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「福島電力」から「Looopでんき」に切り替えるとどうなる?会社情報や注意点を紹介

「福島電力」から「Looopでんき」に切り替えるとどうなる?会社情報や注意点を紹介

2017年末から、契約者との間で「電話がつながらない」「請求書が届かない」などの問題が相次いでいた福島電力

5月に入ってから、電力事業からの事実上の撤退が決定し、契約者のもとに「電力小売事業からの撤退」に関する書類が順次届いているようです。

書面を見ると、「Looopでんき」という電力会社を紹介しています。今までトラブルが相次いでいたからこそ、「新しい電力会社を紹介されても、ちょっと信頼できないな」と思っている方も多いのでは?

そこでこの記事では、「Looopでんき」って本当に信頼できる会社なの?「Looopでんき」以外の会社に切り替えた場合、どうすればいいの?電力会社を切り替えるときのポイントってあるの?など、詳しく解説していきます。

なお、電力会社の切り替え方法について、詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

更新日
2018年5月11日

福島電力が電力事業から事実上の撤退!?順次書類が送付されています

福島電力は、契約者に向けて、順次「弊社ビジネスモデルにともなう、電力会社の切り替えのお願い」という書類を送付しているようです。

消費者のもとに届いた書類の内容は、以下になります。

弊社ビジネスモデルにともなう、電力会社の切り替えのお願い

拝啓
 時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、弊社は昨年4月より電気の販売を行ってまいりましたが、一部のお客様から電話が繋がりにくい、請求書の発行が遅い等のオペレーション面でのご心配をおかけする事態が発生しており、改善のため、弊社では再三の対策を講じてまいりましたが、現時点で全てのお客様にご満足いただけるような体制を構築することができずにおります。
 このため、誠に勝手ではございますが、この度、弊社は、弊社自身が電力会社としてお客様へ電気を供給する事業から撤退し、電気を供給する電力会社をお客様へ紹介する事業を行う会社へとビジネスモデルを変更いたします。これに伴い、今後、弊社としては、『でんきの窓口』として他の電力会社にお客様をご紹介する事業に特化するため、お客様に弊社から他の電力会社への切り替えをお願いする次第となりました。お客様には、お手数をお掛けすることとなり、心よりお 詫び申し上げます。
 その第一弾として、弊社提携先で、弊社が調べる限り電気料金が安いと定評のある『Looopでんき』をご紹介させていただきます。同封の手順書をご参照の上、下記の期日までに切り替え手続きを進めていただけますよう、宜しくお願い致します。『Looopでんき』に切り替えられた場合、切り替え後は『Looopでんき』の料金単価に変わります。
なお、『Looopでんき』以外の電力会社をお客様ご自身で選択されたい場合、下記を御覧いただき、資源エネルギー庁の小売電気事業者の一覧から選んでいただくか、エネチェンジ、価格.com等の比較サイトをご利用ください。

敬具

1.お手続きの期日:2018年5月21日
上記を期日として、できるだけ早い時期に、『Looop でんき』への切り替え手続きをお願い致します。弊社のご紹介を介さずに『Looopでんき』を直接申し込むことも可能ですが、その場合はお客様ご自身での切り替え手続きをお願いしております。尚、『Looopでんき』への直接のお問合せは、大変混み合うことが予想されますので、極力、下記の福島電力コールセンターへご連絡ください。

2.『Looopでんき』以外への切り替えをご希望の方も、上記を期日として、お客様ご自身で電力
会社をご選択いただき、切り替え手続きをお願い致します。

「本件に関するお問合せ】 福島電力(株)コールセンター お客様専用フリーダイヤル:0120-057-445 受付時間:平日 09:00~21:00
土 日 祝 09:00~18:00 (※特に土日祝は混雑してつながりにくい場合がございます。

こちらの書類の情報によると、新しい切り替え手続きの期限は、5月21日。5月11日現在、2週間の猶予もなく、かなりの短期間で新しい電力会社を探さなければなりません。手続きの期限が延長される可能性もありますが、突然の出来事に、困惑している方が多くいることが予想できます。

更に、新しいマンション・アパートへの入居を決めた際に不動産会社から福島電力の案内を受け、そのまま契約した方もいるでしょう。そうなると、次に契約する電力会社をどのように選べばいいのか、もし期限までに契約できなかったらどうなってしまうのか、手続きをしなければ電気は止まってしまうのか、わからないですよね。

以前からトラブルが続いていただけに、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

もし期日までに新しい電力会社に切り替えができなかったらどうなるの?

