住宅メーカーのミサワホームが、電力自由化をきっかけに「ミサワでんき」の販売を開始します。ミサワホームの戸建住宅のオーナーが対象の電気。どんなサービスなのでしょう？

更新日

2016年3月30日

登録小売電気事業者

登録あり

「ミサワでんき」はミサワホームオーナー向けの電気

ミサワでんきは、誰でも入れるわけではありません。あくまで、ミサワホームで戸建て住宅を建てたオーナー向けの電気なんです。ミサワでんきに切り替えられる対象者はこちら。

• ミサワホームオーナー（戸建住宅）
• 現在、地域の電力会社の従量電灯（A・B・C）と契約
• 契約アンペアが40A以上

• オール電化や時間帯別、季節別の割引がある電気料金プランと契約している場合
• 契約アンペアが30A以下の場合
• 余剰電力買取契約をしている場合

供給エリアは全国

新電力は供給エリアに制限があることが多いですが、ミサワでんきは全国を対象としています。

供給開始

2016年4月予定

供給エリア

全国（沖縄県及び一部離島を除く）

申し込み方法

　WEB（MISAWA OWNER’S CLUBで受付予定）

ミサワホームのリリースによると、電気代は電力会社の従量電灯の電気料金単価を継承するようです。

関西電力・中国電力・四国電力エリア

従量電灯A

その他のエリア

従量電灯B

「ミサワでんき」にするメリットは？

従量電灯と同じ電気料金だとしたら、単純に安くなる……というわけではなさそう。では「ミサワでんき」のメリットとは？

ミサワポイントが貯まる

電気代は従量電灯相当のようですが、ミサワでんきにすると電気代の5％がミサワポイントとして還元されます。ミサワポイントはミサワホームの独自ポイントで、自宅のリフォームやメンテナス費用に充てることが可能です。（1ポイント=1円）
JTBの電子ギフトCocozo（ココゾ）を利用すると、電気マネーへの交換もできますよ。

アナタだけの省エネアドバイス

ミサワホームが電気利用量などを分析して、前月比や昨年同月比などを出してくれます。契約者ごとに省エネアドバイスの提供も。電気代を分析するのは大変です。プロがデータ分析をしてくれるのは嬉しいですね。

ミサワホームは電気販売の実績あり

消費者としては、あくまで住宅メーカーというイメージが強いですが、2014年から法人向けの電力販売を始めています。そのノウハウをもって一般家庭へということであれば安心です。

参照:ニュースリリース｜全国のミサワホームオーナー向けに電力サービス「ミサワでんき」を提供

60万世帯にのぼるミサワホームオーナーは、ミサワでんきを選ぶのか？

住宅メーカーらしい電気の売り方をする「ミサワでんき」。戸建住宅は一生の付き合いとなることが多いので、付加価値をあげていくことがポイントになりそうです。契約者それぞれに対して行う省エネアドバイスも、将来的に家電と連携するとか、家全体のエネルギーマネージメントにつながっていくと、より価値がでてきますよね。

エネチェンジではアナタに最適な電気料金プランを比較検討できるサービスエネチェンジ電力比較を提供しています。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。