寒気を感じた時に、すぐやっておきたい対策
寒気がすると不快なものですが、それは身体がウイルスと戦っている証拠でもあります。なぜ寒気が起こるのか、寒気を感じた時の対処法と風邪をひかないようにする対策方法を紹介します。
- 更新日
- 2024年11月7日
なぜ寒気が起こる?
私達の身体にウイルスが入ってくると、体温を上昇させてウイルスを退治しようとします。ですから、風邪やインフルエンザにかかると38℃~40℃の熱が出ますよね?体温を上昇させている時の脳内は「もっと体温上げないと!」というモードに入っているので、身体は「寒い!」と感じるのです。
なぜ「寒い!」と感じるとガクガクブルブルと身体が痙攣するのかというと、筋肉が収縮して熱を作って身体を少しでも熱くするためなのです。寒気は不快ですが、それは身体がウイルスと戦っている証拠。「これから体温が上がっていくよー!」という身体のサインとも言えますね。
対処法
寒気はウイルスと戦うために、身体が体温調節を「ウイルス撃退モード」に切り替えたことによって起こるもの。では、そんな身体のサインが出たら何をするべきなのでしょうか。
身体を温める
寒気がしている時には身体を温めてあげることが大事です。暖かいパジャマなどを着用して布団に入り、それでも寒い場合には湯たんぽなどを使って温めましょう。身体を温めて体温が上がると、次第に汗が出てきます。
この時、たくさん汗をかけば早く熱が下がってくれると思って更に身体を温めようとしてしまいがちですよね。でも実はこれ、NGな行為だったのです!熱が発散されずに身体はさらに発熱して、寝苦しいだけでなく体力も奪われてしまうことになりかねません……。
寒気が落ち着いて熱が出てきたら、
- 汗冷えしないように汗をかいたら着替える
- 水分をしっかりとる
- 熱がこもらないように薄着する
という方法が熱を下げるのに効果的です。
お風呂
風邪をひいている時はお風呂に入ってはいけないと思っていませんか?昔の人はお風呂に入っちゃダメと言っていましたが、実は寒気がしていても熱がなければお風呂に入ってもOKなのだそうです。お風呂の湯気で加湿し、さっぱりすることで十分な睡眠をとる事が可能となり、結果的に風邪が早く治るのだそう。
- 入っても大丈夫なとき
- 1日中37.5℃以下が続いていれば問題なし
- 注意する点
- 湯冷めしないようにする
症状別の食事で対策
風邪をひくと食欲ってなくなりますよね。無理に食べると嘔吐してしまうこともあります。症状に合わせた食べ物で対策しましょう。
のどが痛い時
- 大根
- 大根には炎症を抑える働きがあります。大根おろしや千切り大根、紅茶に入れるなどして取り入れましょう。
- はちみつ
- 殺菌・抗炎症作用があるということを知っている人は多いはず。飲み込むのが辛い時はヨーグルトに入れたり、紅茶にとかしたりすれば効果的です。
- 生姜
- 殺菌作用のある生姜は何の料理にも取り入れやすいですね。おろし生姜をお湯に溶かした生姜湯や紅茶に溶かしたジンジャーティーで身体もぽかぽか。
のどが痛いときは梨もよいそうですよ。喉風邪をひきやすい人は、のどにいい食べ物を常備しておく、自分にあうものを知っておくことも、よい対策といえますね。
参照:のど(喉)の痛みに良い食べ物は?おすすめの飲み物や簡単レシピも紹介| 健康サイト by アリナミン製薬
熱がある時
- こまめな水分補給
- 熱があると食欲が減退しがちですが、無理に食べる必要はありません。必要なことは十分な水分補給と休むこと。こまめに水分補給を行い、ゆっくりと身体を休めましょう。
寒気がした時の対処法まとめ
寒気がした時の対策をご紹介しました。今まで勘違いしていた「汗をかけば熱が下がる」や、「お風呂は絶対ダメ」というのは逆に治りを悪くしていたのかもしれません。
まずは風邪をひかないようにうがいと手洗いをしっかりしましょう!
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