エネチェンジ限定特典もあり! 電力会社のおトクなキャンペーン一覧

東京電力、自由化後の新プラン発表!最大で約5%割引!

東京電力、自由化後の新プラン発表!最大で約5%割引!

東京電力が1月7日、電力自由化にむけた新プランを発表しました。今までの契約と比べたらどうなるの?他社と比べたら安くなるの?業界全体が注目するプラン内容をご紹介します。

東京電力の自由化プラン、大きく分けると4タイプ

現在、東電エリアで約2,000万軒が加入しているのが「従量電力B」。そのうちの80万軒のお客様の新プラン移行を目指すという目標を発表しました。注目の新プランにどんなものがあるのでしょうか?
プラン数が多いので、まずは大分類をご紹介しましょう。

基本プラン
スタンダードS/L/X
たくさん電気を使う人向けプラン
プレミアムプラン
ビジネスマンなど夜型の人向けプラン
夜トクプラン
オール電化向けプラン
スマートライフプラン(オール電化向け)

では、早速詳細をみていきましょう!

スタンダードS/L/X

現在の「従量電灯B」を継承したプランです。一人暮らしの人からファミリーまでを対象としており、時間帯を気にせず電気を使えます。
業界内で大注目されているのは「スタンダードX」。今まで固定だった基本料金が、「スマート契約」という実量制に変更しています。スマート契約とは、簡単にいうと「実際に使った電気量の大きさで基本料金が決まる」ということ。今までのように毎月同じ金額ではなくなるということですね。

早速、それぞれの料金表をみてみましょう。

スタンダードS
区分単位料金単価(税込)
基本料金10A1契約280.80円
15A421.20円
20A561.60円
30A842.40円
40A1123.20円
50A1404.00円
60A1684.80円
電力量料金最初の300kWh1kWhにつき円/kWh23.40円
上記超過1kWhにつき円/kWh30.02円
スタンダードL
区分単位料金単価(税込)
基本料金1kVA280円80銭
電力量料金最初の300kWh1kWh23円40銭
上記超過30円02銭
スタンダードX
区分単位料金単価(税込)
基本料金(スマート契約)1kWにつき円/月561.60円
電力量料金最初の300kWh1kWhにつき円/kWh23.40円
上記超過1kWhにつき円/kWh30.02円
最低月額料金1契約につき円/月231.55円

プレミアムプラン

電気代が月17,000円以上の人向けのプランです。400kWhまでを定額料金、401kWh以上から従量となっていきます。単価は現在の従量電灯プランよりも比べて安くされています。このプレミアムプランの特典をフル活用すると、現状の従量電灯に比べて最大5%の割引に!!
2016年3月31日までに2年契約に加入すると、Tポイント12000ポイントか商品券1万円分がもらえるキャンペーンも実施中です。

区分単位料金単価(税込)
基本料金(スマート契約)1kW468円00銭
電力量料金定額料金最初の400kWhまで1契約9,700円
従量料金上記を超える1kWhにつき1kWh29円04銭

夜トクプラン

ビジネスマンや共働き夫婦などは、夜の時間帯しか家にいないというパターンも多いですよね。「夜トクプラン」は、そんな夜型のご家庭にピッタリ!
夜間の電気料金がオトクになりますよ。洗濯乾燥機や炊飯を寝ている間にタイマーでやっておくと、オトクになるということですね。オトクな時間帯は2種類あります。

夜トク8(エイト)
区分単位料金単価(税込)
基本料金(スマート契約)1kWにつき円/月210.60円
電力量料金昼間時間
午前7時~午後11時
1kWhにつき円/kWh32.14円
夜間時間
午後11時~翌午前7時
1kWhにつき円/kWh20.78円
最低月額料金1契約につき円/月231.55円
夜トク12(ジュウニ)
区分単位料金単価(税込)
基本料金(スマート契約)1kWにつき円/月210.60円
電力量料金昼間時間
午前9時~午後9時
1kWhにつき円/kWh33.76円
夜間時間
午後9時~翌午前9時
1kWhにつき円/kWh22.55円
最低月額料金1契約につき円/月231.55円

スマートライフプラン(オール電化向け)

ご自宅がオール電化の人向けのプランです。昼間の電気代はスタンダードプラン相当、AM1:00〜AM6:00までの5時間はオトクになります。
また、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの住宅設備故障修理サービスが特典としてついています!

