引越しの段ボールの目安数は?入手方法・サイズの選び方・処分方法まで徹底解説

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引越しが決まったとき、「段ボールは何枚くらい用意すればいいの?」「どこで手に入るの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。段ボールの準備は、引越しの荷造りにおいて欠かせないステップです。枚数が足りなければ直前に慌てることになり、サイズを間違えると荷物が入りきらなかったり、底が抜けてしまったりするトラブルにつながりかねません。
この記事では、世帯人数・間取り別に必要な段ボールの枚数の目安を紹介したうえで、無料・有料それぞれの入手方法、サイズの選び方、荷造りのコツ、引越し後の処分方法まで解説します。
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- 更新日
- 2026年3月26日
引越しに必要な段ボールの枚数【人数別・間取り別の目安】
引越しで使う段ボールの枚数は、荷物の量によって大きく変わります。まずは、NXの国内引越サービス(日本通運)が利用者を対象に実施したアンケート結果をもとに、世帯人数別・間取り別の目安を紹介します。
世帯人数別の段ボール必要枚数の傾向
段ボールの枚数は、1人あたり10〜15枚程度使われることが多いようです。以下は、NXの国内引越サービス(日本通運)のアンケート結果による世帯人数別の傾向です。
- 単身の場合:ダンボール10~15枚くらい
- 2人の場合:ダンボール20~30枚くらい
- 3人の場合:30~50枚くらい
- 4人の場合:50~80枚くらい
引用:引越しの時ダンボールってどれくらい使いましたか? | 引越しみんなのアンケート | 引越しお役立ち情報 |引越し見積もりは日本通運【NXの国内引越サービス】
ただし、本や食器など重いものが多い方は、小さめの段ボールを多く使うため、枚数が増える傾向があります。大量に持っている方は、上記の目安よりも余裕を持って準備しておくと安心です。
間取り別の段ボール必要枚数の傾向
住んでいる部屋の広さからも、必要枚数のおおよその傾向をつかめます。以下は、間取り別の参考例です。
- 1R:ダンボール10枚くらい
- 1DK:ダンボール20~40枚くらい
- 2DK:ダンボール40~60枚くらい
- 3DK:ダンボール50~80枚くらい
- 4LDK:ダンボール80~120枚くらい
引用:引越しの時ダンボールってどれくらい使いましたか? | 引越しみんなのアンケート | 引越しお役立ち情報 |引越し見積もりは日本通運【NXの国内引越サービス】
荷物の量は住んでいる年数や生活スタイルによっても異なることから、上記はあくまで目安として参考にしてください。
使用頻度の低いものから先に荷造りを始めると、引越し当日までに必要な枚数を正確に把握しやすくなります。早めに手をつけることで、段ボールが足りないときにも余裕を持って追加の手配ができます。
引越し用段ボールのサイズと使い分け
段ボールにはいくつかのサイズがあり、荷物の種類に合わせた使い分けが大切です。適したサイズを選べば、荷崩れや底抜けのトラブルを防ぎやすくなります。
サイズ別の特徴と用途
引越しで使われる段ボールは、主に100サイズ・120サイズ・140サイズの3種類です。それぞれの用途は以下のとおりです。
| サイズ | 用途 |
|---|---|
| 100サイズ | 本・食器・調味料など比較的重いもの |
| 120サイズ | 衣類・タオル・日用品など |
| 140サイズ | 布団・ぬいぐるみ・軽い衣類など |
大きな段ボールに重いものを詰めると運びにくくなるため、「重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱」が基本です。詳しい詰め方は、後述の「荷造りのコツ」で解説しています。
段ボールを選ぶときの注意点
段ボールを選ぶ際は、まず強度を確認しておきたいところです。引越し用として適しているのは「Aフルート」と呼ばれる厚さ5mmのもので、一般的な配送用段ボールの多くがこの規格にあたります。
