エコキュートの電気代を節約する6つの方法!節電につながる使い方を解説

エコキュートの電気代を節約する6つの方法!節電につながる使い方を解説
電気代の節約、節電テクニック

オール電化住宅などで多く使われているエコキュートですが、使い方によって電気代も大きく変わってきます。省エネなエコキュートも、設定が合っていない場合は日中の沸き増しが増えてしまい電気代が高くついてしまうことも。エコキュートの電気代を節約するために知っておくべき6つのポイントをご紹介します。

オール電化住宅などで多く使われているエコキュートですが、使い方によって電気代も大きく変わってきます。省エネな<エコキュートも、設定が合っていない場合は日中の沸き増しが増えてしまい電気代が高くついてしまうことも。
エコキュートの電気代を節約するために知っておくべき6つのポイントをご紹介します。

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エコキュートとは

エコキュート
エコキュート
エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯機です。ヒートポンプ技術というのはエアコンにも使われている技術で、室外に設置されたファンが外気の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を温めています。
電気だけでなく、外の温度も活用するので、省エネルギーでお湯が沸かせます。

エコキュートは基本的に、(ガスよりも安くなる)安い夜間電力を使い夜間のうちにお湯を沸かしておき、そのお湯をタンク内に貯めておくことで日中に安くお湯を使えるしくみとなっています。そのため、電気代の安い夜間に、翌日必要な量のお湯を不足や余分がないように用意することが省エネなエコキュートを最大限お得に使うためにもっとも重要となります。

エコキュートの電気代節約のためにまずは適切なプラン選びを

エコキュートを使われているご家庭は、オール電化向け電気料金プランなどの安い夜間電力が適用されるプランを使われていると思いますが、同じ夜間電力が適用されるプランはいくつか種類があるので、その中からご家庭に最適なプランを選ぶことが大切です。

プランによって日中の時間帯ごとの電気の単価は異なります。エコキュートは日中沸き増しが必要になることもあるので、ご家庭で電気をたくさん使う時間帯を考慮しながら、日中の電気の単価を見比べてプランを選んでいく必要があります。

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エコキュートの電気代を節約するための6つのポイント

エコキュートは、安い夜間電力で夜間にお湯をわかす分は少ない電気代で済みますが、注意点もあります。エコキュートに電気代がかかるのは、日中お湯が足りなくなり、沸き増しが必要になる際です。
エコキュートには多くの機能がついていますが、使い方ひとつで電気代も大きく変わってきます。以下にエコキュートの節約方法として、6つのポイントをお伝えします。

1)季節によってモードを使い分ける

エコキュートはメーカーごとについているおすすめ省エネモードがいちばん省エネになります。しかし、もし省エネモードで頻繁に日中お湯が足りなくなりタンクの沸き増しが必要な場合は、省エネモードの設定よりも多めにお湯をわかしておく設定に切り替えたほうが良い場合があります。

特にお湯をたくさん使う冬に多めにお湯を沸かすモード設定にしていた場合、お湯を使う量が少なくなる夏に省エネモードに切り替える、など、季節ごとにモード設定を見直すことで無駄な電気代を減らすことができます。

2)その日にお湯を使わない時は昼間沸き上げを停止する

タンクの湯量が少なくなると自動で日中に沸き増しをする「自動沸き増し機能」がついているエコキュートは、その日にもうこれ以上お湯を使わないという場合は、その日の昼間の自動沸き上げを停止することで余分な電気代をかけずにすみます。

3)ピークカット設定をきちんとする

エコキュートなどに最適な夜間の電気の単価が安い電気料金プランは、日中は時間帯別に電気の単価が設定されているので、日中の単価が高い時間帯があります。特に、現在ピークシフトプランを契約されているご家庭は、ピーク時間帯にエコキュートで沸き上げなどをしてしまうと、電気代がとても高くなってしまうため、注意必要です。

電力会社別ピークシフトプラン一覧
北海道電力「ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)」東北電力「よりそう+サマーセーブ」「よりそう+シーズン&タイム」「ピークシフト季節別時間帯別電灯」東京電力「ピークシフトプラン」中部電力「ピークシフト電灯」関西電力「季時別電灯PS」中国電力「電灯ピークシフトプラン」四国電力「ピークシフト型時間帯別電灯」九州電力「ピークシフト電灯」

