冬の暖房代と夏の冷房代はどちらが高い?エアコンその他の季節別の電気代を徹底調査

この記事の目次
冬と夏はどちらのほうが電気代が多くかかるのでしょうか?みなさんの中には、クール・ビズや節電という言葉が多く聞かれる夏のほうが電気をたくさんつかう印象が強いかもしれません。
世帯人数別に冬の電気代と夏の電気代の平均額を比較、ご紹介します。
- 更新日
- 2021年11月13日
年間平均28,311円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2022年1月1日〜2022年12月31日)
冬の電気代は夏の電気代よりも高かった!
冬の電気代と夏の電気代を比べると、なんと冬の電気代のほうが高かったんです。夏の電気代平均額と冬の電気代平均額をみてみましょう。
家族の人数別に冬と夏の電気代を比べてみると…
時期 | 夏の電気代 (2021年7~9月) | 冬の電気代 (2021年1~3月) |
---|---|---|
1人世帯 | 5,107円 | 6,641円 |
2人世帯 | 8,288円 | 11,491円 |
3人世帯 | 9,772円 | 13,034円 |
4人世帯 | 10,717円 | 13,377円 |
5人世帯 | 10,856円 | 15,285円 |
出典:総務省家計統計 2021年7~9月(世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯)/総務省家計統計 2021年1~3月(世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯)
総務省統計局の家計調査によると、1人暮らし世帯~5人暮らし世帯の冬の電気代(2020年1~3月)と夏の電気代(2020年7~9月)の平均額は上記の表のようになります。これを見ると、どの世帯も冬の電気代のほうが夏の電気代よりも高いことがわかります。
どの世帯も冬のほうが夏よりも電気代が高かった
それでは、冬の電気代は夏の電気代よりいくらくらい高いのでしょうか?上記の統計表から、世帯人数別の夏・冬の平均額の差を見てみると、以下のようになりました。
- 1人世帯
- 夏の電気代平均額は5,330円、冬の電気代平均額は6,535円、
冬のほうが1カ月あたり1,205円高い - 2人世帯
- 夏の電気代平均額は8,832円、冬の電気代平均額は11,396円、
冬のほうが1カ月あたり2,564円高い - 3人世帯
- 夏の電気代平均額は9,965円、冬の電気代平均額は13,117円、
冬のほうが1カ月あたり3,152円高い - 4人世帯
- 夏の電気代平均額は10,867円、冬の電気代平均額は14,329円、
冬のほうが1カ月あたり3,462円高い - 5人世帯
- 夏の電気代平均額は11,306円、冬の電気代平均額は14,910円、
冬のほうが1カ月あたり3,604円高い
なぜ冬のほうが夏よりも電気代が高くなるの?
なぜ冬のほうが夏よりも電気代が高くなるのでしょうか?それには、以下のような原因があります。
冬の暖房費のほうが夏の冷房費よりも多くかかるため
エアコンなどの設定温度と外気温の温度差が夏よりも冬のほうが大きくなるため、冬の暖房費のほうが高くなります。
冬の暖房費が高くなる理由について、詳しくは以下の記事でご説明しています。
日照時間が短くなり電気をつける時間が長くなる
夏は日照時間が長く、冬は日照時間が短いため、冬になると朝夕に電気をつける時間が夏よりも長くなります。
在宅時間が長くなる
冬は雪などで夏に比べて外出頻度が少なくなりがちです。そのため在宅時間が増え、テレビや暖房など電気を使う時間が増えます。
電力会社の切り替えで簡単に電気代を節約できます!
「自宅の電気代が高い……」。
もしかしたらその原因は、ご自身の生活に合った電力会社のプランを選択していないことにあるかもしれません。そういった方は、電気料金プランを見直すだけで電気料金を節約することができます。
エネチェンジ電力比較を使えば、さまざまな電気料金プランの中から、ご自身に最適なプランを手軽に探すことができますよ。
電気代がかかる冬、上手に節電していくには
夏よりも電気代がかかる冬の電気代を節電していくためにはどんなことに気を付けていけば良いでしょうか?冬の電気代を上手に節電していくには、以下のポイントに気を配りましょう。
照明をLEDに変えてみる
LED照明は消費電力が非常に少なく、長時間点灯に適しています。照明をつけている時間が夏に比べて長くなる冬に向けて、照明をLED照明に変えてみるのも良いでしょう。
LED照明の特徴や選びかたについて、詳しくは以下の記事でご説明しています。
LED照明の特徴を知って電気代を節約できる使いかたをしよう。
窓の断熱対策をする
窓はガラス一枚のため、熱が外へ逃げやすく、冷気を室内に取り入れてしまいます。断熱シートやカーテンなどで窓の断熱を工夫することで、室内の熱を逃がさず外からの冷気をシャットアウトできます。結果、余計な暖房費をかけることなく節約できます。
ご家庭で簡単に出来る窓の断熱方法について、以下の記事で詳しくご紹介しています。
暖房器具の設置のしかたを工夫する
電気ストーブやファンヒーターなどの暖房器具は、狭い場所を暖めるのに最適なもの、一箇所を集中的に暖めるのに最適なもの、部屋全体を暖めるのに最適なもの、といったようにそれぞれに特徴があります。
暖房器具の特徴を理解し、目的に合わせて適切な場所に設置することで、電気代を無駄なく節約できます。
暖房器具のそれぞれの特徴や設置方法について、以下の記事で詳しくご説明しています。
エアコンは自動運転モードで運転する
エアコンは、室温を設定温度にするまでの間がいちばん電気代がかかります。そのため、エアコン暖房を使う際は弱運転よりも自動運転モードで一気に温度を設定温度と同じにしてしまうことで、無駄な電気代をかけずに節約できます。
電気代が節約できる上手なエアコンの使いかたは、以下の記事で詳しくご説明しています。
洋服を工夫してみる
暖かい機能性インナーを着るなど洋服を工夫するのも効果的です。暖かい服装にすると同じ室温でも寒さを感じにくくなるので、暖房器具の設定温度を無駄に上げることがなくなり、電気代が節約できます。
電力会社のプランを最適なものへみなおしましょう

契約している電力会社のプランがご家庭の電気の使いかたに見合っていないと、無駄な電気代がかかってしまうことも。電力会社のプランは、生活スタイルに見合ったものを選びましょう。最適な電力会社のプラン選びは、「エネチェンジ電力比較」が便利です◎
冬と夏の電気代平均額まとめ
冬の電気代と夏の電気代についてご紹介しました。夏よりも冬のほうが電気代が多くかかることがわかりましたね。電気代が高くて悩んでいるご家庭は、ご紹介した電気代節約方法をぜひ試して見てくださいね。
また、年間をとおして電気代を無駄なく節約するために、電力会社のプランも定期的な見直しをおすすめします。「エネチェンジ電力比較」は、季節変動を加味したうえで分析を行うため、年間を通しての料金診断ができます。切り替えでどのくらい電気代が節約できるかの目安もひと目でわかり、気に入ったプランがあればそのままお申し込みいただけます。ぜひ、ご活用ください。
この記事を書いた人