熱帯夜の節電対策!夜の打ち水でエコに涼しくする裏ワザ
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本格的な夏とともにやってくるのが、熱帯夜。連続した熱帯夜に辟易して、エアコンをつけっぱなしにして寝ている方も多いのではないでしょうか。
今回は熱帯夜を涼しく過ごすために効果的な、夜の打ち水についてご紹介します。節電対策効果も◎
日本の夏は長引く熱帯夜に注意しましょう
ジメジメとした梅雨が終わるとやってくるのが、ムシムシとした熱帯夜。「熱帯夜」とは、夕方から翌朝までの最低気温が25℃度以上の夜を指します。
熱帯夜は毎年増えているってホント!?
熱帯夜が増えているのは、ヒートアイランド現象が影響していると言われています。熱帯夜の日数は毎年増加していて、1950年代と比べるとなんと2倍以上!いまや熱帯夜はひと夏で30日をかぞえ、最低気温が30℃以上の「超熱帯夜」になることもあるんです。
節電しながら熱帯夜を過ごす方法ってあるの?
エアコンをつければ涼しく寝やすいですが、エアコン冷房にかかる電気代も気になりますよね。
そこで、おすすめな方法が打ち水です。夜の打ち水をして、お部屋に涼しい空気を呼び込みましょう。
熱帯夜を涼しくする、夜の打ち水のやり方って?
打ち水をすると気化熱が発生し、地面の熱が大気中に逃げていきます。アスファルトの表面に水をまいて表面温度を下げると、その場所の気温は低くなり、涼しくなります。
打ち水は、昼間ではなく夕方の方が効果的。夕方から夜の方がそれ以降の気温の上昇がないぶん、涼しさが長持ちするんですよ。
ポイント1 打ち水をする窓辺にスノコを敷きましょう
夜に家族で過ごすリビングや寝室のベランダには、スノコを敷きましょう。スノコが水をたっぷり含むので、水が急激に蒸発してしまうことがなく、気化熱の効果が長持ちします。
大きな窓のあるベランダは、家の中で一番熱が侵入しやすい場所です。スノコはベランダ床の熱の蓄積を緩和してくれる効果もあるんですよ。
大きな窓のあるベランダは、家の中で一番熱が侵入しやすい場所です。スノコはベランダ床の熱の蓄積を緩和してくれる効果もあるんですよ。
ポイント2 打ち水に使う水はお風呂の残り湯を使いましょう
打ち水に水道水を使ってしまうと、水道代もかかってエコではありませんよね。打ち水に使う水は、お風呂の残り湯などの再利用水を使いましょう。
打ち水をして地表温度が7.5℃も下がったという結果も報告されています。
参照元:新宿打ち水大作戦:新宿区
夜の打ち水でエコに涼しくする裏ワザまとめ
熱帯夜対策「夜の打ち水」についてご紹介しました。皆さんも打ち水を活用して、暑苦しい熱帯夜を涼しく、快適に過ごしてくださいね。
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