契約している電力会社の倒産などにより、その電力会社が電気を供給できなくなってしまった場合でも、消費者保護の観点から、電気が止められることはありません。新しい電力会社に切り替わるまでの間は、送電会社(※)が電気を届けます。その間は送電会社と直接契約をすることになり、一時的にちょっと割高の電気料金を支払うことになります。なので、できるだけ早く新しい電力会社に切り替えたほうがよいのです。

※地域の10電力会社。北海道エリアの場合は北海道電力、東北エリアの場合は東北電力、関東エリアの場合は東京電力、北陸電力エリアの場合は北陸電力、中部エリアの場合は中部電力、関西エリアの場合は関西電力、中国エリアの場合は中国電力、四国エリアの場合は四国電力、九州エリアの場合は九州電力、となります。

「福島電力」が紹介している「Looopでんき」ってどんな会社なの?本当に信頼できる?

福島電力が契約者に向けて送付している「電力小売事業からの撤退」に関する書類では、「Looopでんき」という電力会社をオススメしていますよね。

「今までトラブル続きだった会社におススメされた会社なんて、本当に大丈夫なの?」「この会社も、同じように電力事業から撤退してしまうんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。

Looopでんきって?

Looopでんきは、エネチェンジから18,000世帯以上が申し込まれている電力会社です。多くの電気料金プランは「基本料金(固定費)」+「従量料金(使用した電気量の料金)」という設定がされていますが、Looopでんきは基本料金が0円なので、実際に電気を使った分だけ支払えばよいんです。

Looopでんき「おうちプラン」

区分単位Looopでんき おうちプラン料金(消費税10%)
エリア北海道東北東京中部北陸関西中国四国九州沖縄
基本料金1契約0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭0円00銭
電力量料金1kWh32円00銭28円00銭28円80銭28円50銭25円50銭25円50銭26円50銭26円90銭25円40銭28円50銭

従量料金も1kWhあたりの単価が固定制なので、シンプルでとてもわかりやすいですよね。解約違約金もありません。

Looopでんきを供給する株式会社Looopは、太陽光発電システムの開発・販売・自社太陽光発電所の設置など、太陽光・風力・水力をメインとしたエネルギー企業。東日本大震災をきっかけに2011年に設立されました。

「Looopでんき」は、2016年4月のサービス開始から2018年3月末までの申込みが10万件を突破したことを発表しています。

エネチェンジからも多くの方に申し込みをいただいており、当たり前ですが請求の遅延などもない会社です。安心して申し込んでくださいね!

また、解約金もかかりません。もし、「Looopでんき」に切り替えたあとで解約をやめたくなった場合、解約金がかからないのであれば、気軽に他の電力会社に切り替えられそうですよね!

[エリア別]福島電力とLooopでんきの電気代ついて

Looopでんきの基本料金が0円というのがわかっても、実際おトクになるのかなと疑問に思われる方も多いはず。
お住まいのエリア別に、電気料金の試算をご案内いたします。

北海道電力エリア
福島電力は20Aからお申し込みできますが、30A以上であれば使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。20Aの場合は、北海道電力の「従量電灯B」をおすすめいたします。
東北電力エリア
福島電力は40A以上からお申し込みできますが、40A以上であれば使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。
東京電力エリア
福島電力は40A以上からお申し込みできますが、40A以上であれば使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。
北陸電力エリア
福島電力は40A以上からお申し込みできますが、40A以上であれば使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。
中部電力エリア
福島電力は40A以上からお申し込みできますが、40A以上であれば使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。
関西電力エリア
ひと月の電気使用量が250kWh(電気料金の目安5,800円)以上であれば、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。250KWh以下の場合は、HTBエナジーをおすすめします。
中国電力エリア
ひと月の電気使用量が303kWh(電気料金の目安7,300円)以上であれば、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。303KWh以下の場合は、HTBエナジーをおすすめします。
四国電力エリア
ひと月の電気使用量が283kWh(電気料金の目安6,800円)以上であれば、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。283KWh以下の場合は、HTBエナジーをおすすめします。
九州電力エリア
福島電力は40A以上からお申し込みできます。40Aの場合は、ひと月の電気使用量が437kWh(電気料金の目安10,000円)以上、50Aと60Aは使用量に関わらず、福島電力よりもLooopでんきの電気代がおトクになります。

ほかにどんな会社があるの?エネチェンジがおすすめの電力会社・プランを紹介します!

「Looopでんきが信頼できる会社であることはわかったけど、ちょっとな……。」「ほかの電力会社のことも知りたいな」と思った方もいるかもしれません。でも、突然、短期間で電力会社の切り替え手続きをおこなわなければならないと言われても、どのように選べばいいのかわからないですよね。

エネチェンジでは、おすすめの電力会社・プランをわかりやすく紹介しています。お住まいのエリアを選択し、自分がいいなと思う電力会社を探してみてくださいね。

電力会社の切り替え手続きも、そんなに面倒なものではありません。「福島電力」から新しい電力会社への切り替えは、以下の2ステップで手続きが可能です。

「福島電力」から新しい電力会社への切り替えは、以下の2ステップで手続きが可能です。

  1. 電力会社を探す
  2. 「いいな」と思う電力会社を選び、Webか電話、書面で申し込みをする
エネチェンジの「電力会社切り替えガイド」でもわかりやすく説明しています。

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キャンペーンコード
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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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