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SoftBank(ソフトバンク)光からドコモ光への乗り換え方法 デメリット

SoftBank(ソフトバンク)光からドコモ光への乗り換え方法 デメリット

現在SoftBank(ソフトバンク) 光を契約していて、ドコモ光に乗り換えを検討している方向けに、手順や注意点を解説します。SoftBank 光からドコモ光に乗り換えるメリット・デメリットもまとめているので、契約前に改めて確認しましょう。

本記事で掲載されている金額は、すべて税込表示です。

更新日
2024年11月21日

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換え時の注意点

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光へ乗り換える前に、確認しておきたい注意点をご紹介します。

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光は「事業者変更」で乗り換える

SoftBank(ソフトバンク) 光とドコモ光はどちらも、NTT東日本/西日本が提供するフレッツ光回線を借りて展開する「光コラボ」です。光コラボの事業者は全て利用する回線設備が同じなので、新たに工事を実施する必要がなく、「事業者変更」で乗り換えることができます

事業者変更とは、現在の光コラボの事業者から、他の光コラボの事業者へ契約を変更する手続き。工事が不要なため、乗り換えの手間が少ないものの、事業者変更承諾番号の取得など通常とは乗り換え方法が異なるので、注意が必要です。

SoftBankまたはワイモバイルのスマホとのセット割が使えなくなる

SoftBank(ソフトバンク) 光には、SoftBankのスマホとセットで契約することで、スマホなどの月額料金から毎月1,100円割引される「おうち割 光セット」があります。離れて住む家族も対象で、10回線まで登録できるため、最大で月額11,000円の割引を受けることが可能です。

「おうち割 光セット」を適用するには、指定されたオプションへの加入が必要です。新規受付を終了した一部サービスでは割引額が毎月550円となります。

加えて、ワイモバイルのスマホにもSoftBank 光とのセット割を用意。割引額はプランによって異なりますが、現在のプラン「シンプル2 S/M/L」では月額1,100~1,650円が割引されます

ドコモ光にも、スマホとのセット割が用意されていますが、ドコモのスマホが対象です。今後もSoftBankまたはワイモバイルのスマホを利用する予定なら、セット割がなくなる分、スマホの月額料金が高くなることは理解しておきましょう。

解約するタイミングによっては解約金が発生する

SoftBank(ソフトバンク) 光で定期契約期間が設定されているプランに加入している場合、解約するタイミングによっては解約金を支払わなければなりません。

解約金が発生しない「契約解除料不要期間」は契約満了月を含む3カ月間です。2年契約なら契約月・更新月から24〜26カ月目、5年契約なら60〜62カ月目に当たります。契約解除料不要期間は「My SoftBank」で確認できるので、事前にチェックしておきましょう。

なお、自動更新のないプランに加入している場合は、解約金を求められることはありません。

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換え時の費用

SoftBank(ソフトバンク) 光の解約には解約金などが発生する可能性があり、ドコモ光の新規申し込みでは契約事務手数料などがかかります。ここでは、SoftBank 光からドコモ光に乗り換える際の費用について解説します。

SoftBank 光の解約時の費用

SoftBank(ソフトバンク) 光は解約時に、レンタル機器返却の送料を自己負担する必要があります。また、場合によっては以下3つの費用がかかります。

  1. 解約金
  2. 事業者変更手数料
  3. 工事費の残債

1つ目の解約金は自動更新プランに加入し、契約解除料不要期間以外で解約すると発生。料金は、プランと契約成立日によって異なります。

SoftBank 光の解約金一覧
契約プラン2022年7月1日以降の契約2022年6月30日以前の契約
2年契約ファミリー5720円10450円
マンション4180円
ファミリー・10ギガ6380円-
マンション・10ギガ
5年契約ファミリー5170円16500円
ファミリー・10ギガ5830円-

2022年6月30日以前の契約でも、契約プランの変更および提供エリアをまたぐ移転が完了していた場合は「2022年7月1日以降の契約」の料金となります。

2つ目の事業者変更手数料は、基本的にかかりません。しかし、契約成立日が2022年6月30日以前なら、3,300円が発生する場合があります。

3つ目は工事費の残債で、開通工事費を分割で支払っているなら、その残債が一括で請求されます。

他にも、解約後にレンタル機器を返却しなかったり、機器が故障や破損をしていたりすると、違約金および修理交換料金がかかるので注意が必要です。

ドコモ光の申し込み時の費用

ドコモ光では初期費用として「契約事務手数料」がかかります。金額は3,300円で、回線を切り替えた翌月に利用料金とあわせて請求されます。

開通工事費は基本的にはかかりません。しかし、事業者変更の際に、通信速度の変更やオプションを申し込むと別途工事が必要となり、工事料が発生します。

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換える方法

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換える方法を解説します。主な手順は次のとおりです。

  1. SoftBank 光の事業者変更承諾番号を取得する
  2. ドコモ光に申し込む
  3. 必要書類を受け取る
  4. ドコモ光の接続機器を設定する

Step1)SoftBank 光の事業者変更承諾番号を取得する

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換えるには、電話で事業者変更承諾番号を取得します。まずSoftBank 光の「事業者変更専用電話サポート予約」ページから、手続きの電話を予約。希望した日時に電話がかかってくるので、事業者変更承諾番号の発行を申し込んでください。

