうか。電力自由化で一新された電気料金プランとガスセット割が登場したり、カテエネポイントがガスにも使えるようになったりするかもしれませんね。中部電力を契約していて、東邦ガスの都市ガスも使っているという人は、今後発表される中部電力のガス料金プランにも注目してみて◎