【2020年最新版】DCモーターの省エネ扇風機一覧!電気代が安い理由や機能を比較してみました
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最近の扇風機はサーキュレーター機能や空気清浄機能がついているものや、コンパクトでかつデザイン性に優れているものなど様々な機種が発売されています。また、消費電力の少ないDCモーターを採用した省エネな機種も人気となっています。
扇風機を買い替える際に省エネ性を重視する人は多いでしょう。ここでは、省エネなDCモーター扇風機の2020年最新機種をメーカーごとに比較し、ご紹介します。
- 更新日
- 2020年7月29日
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DCモーター扇風機はなぜ電気代が安いの?
扇風機にはACモーター扇風機とDCモーター扇風機があります。これまでの扇風機はACモーター扇風機のみでしたが、最近は消費電力が少ないDCモーター扇風機が多く登場してきました。
ACモーター扇風機とDCモーター扇風機の違いは?
ACモーター扇風機は、AC(交流)モーターで羽根を回します。DCモーター扇風機は、DC(直流)モーターで羽根を回します。
DCモーターはACモーターよりもモーターの回転を幅広く設定することができます。そのため、DCモーター扇風機はこれまでのACモーター扇風機よりも小さな風を効率よく起こすことができるようになりました。さらに、回転数をより小さくできる分かかる消費電力を抑えることができます。
扇風機の「強」「中」くらいの風量で運転することが多かった昔に比べ、現在はエアコンの補助として扇風機を使う場面が増えてきたため、小さな自然な風も起こせて電気代も安いDCモーター扇風機の需要が広まり、人気・注目が高まっています。
2020年も各メーカーからDCモーター扇風機が発売されています。メーカーごと最新のDCモーター扇風機の特徴と電気代を以下に比較しました。
日立の2020年最新DCモーター扇風機の特徴
日立が2020年に発売したDCモーター扇風機は、「ハイポジション扇 HEF-DH2000B」「リビング扇 HEF-DL300B」「コンパクト扇 HEF-DC700B」です。
HEF-DH2000B
日立「HEF-DH2000B」は、ハイポジションタイプの扇風機。就寝時などにも心地のよい「微風(うちわ風)」から、すぐに涼みたいときに最適な「強風」まで、8段階の風量調節が可能。スタンドとベースが一体型構造で組み立て済なので、新規購入時に組み立ての必要がなく、すぐに使えます。風向きを上方向に約90°角度調節ができるため、サーキュレーターとしても使用でき、年間を通して使うことができます。
HEF-DL300B
日立「HEF-DL300B」は、スタンダードタイプの扇風機。6段階の風量調節が可能。このモデルもスタンドとベースが一体型構造で組み立て済なので、新規購入時に組み立ての必要がなく、すぐに使えます。
HEF-DC700B
日立「HEF-DC700B」は、コンパクトモデルの扇風機。本体質量が2.3キロと軽量なので持ち運びしやすく、家のさまざまな場所で使いたい人におすすめ。組み立ていらずで、風量は8段階の調節ができます。
パナソニックの2020年最新DCモーター扇風機の特徴
パナソニックが2020年に発売したDCモーター扇風機は、「リビング扇 F-CT339/F-CT338」です。
F-CT339
パナソニック「F-CT339」は、ハイポジションタイプの扇風機。信州の蓼科高原の風を再現した独自の「DC 1/fゆらぎ」風が最大の特徴。自然に吹くような、不規則で強弱がある風を送り出します。パナソニック独自のイオン「ナノイー」も搭載されているので、衣類の臭いの脱臭効果も。風量は8段階の調節ができます。
F-CT338
パナソニック「F-CT338」は、スタンダードタイプの扇風機。こちらのモデルも「DC 1/fゆらぎ」風が搭載されています。風量は7段階調節が 可能。
