お風呂の換気扇がスムーズに作動してくれないと、湿気の多いお風呂場の中はたちまちカビが発生してしまいます。最近、お風呂の乾燥具合が良くないなと思ったら、換気扇に汚れが溜まっている可能性もあります！正しい手順でお風呂の換気扇掃除を行ってみましょう！

さっそく換気扇を掃除しよう

お風呂場の換気扇には、ホコリがたくさんついています。掃除をしないで放置していると、カビが生えやすくなることも。
最初に、忘れずに換気扇の電源をオフにして下さい。また、お風呂の換気扇は天井についているため、上から落ちてくるほこりを浴びないように、マスクやメガネ、バンダナをすることをおすすめします。

準備するもの

• 掃除機
• 中性洗剤
• ぞうきん（数枚、水拭き用、乾拭き用）
• ブラシ
• スポンジ
• 竹串など、細長いもの

化粧パネルとカバーを外して洗う

お風呂の換気扇の一番外側の部分は、化粧パネルと呼ばれています。このパネルは、2本のバネで左右から止めているだけなので、パネルの両端を持って下に引っ張ると簡単に伸びます。伸ばしたところで止めてあるバネを外します。
パネルの下にはカバーがあります。カバーはネジで止められているので、簡単こちらも簡単にネジを回して外すことができます。
化粧パネルとかばーは、掃除機でホコリを吸い取り、中性洗剤を吹き付けてスポンジで洗いましょう。最後に雑巾で水気をふき取り、乾燥させます。

換気扇のファンを洗う

お風呂の換気扇は「シロッコファン」という珍しい形をした換気扇です。このシロッコファンは、外せるタイプのものと外せないタイプのものがあります。外せるタイプは、ファンの中央にナットがはめられているますので、レンチでナットを回します。多くのシロッコファンは逆ネジになっており、通常のナットと逆の方向に回します。ナットの緩みを確認しながら、回して緩む方向を探って下さい。
外れたシロッコファンには、中性洗剤を吹きかけてしばらく置き、汚れを浮かせます。その後、ブラシやスポンジを使ってきれいに洗いましょう。

シロッコファンが外れないタイプの換気扇は、取りついたままの状態で、スポンジとブラシをつかって掃除をします。高いところでの作業になるので、十分気をつけて行いましょう。

ドラムを掃除する

シロッコファンがはまっていた部分をドラムと呼びます。このドラム部分にもホコリが付いているので、掃除機でホコリを吸い、雑巾で丁寧に拭いましょう。隙間までほこりが入りこんでいるようであれば、竹串などでできるだけほこりを取り除きます。

掃除の注意点

洗剤をつけて洗った部分は、水拭きと乾拭きをして洗剤が残らないようにします。丁寧に拭いましょう。

清掃の後は正しく取り付ける

取り外して細かい部分までの清掃が終了したら、元通りに正しく取り付けを行いましょう。

シロッコファンを元通りにはめます。軽く手でファンを回して、ファンが回ることを確認します。

洗ってきれいになったカバーとパネルをはめます。電源を入れて、スムーズに作動しているかを確認しましょう。

お風呂の換気扇掃除をして、快適なお風呂に！

換気扇がきれいになると、お風呂の換気も良くなり、カビが発生しにくくなります。お風呂の換気扇掃除をして、快適なお風呂場を保ちましょう。