手続きが完了すると、その翌日にSMSで連絡がきます。SMSに記載されているMy SoftBankのリンクから「事業者変更承諾番号」をご確認ください。

なお、事業者変更承諾番号には有効期限があるので要注意。発行から15日間が過ぎると無効となり、事業者変更承諾番号を再度取得する必要があります。

Step2)ドコモ光に申し込む

SoftBank(ソフトバンク) 光から事業者変更承諾番号を取得したら、ドコモ光にWEBや電話、店舗(ドコモショップまたはd garden)から申し込みます。手続きには事業者変更承諾番号と、SoftBank 光での契約名義が必要となるので、きちんと用意しておいてください。

また、契約に関する情報が記された約款や重要事項説明書には、事前に目を通しておきましょう。

Step3)必要書類を受け取る

手続きが完了すると、ドコモ光から「開通のご案内」などが届きます。また、ドコモ光で契約したプロバイダからも「プロバイダID/パスワード」などが送付されてきます。

これらは利用に必要な書類となるので、なくさないように保管してください。なお、光回線の切り替えは自動で行われるため、当日に特段することはありません。

事業者変更の場合は開通工事と解約手続きが不要

事業者変更の場合、基本的には開通工事の必要はありません。しかし、1ギガから10ギガへの乗り換えといった回線タイプの変更を伴う場合や、オプションサービスを追加・廃止する場合などは、開通工事が必要です。

また、乗り換え元の事業者に対する解約手続きは不要。事業者変更後、回線の開通をもって自動的に解約となります。ただ、NTTのロゴが入ったルーター一体型ONU(光回線終端装置)は原則として継続利用となるため、返却は不要です。

しかし、光BBユニットなどSoftBank 光からレンタルしている機器は、返却する必要があります。期日までに返却しないと違約金が発生するので、早めの対応を心がけましょう。

Step4)ドコモ光の接続機器を設定する

光回線の切り替えが済んだら、事前に送付されてきた書類に従って、インターネットを使用するパソコンやスマホなどの接続設定をします。もしインターネットに接続できなかったときは、サポートデスクに問い合わせましょう。

なお、Wi-Fiルーターは市販品を利用するなら、ルーターの再設定は不要。しかし、ドコモ光からルーターをレンタルした場合は、再設定が必要です。

SoftBank(ソフトバンク)光からドコモ光に乗り換えるメリット・デメリット

最後に、SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換えるメリット・デメリットについてご紹介します。

SoftBank 光からドコモ光に乗り換えるメリット

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換えるメリットは、2つ挙げることができます。

SoftBank 光からドコモ光に乗り換えるメリット
  • ドコモとのセット割が使える
  • dポイントが貯められる

1つ目のメリットは、ドコモとのセット割が使えることです。「ドコモ光セット割」を利用すれば、スマホなどの月額料金が1回線につき最大1,100円割引されます。

ドコモ光のセット割一覧
対象プラン1回線あたりの割引額適用可能な回線数
eximo月額1100円合計20回線
eximo ポイ活
irumo(0.5GBを除く)
5Gギガホ プレミア
5Gギガホ
ギガホ プレミア
ギガホ
5Gギガライト/ギガライト月額550〜1100円

5Gギガライト/ギガライトの割引額はデータ利用量に応じて変動します。3ギガを超えた場合は1,100円。3ギガ未満の場合は550円で、1ギガ未満では割引が適用されません。なお、5Gギガライト/ギガライトは2023年6月30日に新規の申込み受付を終了しています。セット割の適用対象は、三親等以内の家族が加入できる「ファミリー割引」に登録されている回線です。

2つ目は、ドコモ光への利用料金に応じて「dポイント」を貯められることです。dポイントとは、ドコモのサービス利用料金やネットショッピング、提携する店舗などの支払いに使えるポイントサービスです。ドコモ光の利用では1,000円(税抜)につき10ポイントを貯めることができます

SoftBank 光からドコモ光に乗り換えるデメリット

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換えるデメリットは次の2つです。

SoftBank 光からドコモ光に乗り換えるデメリット
  • SoftBankまたはワイモバイルとのセット割が利用できない
  • BBフォンなどの電話番号やプロバイダメールのアドレスが使えなくなる

1つ目のデメリットは、SoftBankまたはワイモバイルとのセット割が利用できないことです。SoftBankまたはワイモバイルのスマホを継続利用する場合、今よりもスマホの月額料金が高くなってしまいます。

2つ目は、「BBフォン」などの電話番号やプロバイダメールのアドレスが使えなくなることです。SoftBank 光を解約すると、オプションサービスも同時に解約しなければなりません。結果的にBBフォンなどの電話番号や、「@ybb.ne.jp」のメールアドレスが使えなくなります。

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光に乗り換える前に他社も比較!

SoftBank(ソフトバンク) 光からドコモ光への乗り換えには、メリットだけでなくデメリットもあります。光回線を乗り換える際は、別の光回線サービスも合わせて、必ず比較検討してみましょう。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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