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電気代の節約方法4選!手軽で効果の高い節約術を紹介!

電気代の節約方法4選!手軽で効果の高い節約術を紹介!

節約額

本記事では、電気代の節約方法について解説します。

「電気代を安くしたい」「節電の方法がわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。

電力会社を変えると年間平均
34,115
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更新日
2025年11月27日

電気代を8万円節約する4つの方法!

本記事では電気代を節約する方法として、次の4つをまとめています。

電気代を節約する4つの方法

全部見直すことで、合計で8万円以上節約できる可能性があります。

電気代の節約術1)古い家電の買い替えで23,742円節約!

環境省が公開しているWebサイト「デコ活」では、以下の家電製品の買い替えによって、電気代の節約につなげられるとしています。

古い家電の買い替えによる節約額
  • 電球形LEDランプ 2,883円/年
  • LEDシーリングライト 2,108円/年
  • エアコン 7,338円/年
  • 冷蔵庫 11,413円/年

上記の4つの家電をすべて買い替えるだけでも、合計で23,742円の電気代の節約が可能です。合わせてほかの家電も買い替えることで、電気代をさらに安くすることもできますよ。

また、環境省が提供する「デコ活」では、省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」を展開中。現在使用している家電製品の情報と、買い替え先の家電製品の情報を入力するだけで、買い替えによる電気代の節約額を確認できます。

出典:デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)|環境省

電気代の節約術2)家電の使い方の見直しで32,148円節約!

家電の使い方に少し気をつけるだけで、電気代は節約可能。紹介する節電テクニックで、32,148円の節約できる効果も期待できます。

ここでは、家電の使い方に関するお手軽な節電テクニックをまとめました。
本章で紹介されている節約額の出典は、経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」です。

電力消費の多い家電から節電すると◎

【冬】電気の使用割合が多い家電ランキング

順位家電名電気の使用割合
1位エアコン17.0%
2位冷蔵庫14.9%
3位給湯12.6%
4位照明9.2%
5位炊事7.8%
6位待機電力5.5%
7位テレビ・DVD4.2%
8位電気ストーブ3.8%
9位洗濯・乾燥機2.2%
10位こたつ2.1%

11位以下は、電気カーペット(1.8%)、パソコン・ルーター(0.9%)、温水便座(0.6%)、その他(17.4%)です。
出典:冬季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁

【夏】電気の使用割合が多い家電ランキング

順位家電名電気の使用割合
1位エアコン38.3%
2位照明14.9%
3位冷蔵庫12.0%
4位テレビ・DVD8.2%
5位炊事7.8%
6位待機電力4.0%
7位給湯3.1%
8位洗濯・乾燥機1.8%
9位パソコン・ルーター0.7%
10位温水便座0.3%

11位以下は、その他(8.8%)です。
出典:夏季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁

上の表は、一般家庭における家電の消費電力の割合です。電気代を節約したいなら、消費電力量の多い家電から節電に取り組むのが効率的。夏季・冬季ともに割合が多い「エアコン」「冷蔵庫」「照明」などから、使い方を見直してみるのがおすすめですよ。

エアコンの電気代を節約する方法

エアコンは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

エアコンの節約方法
  • 冷暖房の設定温度を調節する…2,590円節約!
  • サーキュレーターを併用する
  • 自動運転を利用する
  • エアコンのフィルターをこまめに掃除する…990円節約!
  • 室外機の周りの環境を整える

冷房時の室温目安は28度・暖房時の室温目安は20度

エアコンは、室温を設定温度にしようとする際に多くの電力を消費します。そのため、室温と設定温度の差が少ない方が電気代の節約につながります。あくまでも目安ですが、冷房時は28℃、暖房時は20℃がよいとされています。冷暖房時に設定温度を1℃調節するだけで、電気代の節約につながります。

冷房時
設定温度を27℃から28℃に上げた場合、年間30.24kWhの省エネとなり、電気代は約940円の節約に。
暖房
設定温度を21℃から20℃に下げた場合、年間53.08kWhの省エネとなり、電気代を約1,650円節約に。

