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北海道の家庭が電気料金再値上げ後も電気代を節約していくには

北海道電力は2014年11月に電気料金の再値上げを行い、震災後から見るとその値上げ率は24.24%となっています。

これからたくさん電気を使う冬に向けて、北海道のご家庭が電気料金値上げ後も電気代を節約していくための方法は、どんなものがあるでしょうか?

北海道の家庭はどうやって冬の電気代を節約していったらいいの?

北海道は他の地域に比べて冬の暖房費がどうしても多くかかります。雪が多い地域などは、室内の暖房に加え、ロードヒーティングなどの電気代もかさみます。

このように、どうしても冬の暖房に電気代がかかってしまう北海道のご家庭ですが、電気料金プランをご家庭に最適なものへとみなおすことで、電気料金値上げ後も電気代を大きく節約し続けていける可能性があります

電気料金プランを見なおすことで電気代を安くできる可能性がある

電気料金プランは、プランごとに時間帯によって電力量単価(1kWhあたりの料金単価)が違います。例えば北海道電力のeタイム3という電気料金プランを見てみると、以下のように時間帯ごとの電力量単価が設定されています。

今記事でご紹介している料金単価は2014年11月時点の料金単価となります。

eタイム3プランの電力量単価(1kWhあたり)
朝晩時間
(8時-13時/18時-22時)
29円65銭
午後時間
(13時-18時)
39円24銭
夜間時間
(22時-翌8時)
13円67銭

eタイム3では、朝晩時間の電力量単価をやや割安に、22時~翌8時までの電力量単価を大変割安に設定されています。

しかし多くの方が契約している電気料金プランは従量電灯というプランです。従量電灯プランは24時間同一単価の料金設定なので、eタイム3のように時間帯によって電力量単価が安くなるというのはありません。

北海道電力従量電灯Bの電力量単価(1kWhあたり)
24時間同一
第1段階料金(最初の120kWhまで)22円84銭
第2段階料金(120kWh-280kWhまで)29円02銭
第3段階料金(280kWh以上)32円67銭

従量電灯プランは、3段階で電力量料金単価が設定されていて、一度にたくさん電気を使うほど電力量単価の段階が上がって(1kWhあたりの料金単価が高くなって)いきます。

こうして比べてみると、eタイム3の夜間時間の13円67銭という電力量単価は大変割安で、お得だということがわかります。
夜間電気をたくさん使うご家庭や、現在従量電灯プランを契約していて、つねに第二段階料金以上の電力量料金がかかってしまっている、というような電気をたくさん使うご家庭は、eタイム3のようにお得な料金単価が設定されているプランに変えたほうが電気代を安くできる場合がある、ということです。

北海道の電気料金プランの特徴

現在北海道電力には以下の家庭向け電気料金プランがあります。プラン名をクリックしていただくと詳細がご覧いただけます。

eタイム3、ドリーム8、ドリーム8エコは時間帯別に電力量料金単価が設定されています。

オール電化や電気をたくさん使う家庭にはeタイム3プランがお得な場合も

オール電化のご家庭や電気をたくさん使うご家庭では、ドリーム8やドリーム8エコプランを契約されている方は多いでしょう。しかし、家族の人数が多いオール電化のご家庭や、オール電化ではないけれど家族の人数が多く電気をたくさん使うご家庭などはeタイム3のほうが電気代がお得になる場合があります。
ドリーム8・ドリーム8エコとeタイム3には以下のような違いがあります。

まず、ドリーム8、ドリーム8エコプランは、時間帯別で電力量料金単価が分かれているのに加え、時間帯ごとの電力量単価がさらに3段階の段階制料金設定がされています

ドリーム8プランの電力量単価(1kWhあたり)
昼間
(7時-23時)
第1段階料金(最初の90kWhまで)27円38銭
第2段階料金(90kWh-210kWhまで)34円96銭
第3段階料金(210kWh以上)39円40銭
夜間
(23時-翌7時)
13円43銭

ドリーム8エコプランも、単価など異なりますが上記のように段階料金設定がされています。

しかし、先ほどご説明したeタイム3は段階制料金はなく、時間帯ごとの料金単価は固定料金です

eタイム3プランの電力量単価(1kWhあたり)
朝晩時間
(8時-13時/18時-22時)
29円65銭
午後時間
(13時-18時)
39円24銭
夜間時間
(22時-翌8時)
13円67銭

例えばドリーム8とeタイム3を比べた場合、ドリーム8の昼間時間の第2段階料金を常に超えてしまうような電気をたくさん使うご家庭で、eタイム3の午後時間(13時-18時)にあまり電気を使わない生活スタイルをしているという場合は、ドリーム8よりもeタイム3のほうが日中の電力量単価を安く使えて電気代がお得になる可能性がある、ということです。

さらに、北海道電力は再値上げ時にメニュー内容を変更し、プランにより時間帯の変更ができる(3パターンの時間帯から家庭に見合った時間帯を選べる)ようになっています。詳しくは、以下の記事でご紹介していますのであわせてご覧ください。
北海道電力2014年11月の再値上げ後の料金とプラン、どこが変わった?

ご家庭に最適な料金プランを選んで、電気料金値上げ後も電気をお得に節約していきましょう。

上記でご説明したように、ご家庭の生活スタイルにいちばん見合った電気料金プランを選ぶことで電気代をお得に節約していくことができます。

また、再値上げ後も今後の電気料金がどうなっていくのか不安な方も多いと思いますが、2016年の電力自由化後、電気料金は下がる可能性もあります。
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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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