区分単位料金単価(税込)
基本料金(スマート契約)1kWにつき円/月450.00円
電力量料金昼間時間
午前6時~翌午前1時
1kWhにつき円/kWh25.33円
夜間時間
午前1時~午前6時
1kWhにつき円/kWh17.46円
最低月額料金1契約につき円/月231.55円

スマート契約は何が違うの?

実量制1
東京電力の「スマート契約」のしくみ
業界内では注目されていると「スマート契約」ですが、何が違うのでしょう?
今までは、東京電力管内など、多くの電力会社の基本料金は契約アンペア数で固定されていました。スマート契約は、その基本料金を実際に使った実績にあわせて毎月見なおそうというもの。
過去11ヶ月の電気の使用状況で、もっとも多くの電気を同時に使った30分間の使用量を自動的に計算して、その量にみあった基本料金が自動的に設定されるんです。
「過去11ヶ月の使用状況で、もっとも多く」というところがポイントで、例えば2016年の1月のある日にたくさんの家電を同時に使ったことで基本料金が設定されたら、2017年の1月までは同じ基本料金が適用されます。

これになると何が変わる?

従来のアンペア契約というのは、ブレーカーが落ちないように、実際の使用量よりもちょっと余裕を持った数字で契約するのがほとんど。変更も工事が必要で面倒でした。
それが実際の使用量にみあったものになるため、節電を上手にできた人はオトクに使うことができます。
逆に、今までは複数の家電を同時に使って上限に達した場合、ブレーカーが落ちて「使いすぎている」ことに気づくことができましたが、それがなくなるということでもあるんです。

実量制2
スマート契約の「最も多くの」電気を使う30分って、こういうこと
何も気にせずにガンガン家電を同時に使ってしまうと、翌月以降の基本料金にそのまま跳ね返り、思ってもいなかった高額な電気代を請求されてしまうかも・・・
東京電力の人も「お客様に家電の使い方を学んでもらいたい」と話していました。また、こういうプランを提供していく側として、「能動的に節約できるツール(使用量を見える化できるもの)も今後提供していきていきたい」とも。
果たして、一般消費者に受け入れてもらえるか?!業界最大手の挑戦、結果が楽しみです。

提携企業は21社!付加価値をどこまで打ち出せるか?!

ソフトバンク、ソネット、USEN、リクルートなど、異業種と手を組み、電気だけではないサービスの広がりを提供しようとしています。なんと、我らがエネチェンジも提携企業のひとつとして、発表されています!
今後も増やしていくということなので、楽しみですね。

新プランの申し込みは1月8日から

東京電力の今後のスケジュールはこのようになっています。試算サイトや電力使用量の見える化など、様々なサービスがリリース予定です。

  • 1月8日(金)AM9:00 電話受付開始
  • 1月15日(金)AM9:00 WEB受付開始

プラン紹介、シミュレーションをするWEBサイト「くらしTEPCO」は1月8日からオープンします。

参照:はじまる!電力自由化│東京電力(TEPCO)

電力会社最大手・東京電力は攻める戦略をとった!

記者会見では「総合エネルギーサービス企業へと進化をとげるチャンスと捉えている」「いち挑戦者として邁進する」という発言もあり、守りではなく挑戦していく姿勢をみせた東京電力。
2017年のガスの自由化も見据え、コストダウンだけでなく、付加価値の提供を積極的に行っていくことを発表しました。また、中部電力・関西電力のエリアでのサービスを開始しますよ!

この発表をうけて他社はどう動くのか、東電エリアの顧客はどう変わるのか、エリア外での顧客獲得はできるのか。4月の電力自由化が楽しみです。

東京電力の記者会見でも言及された電力比較サイト「エネチェンジ」。1月から順次、公表された電気料金プランを比較・検討できるようになります。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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