冷房時は外気温度31℃で2.2kWのエアコンを1日あたり9時間使用、暖房時は外気温度6℃で2.2kWのエアコンを1日あたり9時間使用したと仮定して計算しています。

サーキュレーターと併用

暖かい空気は部屋の上部に、冷たい空気は足元に溜まる性質を持っています。サーキュレーターを併用することでこうした空気を循環させ、部屋全体を効率良く暖めたり、冷やしたりすることができます。結果として、設定温度を上げすぎたり・下げすぎたりしなくなるので、電気代の節約につながるというわけです。

サーキュレーターを併用する際は、暖房時と冷房時でエアコンの風向きに注意しましょう。暖房時はエアコンの風向きを下に向けて、サーキュレーターを天井に向けてまわすのが正解。暖かい空気を部屋の下へと送ることで体感温度が上がるので、エアコン設定温度を上げすぎることなく、快適に過ごせますよ。

また、冷房時はエアコンの風向きを水平にし、サーキュレーターを天井に向けてまわしましょう。部屋全体の涼しさを均一化することで体感温度が下がり、エアコンの設定温度を下げすぎる心配もなくなります。

自動運転を利用する

エアコンの電力消費が最も大きくなるのは、電源を入れた直後などに、設定温度まで温度を上下させているタイミング。一度設定温度に達してしまえば、少ない電力で室内の温度を維持することができます。

エアコンの自動運転機能は、強風運転や微風運転などを使い分けながら、効率よく室温が設定温度になるよう調節してくれるので、手動で調節するよりも電気の無駄を抑えることができますよ。

エアコンのフィルターはこまめに掃除

エアコンのフィルターがゴミなどによって目詰まりを起こすと、風の通りが悪くなります。風の通りが悪くなると設定温度に達するまでの時間が長くなるので、結果的に電気代が余計にかかってしまいます。

エアコンのフィルターを1カ月に1回~2回掃除することで、年間31.95kWhの省エネになり、電気代が約990円節約になります。

室外機の周りの環境を整えよう

室外機の周辺に草が生えていたり、物が置いてあったりすると、余分に電力を消費してしまいます。室外機のまわりは常にきれいにしておきましょう。また冬は雪が積もり、室外機の吸い込み口をふさいでしまわないよう、防雪フードなどで対策をすると◎

実はつけっぱなしの方が電気代を節約できる!?

前述の通り、エアコンは室温を設定温度にする際、多くの電力を消費します。そのため状況によっては、こまめに電源をオンオフするとかえって電気代が高くなることもあります。30分程度の外出なら電源をつけっぱなしにするなど、状況に合わせてエアコンを使うとよいでしょう。

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

冷蔵庫の節約方法
  • 温度設定を調整する…1,910円節約!
  • 設置場所を見直す…1,400円節約!
  • 食品を詰め込み過ぎないようにする…1,360円節約!
  • 扉の開閉時間と回数を減らす…510円節約!

温度設定を調整する

冷蔵庫の温度設定は、季節に合わせて調整するようにしましょう。例えば、夏ほど食品が傷みやすくない冬は、温度設定を「弱」にすることで電気代を節約できます。また、夏でも温度設定を「強」から「中」へ一段階下げることで、電気代の節約に繋がりますよ。

設定温度を適切に変えることで、年間で61.72kWhの省エネとなり、約1,910円節約ができます。

設置場所を見直す

冷蔵庫が壁や棚などにくっつきすぎていたり、上にものを置いたりしていませんか。このような状態だと、冷蔵庫の放熱がうまくできずに余計な電気代がかかってしまいます。

冷蔵庫の片側だけを壁にくっつけるなど、適切な放熱スペースを確保することで、年間45.08kWhの省エネとなり、約1,400円節約ができます。

食品を詰め込み過ぎないようにする

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、消費電力が大きくなってしまいます。庫内に充分なスペースを空けておくことで年間で43.84kWhの省エネとなり、約1,360円の節約ができます。