また、できるだけ同じサイズ・同じメーカーのものでそろえると、トラックへの積み込み時にきれいに積み重ねやすくなり、荷崩れを防げます。
中古の段ボールを使う場合は、汚れや破損がないかをあらかじめチェックしておくと、荷物を守りやすくなります。
段ボールの入手方法【無料でもらう方法・購入する方法】
段ボールの入手方法は、大きく分けて「無料でもらう」方法と「購入する」方法があります。それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、自分に合った方法を選びましょう。
引越し業者からもらう
引越し業者に荷物の運搬を依頼する場合、契約内容に応じて段ボールを無料で提供してもらえるケースが多くあります。
ただし、業者やプランによってもらえる枚数は異なり、単身向けプランでは少なめに設定されていることもあるため、見積もり時に枚数を確認しておくと安心です。
なお、段ボールだけの提供は受け付けていない業者がほとんどで、引越しの契約とセットでの確認がポイントになります。主な業者ごとの無料提供枚数やサイズの違いは、このあとの「引越し業者の段ボール提供サービスを比較」で紹介しています。
スーパーなどでもらう
スーパーでは、商品の陳列後に不要になった段ボールを無料で譲ってもらえる場合があります。費用をかけずに調達できるのは大きな魅力で、サービスカウンターに声をかけたり、店内に設置された「ご自由にお持ちください」コーナーを利用したりする方法が一般的です。
ただし、店舗によって対応は異なるため、事前に確認するか店内の案内に従うようにしましょう。また、スーパーの段ボールはサイズや強度がまちまちで、食品を入れていた箱はにおいや汚れが残っていないか確認することをおすすめします。新居に持ち込む前に、箱の状態を1つずつチェックしておくと、衣類や寝具などへのにおい移りを防げます。
店舗やインターネット通販で購入する
引越し用の段ボールは、ホームセンターやインターネット通販で手軽に購入できます。ホームセンターでは100サイズ1枚あたり200円〜250円程度で販売されており、その場で持ち帰れるのがメリットです。
インターネット通販では、複数のサイズを組み合わせたセットや、粘着テープ・緩衝材がセットになった商品も取り扱われており、必要なものをまとめてそろえやすくなっています。自宅まで届けてもらえるため、忙しい方や車を持っていない方にも便利です。
スーパーなどで中古の段ボールをもらうのに比べると、サイズが統一されていて積み重ねやすい点も、購入ならではの利点になります。
引越し業者の段ボール提供サービスを比較
引越し業者を利用する場合、契約時に段ボールを無料で提供してもらえるケースが多くあります。ただし、もらえる枚数や条件は業者・プランによって異なるため、見積もり時にしっかり確認しておくことが大切です。
主な引越し業者の提供状況をまとめました。
| 業者名 | 提供枚数 | 段ボール回収の有無 |
|---|---|---|
| サカイ引越センター | 最大50枚 (大小2種類) ※使用車両による | あり (税込3300円) ※3/15〜4/15は回収不可 |
| アート引越センター | 訪問見積もりで荷物の分量を見極めたうえで、適切な量の段ボールを提供 | あり (1回につき税込3000円) |
| アリさんマークの引越社 | 最大50枚 (梱包まで含む「アリさんパック」「アリさんフルパック」では無制限) | あり(税込3300円) ※営業エリア内に限り通常期のみ |
| ハート引越センター | 単身:最大10枚 家族:最大50枚 | 回収は不可 |
| アーク引越センター | 最大50枚まで (プランによる) | 担当支店に問い合わせ |
2026年3月16日時点の情報です。最新のサービス内容・料金は各社公式サイトでご確認ください。
上記はあくまで一般的な目安で、プランや見積もり内容によって変わる場合があります。単身向けプランでは枚数が少なめに設定されていることが多いため、荷物が多い方は不足分を自分で準備しておくと安心です。
荷造りのコツ|段ボールへの上手な詰め方
段ボールが用意できたら、いよいよ荷造りです。詰め方のコツを押さえておくと、荷物の破損や運搬時のトラブルを防ぎやすくなります。
