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カブアンドのガスは高い?デメリットや特徴を解説!

カブアンドのガスは高い?デメリットや特徴を解説!
エ節約額

本記事では、株式会社カブ&ピースの「KABU&ガス(カブアンド)」を検討中の方向けに、メリット・デメリット、料金設定、株の付与率などの情報をまとめました。

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更新日
2024年11月27日

KABU&ガスを提供する「カブ&ピース」とは

ここでは、KABU&ガス(カブアンド)を提供するカブ&ピースの基本情報をまとめました。

KABU&ガス(カブアンド)の基本情報

株式会社カブ&ピースは、実業家の前澤友作氏が代表取締役を務める会社で、2024年2月9日に設立されました。利用料金に応じて自社の株(未公開株)が付与される「カブアンド」が特徴で、電気やガス、モバイル、光回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税といったサービスを手掛けています。
KABU&ガス(カブアンド)の基本情報
供給エリア東京ガスエリア・東邦ガスエリア・大阪ガスエリア・西部ガスエリア
電気ガスセット割なし
ポイント還元なし(株引換券を付与)
エネファーム利用者向けプランなし
解約金なし
クレジットカード利用可能
運営するガス会社株式会社カブ&ピース

KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プランの種類

KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プランには、次の種類があります。

KABU&ガス
一般家庭向けで、東京ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスの一般料金プランと同額に設定されたプラン。

KABU&ガス(カブアンド)のガス料金の算定方法

KABU&ガス(カブアンド)のガス料金は、次のように算定されます。

KABU&ガスのガス料金算定方法

また、原料費調整額の内訳は次のとおりです。

  • 原料費調整額=原料費調整単価×1カ月のガス使用量

このうち原料費調整単価は、ガスの原料となるLNG(液化天然ガス)や、LPG(液化石油ガス)の価格変動に応じて増減します。

KABU&ガス(カブアンド)のメリット

ここでは、KABU&ガス(カブアンド)のメリットについてご紹介します。

ガスの利用で株引換券がもらえる

KABU&ガス(カブアンド)では、利用料金に応じて株引換券がもらえるのが特徴です。通常会員なら1%、KABU&プラス会員なら2%相当の株引換券が付与されます。
※KABU&プラス会員とは、月額500円で株引換券の付与率が倍になるサービス。付与率のほかに会員限定アンケートに回答することで株引換券がもらえたり、前澤友作氏の記事にコメントができる特典があります。

例えば、KABU&ガスを月に5,974円利用すると、通常会員は59枚(11株相当)、KABU&プラス会員は119枚(23株)の株引換券をもらえる計算になります。

上記株数は1株5円の見込み額を使用。つまり、株引換券5枚で1株に交換できる条件で算出しています。

ガスの品質はそのまま

ガス会社をKABU&ガス(カブアンド)に切り替えたからと言って、ガスの品質が変わることはありません。これまで同様、ガス管を所有する東京ガスネットワーク株式会社や大阪ガスネットワーク株式会社など各地域のガス会社が各家庭にガスを供給してくれます。

株引換券は割引券に交換できる

付与された株引換券は、カブアンドの各サービスの割引券(1枚=1円)として利用できます。ただし、KABU&プラス会員費(月額500円)とKABU&ふるさと納税には利用できません。

電気やガス、ウォーターサーバーの利用料金のほか、モバイル・光回線の通信費などを節約したいなら、割引券として利用するのも一案です。
割引券に交換後は、株引換券に戻すことはできません。

契約期間と解約金の設定がない

KABU&ガス(カブアンド)には、契約期間の縛りがなく、解約金も発生しません。ライフスタイルに合わないと思ったら気軽に解約できるので、申し込みの敷居が低いというメリットがあります。

KABU&ガス(カブアンド)のデメリット

ここでは、KABU&ガス(カブアンド)のデメリットについてご紹介します。

ガス料金は標準的な設定

KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プランは、東京ガスや大阪ガスなどの一般料金プランと同額に設定されています。このため、株引換券がもらえるメリットはあるものの、ガス料金の節約には向いていません。ガス料金を抑えることを重視するなら、別のガス会社・ガス料金プランも合わせて検討することをおすすめします。

国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などを入力するだけで、あなたにぴったりのガス会社・ガス料金プランを見つけられます。ぜひ試してみてくださいね。

上場しないと株を売買できない

KABU&ガス(カブアンド)の利用料金に応じてもらえる株引換券は、カブアンドの未公開株と交換できます。しかし未公開株は原則、換金ができません。つまり将来、株式会社カブ&ピースが上場しないと、交換した株の売買はできないのです。

ガス料金プランの種類が少ない

一般的な都市ガス会社が提供しているガス料金プランは、一般料金だけではありません。エネファーム・エコジョーズ・ガス温水床暖房など、使用しているガス機器・設備向けの料金設定がされたプランも提供しています。ガス会社によっては、ガス機器の種類に応じた割引を提供していることも。

一方KABU&ガス(カブアンド)のプランは、ほかの都市ガス会社で言う一般料金プランにあたる1種類のみ。この選択肢の少なさは、KABU&ガスのデメリットと言えます。

電気とガスのセットプランがない

電気とガスをセットで契約した場合、例えば東京ガスではセット割引が適用され、大阪ガスではガス契約者向けのプランを利用できるなどのメリットがあります。

しかし、KABU&ガス(カブアンド)では、KABU&でんきとのセット割引を提供していません。セット割引を重視する人は、この点をデメリットに感じるかもしれません。

LPガスのご家庭は申し込めない

KABU&ガス(カブアンド)が販売するガスは、都市ガスのみです。LPガス(プロパンガス)は取り扱っていないため、LPガスを利用している家庭はKABU&ガスに申し込むことはできません