また、庫内の温度が上がると消費電力も大きくなってしまいます。温かい食品は冷ましてから冷蔵庫内に入れるようにすると、無駄な電力消費をさらに減らすことができますよ。

扉の開閉時間と回数を減らす

冷蔵庫の扉は、必要な時に必要な時間だけ開けるよう心掛けましょう。冷蔵庫の扉を何度も開け閉めしていたり、開けている時間が長いと冷気が逃げてしまい、余計に電気を使ってしまいます。

冷蔵庫(冷凍庫)の扉を無駄に開閉しないことで年間10.40kWhの省エネに、開けている時間を短くすることで年間6.10kWhの省エネとなり、約510円の電気代が節約できます。

照明の電気代を節約する方法

照明は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

照明の節約方法
  • LED照明に買い替える 2,883円節約!
  • 照明をマメに消す 85円~385円節約!

LED照明に買い替える

LED照明は白熱電球と比較して消費電力が小さく、しかも寿命が長いため交換費用も安く済むのがメリット。白熱電球から電球形LEDランプに取り替えることで年間93kWhの省エネになり、約2,883円の電気代が節約できます。
白熱電球の消費電力を54W、電球形LEDランプの消費電力を7.5W、使用時間を年間2,000時間と仮定して計算しています。

照明をマメに消す

照明器具は点けっぱなしにせず、こまめに消すことで電気代を節約できます。点灯時間を1日あたり1時間短縮するだけで、例えばLED照明器具なら年間約385円、電球形LEDランプなら年間約85円の電気代が節約できます。
LED照明器具の消費電力を34W、電球形LEDランプの消費電力を7.5Wと仮定して計算しています。

また、明るさ調整機能付きの照明を取り入れれば、明るさを暗めに設定するだけでも節電になります。こまめに照明を消すのが面倒な場合は、こちらの節電方法を試してみてくださいね。

テレビの電気代を節約する方法

テレビは次の方法を実践すると、電気代の節電につながりますよ。

テレビの節約方法
  • 明るさを調整する 840円節約!
  • 電源を切る習慣をつける 520円節約!

明るさを調整する

テレビのバックライトは、テレビの消費電力の大半を占めています。画面を明るくすればするほど消費電力も大きくなるので、節電には明るさの調整が効果的です。機種によっては、周囲の明るさに応じて、自動で画面の明るさを調整してくれる機能が付いている場合も。

32型の液晶テレビの明るさを調節(最大から中へ)することで、年間27.10kWhの省エネとなり、約840円の電気代が節約できます。

電源を切る習慣をつける

テレビを見ない時は電源を切りましょう。機種によっては、テレビを点けたまま寝てしまったり、外出時に消し忘れてしまった場合に、自動的に電源を切るものも。

32型の液晶テレビの電源をこまめに切ることで、年間16.79kWhの省エネになり、約520円の電気代が節約できます。

洗濯機・乾燥機の電気代を節約する方法

洗濯機・乾燥機は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

洗濯機・乾燥機の節約方法
  • なるべくまとめて洗濯をする 180円~1,300円節約!
  • 「お急ぎコース」を選択する
  • 自然乾燥も取り入れて、乾燥時間を短くする 12,230円節約!

なるべくまとめて洗濯をする

洗濯機・乾燥機にかかる電気代は、洗濯や乾燥の回数によって決まります。そのため、なるべくまとめて洗濯機・乾燥機を動かした方が、電気代の節約につながります。

洗濯機に定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割の衣類を入れた時よりも、8割まで詰めて洗濯回数を半分にした方が、年間5.88kWhの省エネとなり、約180円の電気代が節約できます。

また乾燥機の場合は、定格容量(5kg)の4割の衣類を入れて毎日使用した時よりも、8割まで詰めて2日に1回のペースにすると、年間41.98kWhの省エネとなり、約1,300円の電気代が節約できます。

「お急ぎコース」を選択する

洗濯回数を減らすためとはいえ、汚れた洗濯物を溜めたくない場合、洗濯モードを「お急ぎコース」「スピードコース」などにして洗濯するのがおすすめ。

通常のコースよりも消費電力が抑えられるほか、機種によってはすすぎ回数や脱水時間などを細かく設定できるので、節水にもつながりますよ。

自然乾燥も取り入れて、乾燥時間を短くする

自然乾燥もするようにして、乾燥機の使用時間を少なくすれば、電気代を節約できます。

乾燥機のみで乾燥させる場合よりも、自然乾燥を8時間行った後に補助的に乾燥機を使った方が、年間394.57kWhの省エネとなり、約12,230円の電気代が節約できます(2日に1回使用した場合)。

トイレの電気代を節約する方法

トイレは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

トイレの節約方法
  • 暖房便座・洗浄水の温度設定を調整する 430円~820円節約!
  • 使わないときはフタをする 1,080円節約!