段ボールの組み立て方
段ボールの組み立てで見落としがちなのが、底面の補強です。底面のフタを交互に折り込む「クロス組み」だけでは、重い荷物を入れたときに底が抜けてしまう恐れがあります。粘着テープで底を十字に貼ると強度がぐっと上がるため、すべての箱で対応しておくのがおすすめです。
特に本や食器など重いものを入れる箱は、十字貼りではなく「キ 貼り」を施すと、更に安心できます。粘着テープはクラフトタイプよりも布テープのほうが粘着力が強いので、引越し用としては布テープがおすすめです。
重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱が基本
段ボールに荷物を詰めるときの基本ルールは、「重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱」です
本や食器など重いものを大きな箱に詰め込むと、持ち上げられないほどの重さになったり、底が抜けたりする原因になります。なお、1箱あたりの重さは「大人1人で無理なく持ち上げられる重さ」に抑えるのがポイントです。
食器の包み方や本の詰め方、衣類の扱い方など、アイテム別の詳しい梱包方法については、こちらの記事で解説しているので、あわせて確認してみてください。
段ボールへの記入ルール
荷造りした段ボールには、箱の側面に「中身の内容」と「運び先の部屋名」を記入しておくことで、新居での荷解きがスムーズに進みます。記入は上面と側面の両方に書いておくのがポイントで、段ボールを積み重ねた状態でも内容を確認しやすくなります。
更に、「すぐ使うもの」「あとで開けるもの」のように優先度がわかるようにしておくと、引越し当日に必要なものをすぐに取り出せるため便利です。赤いマーカーなどで「開封優先」と目立つように書いたり、★マークなどをつけたりしておけば、たくさんの段ボールの中からすぐに見つけられます。
食器などの割れものが入った箱には「割れもの注意」の表示も忘れずに記入しておくと安心です。
引越し後の段ボール処分方法
引越しが終わったあとも、大量の段ボールの処分に悩む方は少なくありません。不要になった段ボールを早めに片付けることで、新居での生活を気持ちよくスタートできます。
引越し業者の回収サービスを利用する
引越し業者のなかには、引越し後に不要になった段ボールの回収サービスを提供しているところもあります。連絡すれば引き取ってもらえるため、手間がかからず手軽です。
回収については有料で対応する業者が多いことから、契約時には料金を含めて回収サービスの詳細を確認しておきましょう。
自治体の資源ゴミとして出す
段ボールは多くの自治体で「資源ゴミ」や「古紙回収」の対象として回収されています。費用がかからないため、引越し業者の回収サービスが利用できない場合にも活用しやすい方法です。
回収日は地域によって異なることから、引越し先の自治体ホームページであらかじめスケジュールを確認しておくとよいでしょう。一度に大量に出すと回収してもらえないこともあるので、複数回に分けて出すのがコツです。
なお、マンションなどの集合住宅では、管理規約やごみ出しルールによって、引越し時の段ボールを通常のごみとして出せないケースもあります。入居前に管理組合や管理会社にルールを確認しておくと安心です。
引越しの段ボールは枚数・サイズ・入手方法の確認から始めよう
引越しの段ボールは、枚数・サイズ・入手方法・詰め方・処分方法の5つのポイントを押さえておけば、はじめての引越しでも慌てずに準備を進められます。迷ったときは「少し多めに用意する」「重いものは小さい箱に入れる」の2つを意識するだけでも、当日のトラブルを減らせます。
なお、引越しには段ボールの準備以外にも、転出届の提出やライフラインの手続きなど、やるべきことが数多くあります。全体のタスクをリスト化して優先順位をつけながら進めると、抜け漏れなく新生活の準備を整えられます。
エネチェンジでは、引越し時のやることリストを作れるサービス「引越しWeb簡単サポート」も提供しています。やることの整理に不安がある方は、活用を検討してみてください。
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