家電でよく見る1200W、電気代はいくら?
この記事の目次
ドライヤー・アイロン・掃除機など、家庭でよく見かける1200Wの家電。毎日使っているけれど、この家電ひとつに一体いくらの電気代がかかっているのだろう。と思ったことはありませんか?1200W家電の気になる電気代と簡単節約術を紹介します!
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ズバリ、1200Wの家電を使った場合の電気代はいくら?
一口に1200W家電といっても様々なものがあります。そこで今回は1200Wの代表的な家電である、ドライヤー・アイロン・掃除機の使用時間ごとの1日・1カ月・1年単位での電気代を見ていきましょう。1200W家電の電気代は全て計算方法は同じです。
1200Wのドライヤーを5分間使った場合
- 1日
- 2.6円
- 1ヶ月
- 78円
- 1年
- 936円
1200Wのアイロンを15分使った場合
- 1日
- 7.8円
- 1ヶ月
- 62.4円
- 1年
- 784.8円
1200Wの掃除機を30分使った場合
- 1日
- 15.5円
- 1ヶ月
- 186円
- 1年
- 2232円
1200Wの家電を1時間使った場合
1200W家電を毎日、1時間使用すると…
- 1日
- 31円
- 1ヶ月
- 961円
- 1年
- 11,532円
いかがでしたか?案外かかっていないようにも感じますが、塵も積もれば山となる。節約できることに越したことはないですよね。そこで今度は、ドライヤー・アイロン・掃除機それぞれの電気代節約術をお教えします!
ちょっとの工夫で安くなる?電気代節約術!
ドライヤーの電気代節約術
これらを実践して、毎日のドライヤー使用時間が5分短縮されるだけで年間936円の電気代節約に!家族みんなで実践すればもっと節約になる可能性があります!
まずは、基本のタオルドライ
髪を素早く乾かすには、タオルドライがとても重要!しかし、ただごしごし拭けば良いというわけではありません。タオルをこすり合わせることは、髪が痛む原因となりNGです。
洗髪後、手で毛束をきゅっと絞って、水気を切ります。バスルームから出たら乾いたタオルを頭に当て、指の腹を小刻みに動かすようにして時肌と髪の根元の水分をふき取ります。髪の中間から毛先は、タオルで毛束を挟んでポンポンとやさしく押さえ、水気をしっかり吸い取りましょう。
ティッシュドライで水気を徹底カット
髪を乾かす前にティッシュペーパーで毛束を挟んで軽く押さえれば、タオルドライで取り切れなかった水分までしっかり吸収され、ドライヤーの使用時間を短縮できます。1回に使うティッシュの量は1~2枚で十分です。
タオルをかぶって乾かすタオルサンド法
乾いたフェイスタオルを1枚頭にかぶり、その上からドライヤーを当てて髪を乾かす方法です。いったんタオルに吸収させた水分をドライヤーで蒸発させるという原理で、タオルの中がカラッとしたサウナのような状態になり、使用時間がいつもの半分程度まで短縮できます!タオルが熱くなり過ぎないよう、小刻みに手を動かすのがコツです。
消費電力が低いドライヤーでも電気代の節約にならないことも
600W前後の消費電力が低いドライヤーも中にはありますが、消費電力が低い分だけ空気量も弱くなり乾燥させる時間の増えて結果として消費電力に差があまり出ません。
出典:節電&時短の一石二鳥!髪を早く乾かす裏技5選 [時短美容] All About
アイロンの電気代節約術
そこでアイロンがけを効率よく行う方法について紹介します!
余熱を利用する
アイロンは熱くなるまでに時間がかかりますが、スイッチを切ってから冷めるまでにも時間がかかります。ワイシャツなど大物をアイロンがけしたら、すぐスイッチを切りハンカチなどの小物は余熱でアイロンしましょう。ハンカチなら余熱だけで3枚はかけられます!
アイロンがけはまとめて片付ける
毎日こまめにアイロンをかけるよりも、まとめてアイロンがけをする方が電気代の節約になります。実際にアイロンがけをする日を1日減らすと年間392.4円の節約になります!
洗濯物を干すときから心がけを
洗濯物を干す時、乾いた時にしわがなるべく残らないように、軽く叩いてから干すように心がけましょう。しわがあまりなければ、アイロンの使用時間も減らせてその分電気代の節約になります。
シワを作らない洗濯物の干し方については以下の記事で詳しくご説明しています。
出典:洗濯機・アイロンのの電気代を節約しよう|光熱費の節約術|お財布の味方
掃除機の電気代節約術
ここでは掃除機の上手な使い方を紹介します!掃除機には紙パック式掃除機 と サイクロン式掃除機 の二種類が存在し特性も電気代も大きく変わってきますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
紙パックとサイクロンの違いについてさらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
掃除機のフィルターをこまめにチェック
フィルターやゴミパックにゴミ・ホコリ等が溜まったまま、掃除機を使用すると負担がかかり、吸引力が低下し、その分時間が掛かり電気代は多くかかってしまいます。そこで、掃除機のフィルター・ゴミパックは、こまめに掃除するようにしましょう。
実践すると、年間360円ほどの節約電気代の節約になります。 また、フィルターやパックは中をキレイにしてあげれば何度か再利用できますのでそういった部分でもコツコツ節約しましょう。
掃除機をかける時間を減らす
掃除機を使うとき、少し整理して掃除機をかけて、家具を移動させてまた掃除機をかけてと一度の掃除に何度もスイッチを切り替えながら掃除をしていませんか?このやり方をしていると電気代が無駄にかかってしまいます。なぜなら掃除機が最も電力を消費するのは、スイッチを入れた瞬間なのです!
部屋中を整理して家具をある程度移動させてから、一度で終われせるように掃除機をかけるようにしましょう。掃除の時間も短縮され、5分短縮されると年間373円電気代の節約にもなります。またクイックルワイパーなど、電気を使わない掃除用具を使って時間を減らしてもいいですね。
掃除機の強・弱を使い分ける
掃除機をかけるときに吸引力の強さ調節をしていますか?実は、弱・強の調節をうまく使い分けるだけで電気代節約できます。以下のように強・弱をうまく使い分けると電気代を減らすことができます。
- 強:絨毯などの汚れ・ほこりの吸い取りにくい物を掃除する。
- 弱:畳やフローリングなどの汚れ・ほこりが取れやすい物を掃除するとき。
もっと電気代節約に取り組みたい方は以下の記事で17の方法をご説明しています。
出典:掃除機|家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬2017|経済産業省資源エネルギー庁
ちょっとの工夫で1200W家電の電気代は節約できる!
ドライヤー・アイロン・掃除機などの1200Wの家電の電気代と、電気代節約術について紹介しました。全てに共通する節約のコツは、家電自体の使用時間を短縮することです。
- 1200Wの家電を5分使った場合
- 2.6円
- 15分使った場合
- 7.8円
- 30分使った場合
- 15.5円
電気代は、家族構成や電気を最も使う時間帯によっても大きく変わってきます。そこで電気代節約術を試すと共に、電気料金プランの見直しをするのがおススメです。
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