Looopでんき(ループでんき)と関西電力を徹底比較!どちらのほうが安い?

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Looopでんきと関西電力、切り替えるならどちらのほうが電気代が安くなるのでしょうか?本記事では2つの電力会社の電気料金プランについて、料金設定や特徴の違いについて紹介します。
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- 更新日
- 2023年8月30日
Looopでんきと関西電力の料金算定を比較
Looopでんき「スマートタイムONE」の料金算定方法は、以下のとおりです。
- (電源料金+固定従量料金)×使用電力量+再生可能エネルギー発電促進賦課金×使用電力量
また、電源料金および固定従量料金の詳細は、以下のとおりです。
- 電源料金
- JEPXエリアプライス/(1-エリア損失率)×1.1(消費税相当額)
- 固定従量料金
- 託送費+サービス料
電源料金が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しているため、30分ごとに単価が変動します。
いっぽう、関西電力「従量電灯A」の料金算定方法は、以下のとおりです。
- 最低料金+電力量料金(電力量料金単価×使用電力量)±燃料費調整額(燃料費調整単価×使用電力量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金×使用電力量)
関西電力では燃料費調整額が設定されていますが、Looopでんきでは電気料金の内訳に燃料費調整額は含まれていません。
Looopでんきと関西電力、どっちのほうがお得?電気料金を比較
ここでは、Looopでんきと関西電力の電気料金の違いについて解説します。
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」と関西電力「従量電灯A」はどっちがお得?
関西電力エリア基本料金 | 関西電力エリア電力量料金 | |
---|---|---|
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」基本料金(消費税率10%) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」電源料金(エリア損失率) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」固定従量料金単価(消費税率10%) |
0円00銭 | 7.8% | 14円39銭 |
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は0円に設定されています。電力量料金は電源料金と固定従量料金によって構成されており、このうち電源料金が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動し、30分ごとに変動します。
区分 | 単位 | 関西電力「従量電灯A」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 1契約 | 433円41銭 |
電力量料金 | 16kWh~120kWh | 1kWh | 20円31銭 |
121kWh~300kWh | 25円71銭 | ||
301kWh~ | 28円70銭 |
関西電力「従量電灯A」は、一般家庭向けの電気料金プランです。最低料金が設定されており、電力量料金は3段階に設定されています。
また、関西電力「従量電灯A」では、燃料費調整額に上限が設定されています。
なお、Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は市場連動プランのため、料金表だけでは正確な比較はできません。エネチェンジ電力比較を使って電気代を比較してみてくださいね。
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」と関西電力「なっトクでんき」はどっちがお得?
関西電力エリア基本料金 | 関西電力エリア電力量料金 | |
---|---|---|
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」基本料金(消費税率10%) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」電源料金(エリア損失率) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」固定従量料金単価(消費税率10%) |
0円00銭 | 7.8% | 14円39銭 |
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は0円に設定されています。電力量料金は電源料金と固定従量料金によって構成されており、このうち電源料金が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動し、30分ごとに変動します。
区分 | 単位 | 関西電力「なっトクでんき(なっトクパック)」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 1契約 | 377円40銭 |
電力量料金 | 16kWh~120kWh | 1kWh | 20円31銭 |
121kWh〜300kWh | 24円10銭 | ||
301kWh〜 | 27円80銭 |
関西電力「なっトクでんき」は、関電ガスのガス料金プラン「なっトクプラン」の契約者向けの電気料金プランです。最低料金が設定されており、電力量料金は3段階に設定されています。
また、関西電力「なっトクでんき」では、燃料費調整額に上限が設定されていません。
なお、Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は市場連動プランのため、料金表だけでは正確な比較はできません。エネチェンジ電力比較を使って電気代を比較してみてくださいね。
Looopでんきと関西電力のメリット・デメリットを比較
ここでは、Looopでんきと関西電力それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
Looopでんきのメリット・デメリット
Looopでんきでは、基本料金がかからないのが大きな特徴です。解約にあたって、解約金・解約手数料の類が発生しないのもメリットと言えるでしょう。
また、オプション契約「eneco」を利用すれば、追加の料金を支払うことで実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2排出量ゼロの電気が使用できるようになります。
enecoの「RE100%」を利用する場合は実質的に再生可能エネルギー100%、「RE50%」の場合は実質的に再生可能エネルギー50%。
Looopでんきのデメリットは、提供しているのが市場連動型のプランのみで、電気料金プランの選択肢が少ないことです。オール電化向けプランも用意されていないので、オール電化にお住まいの方がLooopでんきに切り替えると、かえって電気代が高くなってしまう可能性があります。
関西電力のメリット・デメリット
関西電力のメリットは、電気料金に応じて「はぴeポイント」が貯まる点です。対象の電気料金プランを契約し、関西電力のWebサービス「はぴeみる電」に登録することで、毎月の電気料金1,000円(税込)につき、はぴeポイントが8ポイント貯まります。
「従量電灯A/B」を契約している場合、還元されるはぴeポイントは電気料金1,000円(税込)につき3ポイントとなります。
ガスの契約も関西電力にまとめている場合、毎月のガス料金1,000円(税込)につき、はぴeポイントがさらに5ポイント貯まります。また、最低料金や一部区分の電力量料金が「従量電灯A」と比べて割安に設定された、「なっトクでんき」に申し込めるのもメリット。
関西電力のデメリットは、「なっトクでんき」と「なっトクプラン」のセット(なっトクパック)が必ずしも安いとは限らない点です。ライフスタイルによっては、電気とガスを別々に契約したほうが安くなる場合があります。
Looopでんきと関西電力の特徴を理解して自分に合ったプランを選ぼう!
Looopでんきと関西電力の電気料金プランを比較すると、料金体系に大きな違いがあるほか、特典の内容もそれぞれにメリットがあります。電力会社を切り替える際は、こうしたメリットも合わせて比較検討することをおすすめします。
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