お使いの電気料金プランの日中の単価が高くなる時間帯を把握し、ピークカット設定(設定した時間帯の間はお湯が少なくなっても自動沸き増しをしない設定)ができるエコキュートはきちんと設定をしましょう。

ピークカット設定がないエコキュートは、来客などでいつもよりお湯を多く使いそうな日などはピーク時間前に湯残量を確認し、沸き増しが必要な場合はピーク時間を除いた時間帯に沸き上げを行うようにしましょう。

注意!ピーク時間帯はこんなに電気の単価が高くなります

東北電力の「よりそう+サマーセーブ」を例に見ると······

東北電力「よりそう+サマーセーブ」
区分単位料金単価(税込)
基本料金主開閉器契約~6kVA1契約 1667円60銭
7kVA〜10kVA 2376円00銭
上記をこえる分1kVA369円60銭
実量契約6kWまで1契約 2261円60銭
7kW〜10kW3217円50銭
上記をこえる分1kW501円60銭
電力量料金ピーク(7月1日~9月30日)1kWh63円99銭
昼間(ピーク期間をのぞく7時〜23時)~90kWh29円27銭
91kWh〜230kWh36円58銭
231kWh〜46円56銭
夜間 (23時〜翌7時) 27円68銭

このように、一番高い時間帯は安い夜間の単価の4倍以上と高額になっています。ピーク時間帯(単価が高い時間帯)を上手に避けることで大きく電気代が節約できることがわかります。

4)追い炊きよりも高温足し湯が省エネになる

お風呂のお湯は、「追い炊き」や「自動保温」をするよりも「高温足し湯」を使ったほうが省エネです。

追い炊きや自動保温の場合は、ぬるくなったお風呂のお湯を循環させて、タンク内の熱を使うことであたためなおしているので、その分タンク内の熱がなくなってしまいます。しかし高温足し湯はタンク内の熱いお湯をそのまま足すので、高温足し湯のほうが省エネになります。

また同じ理由で、前日のお湯を沸かし直すよりも再度お湯はりをしたほうが省エネになります。水がもったいないと感じる場合は洗濯など別の用途で水を使い、新たなお湯をはるのがおすすめです。

5)休止モードを使う

数日間または長期間家を空けるような場合は休止モード設定をし、無駄な沸き増しをしないことで電気代が節約できます。長期間家を空ける場合は水抜きなどのメンテナンスもきちんと行うようにしましょう。

6)夜間の時間設定を確認・プランの見直しをする

お使いの電気料金プランごとに、安い夜間電力が使える時間帯が異なります。エコキュートの夜間時間の設定が違っていると電気代がたくさんかかってしまうことがありますので、間違えないようしっかりと時間帯設定を行いましょう。

また、電気料金プランの種類が増えたり、ご家庭の生活スタイルの変化で適切な電気料金プランが変わったりする場合があります。定期的に契約する電気料金プランの見直しをすることも、大きな電気代節約へとつながります。

エコキュートの6つの節約方法でオール電化の電気代を節約!

エコキュートは使い方次第で電気代が大きく変わってきます。上記でご紹介した6つのエコキュート節約方法で上手に節電して、オール電化の電気代を節約していきましょう。

エコキュート6つの節約方法
  • 1)季節によってモードを使い分ける
  • 2)その日にお湯を使わない時は昼間沸き上げを停止する
  • 3)ピークカット設定をきちんとする
  • 4)追い炊きよりも高温足し湯が省エネになる
  • 5)休止モードを使う
  • 6)夜間の時間設定を確認・プランの見直しをする

エコキュートやオール電化の導入をお考えの人へ

「エコキュートの電気代って高いのかな?」と、オール電化の導入をお考えの人もいらっしゃるのではないでしょうか。
オール電化の導入を検討されている人は、オール電化の施工販売業者へ相談したり、一括見積もりサイトを利用して複数のオール電化の施工販売業者から見積もりをもらうことをおすすめします。
どちらのサイトも相談・見積もりは無料で行っていますので、オール電化の導入をお考えの人は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

オール電化の施工販売業者
新日本住設株式会社

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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※関西電力エリアの「なっトクでんき」ではガス料金は考慮していません。

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