東芝の2020年最新DCモーター扇風機の特徴
東芝が2020年に発売したDCモーター扇風機は、「リビング扇風機 F-DLY80/F-DLY70」」です。
F-DLY80
東芝「F-DLY80」は、、ハイポジションタイプの扇風機。温度センサーが室温に応じて風量を自動調節し、最適な風量をコントロールします。エアコンの使いすぎも防ぐことができ、節電効果が得られるのも嬉しいポイント。たんぽぽの綿毛を運ぶ風をイメージした独自の「ふわり風」で就寝時なども心地よく過ごせます。
また、羽根に「ホコリ防止加工」が施されているため、ホコリが付きにくくお手入れも簡単です。
F-DLY70
東芝「F-DLY70」は、スタンダードタイプの扇風機。こちらの機種も「ふわり風」と羽根に「ホコリ防止加工」が施されています。
シャープの2020年最新DCモーター扇風機の特徴
シャープが2020年に発売したDCモーター扇風機は、「ハイポジション・リビングファン PJ-L3DG/PJ-L3DS」「3Dファン PJ-L2DBG/PJ-L3DS」です。
PJ-L3DG
シャープ「PJ-L3DG」は、ハイポジションタイプの扇風機。海を渡り数千キロも旅をするアサギマダラ蝶の羽根のうねりと、アゲハ蝶の尾状突起を応用し、7枚羽根でも21枚羽根相当のなめらかな風を届ける独自の「トリプル・ネイチャーウイング」が採用されています。風量はなんと32段階調節が可能!
シャープ独自のイオン「プラズマクラスター」も搭載されており、浮遊カビ菌を除菌して空気浄化ができます。さらに、「衣類消臭モード」が搭載されているので、部屋干しの生乾きの臭いも消臭できます。
PJ-L3DS
シャープ「PJ-L3DS」は、ハイポジションタイプの扇風機。アサギマダラ蝶の羽根のくびれと羽ばたく時のうねりを応用し、ムラの少ないなめらかな風を届ける「ネイチャーウイング」が採用されています。
こちらの機種も「プラズマクラスター」と「衣類消臭モード」を搭載。風量は32段階調節が可能です。
PJ-L2DBG
シャープ「PJ-L2DBG」は、コードレスタイプの扇風機。空を滑るように数万キロも飛び続けるアホウドリの羽根形状と、アマツバメの羽根の尖りと丸みを応用した「ハイブリッド・ネイチャーウイング」が、まっすぐパワフルな風を届けます。
上下に約100°、左右に約90°自動で首を振る「3Dターン」機能により、サーキュレーターとしても使うことができます。もちろん、プラズマクラスターも搭載されていますよ。風量は8段階調節が可能です。
PJ-L2DS
シャープ「PJ-L2DS」は、アホウドリの翼を応用した独自の「ネイチャーウイング」が、まっすぐパワフルな風を届けます。プラズマクラスターも搭載されています。風量は8段階調節が可能です。
三菱電機の2020年最新DCモーター扇風機の特徴
三菱電機が2020年に発売したDCモーター扇風機は、「SEASONS R30J-DMY」です。
R30J-DMY9
三菱電機「R30J-DMY9」は、すべての部品が同じカラーで、インテリアに調和するマット仕上げがデザインコンセプトのMONO TONE DESIGN(モノトーンデザイン)設計がされています。ポールの高さが2段階に調節でき、ポールは取り外しが可能。
航空機などの低騒音化対策としても応用されているウィングレット形状の7枚羽根が採用されており、音も静かです。風量は5段階調節が可能。
省エネなDC扇風機で夏の電気代を節約しよう!
2020年最新の扇風機を比較してみると、各メーカーごとに「風」に大きな特徴があることがわかります。より自然に近い風を再現したものから、遠くまで幅広く届く風のものまでさまざまです。
エアコンを使う際は、消費電力が少ないDCモーター扇風機を併用して回すことでエアコンの働きを助け、電気代を節約することができます。
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