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Looop社が電気の新メニュー発表、「Looopでんき+(プラス)」の第一弾は太陽光発電と組み合わせておトク!

Looop社が電気の新メニュー発表、「Looopでんき+(プラス)」の第一弾は太陽光発電と組み合わせておトク!

2017年2月27日、基本料金ゼロ円、FIT電気など自然エネルギーの普及を掲げるLooop社が新メニューの発表会を実施しました。エネチェンジ編集部も出席してきましたよ。太陽光の売電と組み合わせた新しい電気料金メニュー「Looopでんき+(プラス)」、既存メニューの販売エリア拡大など、盛りだくさんです。

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Looopでんきの申し込みは4万件超え

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株式会社Looop 代表取締役社長 CEO 中村創一郎氏
発表会の冒頭、中村社長からLooopでんき申し込み数が4万件を超えたというお言葉がありました。参入当初の目標は1年で3万件だったので、かなり順調に顧客を獲得できたんですね。

料金が安いだけでなく、FIT電気などの自然エネルギーを使っていることも、Looopでんきが選ばれている理由のひとつだと語ります。「再生可能エネルギーについって何ができるか?」を真剣に考えた結果が、今回の新メニューや商品発表につながっているのだとか。

新メニュー「Looopでんき+(プラス)」第一弾、太陽光発電をしている人は要チェック

今回の発表会の目玉である新メニュー「Looopでんき+(プラス)」についてご紹介します。

「Looopでんき+(プラス)」とは?

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記者発表資料より
「Looopでんき+」はひとつのメニュー名ではなく、「Looopでんきと様々なサービスを組み合わせた電気料金メニュー」の総称なのだそうです。だから、今回発表された太陽光の売電との組み合わせは、あくまで第一弾。今後も、どんどん「Looopでんき+」のメニューを作っていきたいと語っていました。

Looopでんき+の余剰売電割

今回発表された「Looopでんき+」は、ご自宅に太陽光発電システム(FIT電源)をお持ちのご家庭向けです。余剰電力の卸供給先をLooopに指定することで、「Looopでんき」の電気料金単価を1kWhあたり1円割引してもらえます。

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記者発表資料より

要件を整理してみましょう。

  • 自宅の屋根に太陽光発電システム(FIT電源)を持っている
  • 余剰電力の売電の卸供給先をLooop社に指定
  • 家庭の電気料金プランを「Looopでんき」と契約

上記の条件を満たすと、余剰電力はFIT価格と同額でLooop社が買取をしてくれて、夜間など電気の供給が必要な時間帯は、Looopでんきを供給してもらえるようになります。
例えば東京電力管内の「Looopでんき おうちプラン」は電気料金単価が26円/1kWhなので、「Looopでんき+」が適用されると25円/1kWhまで値下げされるんですね。電気料金単価は○銭の単位で価格競争をしているので、1円割引というのは電気代への影響も大。Looop社によると、どのエリアでも最安水準になるとのこと。

太陽光を新しくつけたいと思っているなら、Looop Homeと組み合わせることでもっとおトク

Looop社は太陽光パネルの製造から運営・保守までを基盤事業としているので、もちろん太陽光発電システムももっているわけです。太陽光パネルを新しくつけたいという場合は、パネルをLooop Homeにするとさらに電気料金が1円/kWh安くなります。

  • 自宅の屋根に太陽光発電システムがLooop Home
  • 余剰電力の売電の卸供給先をLooop社に指定
  • 家庭の電気料金プランは「Looopでんき」と契約

そうすることで、東京電力管内であれば1kWhあたり24円に。2円の割引はかなり大きいです。

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記者発表資料より

FIT期間終了後も、Looop社が余剰電力を買取

FIT電気は買取期間がもともと決まっているいますが、LooopFIT(余剰)に申し込むとFIT期間終了後も余剰電力を買い取ってもらえます。買取単価は見直されるそうで、FIT電気の買取単価よりも下がるだろうとのことですが、余らせておくよりは買取ってもらって、有効活用してもらった方がよさそうです。

Looopでんき+の今後のスケジュール
2017年3月11日
WEB上で告知開始、料金シミュレーションもできるように
2017年4月11日
申し込み受付開始
Looopでんき+販売エリア
東京電力管内、関西電力管内、中部電力管内今後もエリア拡大の可能性あり

Looopでんき販売エリア拡大、4月11日から四国と北陸も

発表会では一言触れた程度でしたが、「Looopでんき」の販売エリアが4月から拡大されます。四国電力管内と北陸電力管内でも買えるように。これによっては、「Looopでんき」は沖縄を除く全国で選べるようになります。

家庭用蓄電池「Looopでんち」発売

再生可能エネルギーの有効活用ということで、Looop社から蓄電池が発売されます。他社の蓄電池が150万円〜250万円なのに対して、「Looopでんち」は89万8000円。なんと人工知能を搭載しており、各家庭に最適化された充放電ができるという特徴があります。パワコン、蓄電池、サーバーのすべでが日本製というのも、購入を検討している人からみたらポイントのひとつですね。
「Looopでんき+」と「Looopでんち」を組み合わせた電気料金プランも検討中だそうですよ!

発売開始
2017年4月11日

太陽光の売電をしているなら「Looopでんき+」で電気代もおトクに

実際にLooop社の発表会に出席していたのですが、「電気代の構造を理解して、そこから電気代を最安値にしていくサービスを作る」と語っていた部分が非常に印象的でした。自然エネルギーの普及をうたうLooop社なので、今後も他社とは少し違った視点のメニューが登場しそうです。楽しみですね。
Looopの新しい電気料金メニュー「Looopでんき+」は、太陽光の余剰電力売電と組み合わせることにおトクになります。すでにおうちの屋根に太陽光発電システムがついている、もしくは新しく太陽光発電システムをつけようと思っている人は、ぜひチェックしてみましょう。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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