暖房便座・洗浄水の温度設定を調整する

トイレの電気代は、寒い季節に暖房便座や洗浄水の温度を低めに設定したり、暑い季節に暖房機能をオフにしたりすると節約できます。

貯湯式の暖房便座の設定温度を「中」から「弱」に下げ、冷房が必要な期間中はオフにすることで、年間26.40kWhの省エネとなり、約820円の電気代が節約できます。

また、洗浄水の設定温度を「中」から「弱」に下げると、年間13.80kWhの省エネとなり、約430円の電気代が節約できます。
洗浄水の設定温度による節約金額は、暖房期間の周囲の温度を11℃、中間期の周囲の温度を18℃、冷房期間の周囲の温度を26℃と仮定して計算。

使わないときはフタをする

便器のフタを開けたままにしておくと熱が逃げてしまい、余分に電力を消費してしまいます。使わないときはフタを閉じるように習慣化しましょう。

貯湯式の暖房便座のフタを開けっ放しにするよりも、閉じた方が年間34.90kWhの省エネとなり、約1,080円の電気代が節約できます。

電気ポットの電気代を節約する方法

電気ポットは次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

電気ポットの節約方法
  • 長時間使わないときは電源プラグを抜く 3,330円節約!

電気ポットに限らず、多くの家電製品は電源プラグを差したままにしておくだけでも電力を消費します。長時間お湯を使わない場合は、ポットの電源プラグを抜くと、電気代の節約につながります。また、保温の温度を低めに設定しておいて、必要な時に沸かしなおすのも節電になりますよ。

6時間保温するよりも、保温せず電源プラグを抜いて再度沸かしなおした方が、年間107.45kWhの省エネとなり、約3,330円の電気代が節約できます。
水2.2Lを沸騰させ、1.2Lを使用して残りを保温した場合の節約額。

暖房器具の電気代を節約する方法

暖房器具は次の方法を実践すると、電気代の節約につながりますよ。

暖房器具の節約方法
  • 場所ごとに適切な暖房器具を配置する

場所ごとに適切な暖房器具を配置する

暖房器具は使用場所によって、適したものとそうでないものがあります。例えば広々としたリビングで、狭い空間を短時間温めるための暖房器具を使用すると、電気代が余計にかかってしまいます。目的に合わせて適した暖房器具を選ぶことで、電気代の節約につながりますよ。

目的に合わせた暖房器具の選び方
広い空間全体を暖めたい
エアコン
狭い場所だけれど空間全体を暖めたい
ファンヒーター、オイルヒーター
暖めたいスポットがほぼ決まっている
ホットカーペット、電気毛布
短時間だけ使う
電気ストーブ、カーボンヒーター、パネルヒーター
メイン暖房をつけるまでもないけれど手足が寒い、メイン暖房の設定温度を下げて節約したい
こたつ、電気ブランケット、ひざ掛け

ほかにも設定温度の調節や、窓に断熱材を貼ることでも、暖房器具の電気代を節約できます。

電気代の節約術3)電気料金プランの見直しで34,115円節約!

最も効果的な電気代の節約方法は、電力会社との契約を見直すことです。コツコツ節電するよりも手軽なので、まずはじめに挑戦してみると◎

電力会社を切り替える

電力会社・電気料金プランの見直しをすると、年間の電気代を平均34,115円以上(※)節約できる効果が期待できます。

※エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2025年7月1日~2025年9月30日)

一口に電気料金プランといっても、使用量の多いご家庭向けのものや、ポイント還元の特典がついているものなど、さまざまな種類があります。電気代を節約するためには、それぞれのライフプランに対して、最適な設定の電気料金プランに切り替える必要があります。

平均34,115円/年の節約!