供給エリアが限定的

KABU&ガス(カブアンド)の供給エリアは、東京ガス・東邦ガス・大阪ガス・西部ガスの都市ガス供給エリアに限られています。また同じ西部ガスでも、西部ガス熊本・西部ガス長崎・西部ガス佐世保の都市ガス供給エリアには対応していません。

【エリア別】高い?KABU&ガス(カブアンド)の料金表

ここではKABU&ガス(カブアンド)の料金について、エリア別にご紹介します。

【東京ガスエリア】KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プラン

KABU&ガス(カブアンド)の東京ガスエリア向けガス料金プランには、「KABU&ガス」があります。

「KABU&ガス」

項目1カ月のガスご使用量KABU&ガス「KABU&ガス」東京ガスエリア基本料金(消費税率10%)KABU&ガス「KABU&ガス」東京ガスエリア従量料金単価(消費税率10%)
単位1件につき1㎥につき
A表0㎥から20㎥まで759円00銭145円31銭
B表20㎥をこえ80㎥まで1056円00銭 130円46銭
C表80㎥をこえ200㎥まで1232円00銭128円26銭
D表200㎥をこえ500㎥まで1892円00銭124円96銭
E表500㎥をこえ800㎥まで6292円00銭 116円16銭
F表800㎥をこえる場合12452円00銭108円46銭

KABU&ガス(カブアンド)の「KABU&ガス」は、一般家庭向けの都市ガス料金プランです。

【東邦ガスエリア】KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プラン

KABU&ガス(カブアンド)の東邦ガスエリア向けガス料金プランには、「KABU&ガス」があります。

「KABU&ガス」

区分1カ月のガスご使用量KABU&ガス「KABU&ガス」東邦ガスエリア基本料金(消費税率10%)KABU&ガス「KABU&ガス」東邦ガスエリア従量料金単価(消費税率10%)
1件につき1㎥につき
A表0㎥から20㎥まで759円00銭210円52銭
B表20㎥をこえ50㎥まで1588円88銭169円03銭
C表50㎥をこえ100㎥まで1833円33銭164円14銭
D表100㎥をこえ250㎥まで2077円77銭161円70銭
E表250㎥をこえ500㎥まで2648円14銭159円41銭
F表500㎥をこえる場合7109円25銭150円49銭

KABU&ガス(カブアンド)の「KABU&ガス」は、一般家庭向けの都市ガス料金プランです。

【大阪ガスエリア】KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プラン

KABU&ガス(カブアンド)の大阪ガスエリア向けガス料金プランには、「KABU&ガス」があります。

「KABU&ガス」

区分1カ月のガスご使用量KABU&ガス「KABU&ガス」大阪ガスエリア基本料金(消費税率10%)KABU&ガス「KABU&ガス」大阪ガスエリア従量料金単価(消費税率10%)
A表0㎥から20㎥まで759円00銭174円81銭
B表20㎥をこえ50㎥まで1364円81銭144円52銭
C表50㎥をこえ100㎥まで1635円74銭139円10銭
D表100㎥をこえ200㎥まで2074円72銭134円71銭
E表200㎥をこえ350㎥まで3506円75銭127円55銭
F表350㎥をこえ500㎥まで3834円72銭126円62銭
G表500㎥をこえ1000㎥まで6981円94銭120円32銭
H表1000㎥をこえる場合7307円87銭 120円00銭

KABU&ガス(カブアンド)の「KABU&ガス」は、一般家庭向けの都市ガス料金プランです。

【西部ガスエリア】KABU&ガス(カブアンド)のガス料金プラン

KABU&ガス(カブアンド)の西部ガスエリア向けガス料金プランには、「KABU&ガス」があります。

「KABU&ガス」

区分1カ月のガス使用量KABU&ガス「KABU&ガス」西部ガスエリア基本料金(消費税率10%)KABU&ガス「KABU&ガス」西部ガスエリア従量料金単価(消費税率10%)
1件につき1㎥につき
A表0㎥から15㎥まで913円00銭246円76銭
B表15㎥をこえ30㎥まで1133円00銭232円10銭
C表30㎥をこえ100㎥まで1562円00銭217円80銭
F表100㎥をこえる場合2167円00銭211円75銭

KABU&ガス(カブアンド)の「KABU&ガス」は、一般家庭向けの都市ガス料金プランです。

KABU&ガス(カブアンド)の契約方法・契約に関する情報

KABU&ガス(カブアンド)は次の流れで契約をします。現在契約中のガス会社に解約の連絡は不要。また、事務手数料など初期費用もかからず、工事なども発生しません。

Step1.契約に必要な情報を用意する
供給地点特定番号や支払いに使用するクレジットカード・口座番号、お客さま番号などの情報を用意します。
Step2.Webで手続きをする
KABU&ガスは、Webから申し込みをします。検針表を見ながら手続きをするとスムーズですよ。重要事項説明書や約款の内容も念入りに確認しましょう。
Step3.利用開始
申し込み手続きが終わると、1〜2日後にメールで供給開始予定日が通知されます。供給開始予定日になったら、立ち会い不要でKABU&ガスのガスを利用できます。供給開始予定日はマイページからも確認が可能です。

ガス代を安くしたい方はKABU&ガス(カブアンド)と他社を比較すると◎

KABU&ガス(カブアンド)は、利用料金に応じた株引換券の還元がメリット。ガス料金の節約を第一に考えるなら、他社のプランも合わせて比較するのがおすすめ。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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