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エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選んだ結果で、節約額1位のプランの年間節約額の平均値(特典含)。診断期間:2025/7/1~9/30

アンペア数や支払い方法を見直す

一部地域を除き、一般的な電気料金プランは契約アンペア数によって基本料金が変わります。アンペア数が小さくなるほど基本料金は安くなるので、電気代の節約につなげられます。例えば東京電力EP「スタンダードS」で契約アンペア数を40Aから30Aに変更した場合、基本料金は1,247円00銭から935円25銭となり、311円75銭の節約になります。

ただし、家電などの電気の使用状況に合っていない小さすぎるアンペア数に切り替えると、すぐにブレーカーが落ちるようになるので注意しましょう。

また、電気料金の支払い方法には、口座振替・クレジットカード・振込用紙などがあります。このうち振込用紙による支払いは、電力会社や電気料金プランによっては発行手数料がかかることも。手数料などが発生しない口座振替や、クレジットカードによる支払いがおすすめです。

電力会社によっては口座振替専用の割引特典が用意されていることもあるので、クレジットカードによる支払いで貯まるポイントと比べてどちらがお得か、一度シミュレーションしておきましょう。

新規申込特典がある電力会社に切り替えるのもおすすめ!

電力会社のなかには、Amazonギフトカードがもらえたり、電気料金をキャッシュバックしてくれたりといった、魅力的な新規申込特典を用意している会社も少なくありません。こうした特典も含めて電気代の節約につなげるのも、電力会社を選ぶ際の賢い方法ですよ。

電気代の節約術4)電気の使い方を見直す

ここでは、電気の使い方を見直すにあたって、注意したいポイントを解説します。

電気代の平均を把握する

電気代の平均金額を知っておくことで、自身の電気代が相場よりも高いのか安いのかがわかります。世帯人数別の電気代の平均金額は、次のとおりです。

世帯人数別の電気代平均

世帯人数月間平均電気代(2024年1月~2024年12月)年間平均電気代
1人暮らし6756円81072円
2人暮らし10878円130536円
3人家族12651円151812円
4人家族12805円153660円
5人家族14413円172956円
6人家族以上16995円203940円

1人暮らし平均額出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口2人~6人家族以上平均額出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口年間の平均電気代は、1カ月の平均額より換算しています。1日あたりの電気代平均額は1カ月を30日として計算しています。

電気代が平均よりも高かった場合は、電気の使い方を見直すことで、電気代を節約できる可能性がありますよ。

電気代が高くなっている原因を把握する

電気代が高くなる原因としては、次のようなものが考えられます。

  • 電気使用量の増加
  • 古い家電をそのまま使っている
  • 電気料金プランがあっていない
  • 電気の市場価格や燃料費調整額が上がっている
  • 電気のキャンペーンが終了した

電気代が高くなったと感じたら、まずはその原因を把握しましょう。原因がわかれば、効果的な対策を取ることが可能。その上で電気代の節約を心がけると効率的ですよ。

電気の使い方を把握する

電力会社によっては、月や日、時間単位で電気使用量を教えてくれる契約者向けのマイページを用意しているので、電気の使い方に無駄がないか確認してみましょう。

電気の利用状況がわかれば、休日に電気を使う傾向があるなら外出を増やす、夏季の電気代が気になるようならエアコンの使い方を見直す、といった対策を取れるようになります。

電気の利用状況の把握におすすめなのが、国内最大級の電気・ガス比較サイトが提供する「エネチェンジ・マイエネルギー」。会員登録した人の電力データをベースに、電気の利用状況を確認できたり、使用量の変化をアラートしてくれたり、節電に役立つ情報を提供してくれます。

さらに電力データから、最適な電気料金プランを自動でシミュレーションし、そのまま簡単に切り替えてくれる機能も。無料で利用できるので、ぜひご活用ください。

電気料金が高い時間帯を避ける

オール電化向けプランや、時間帯によって電力量料金単価が変動するプランは、電気の使い方を変えるだけで電気代の節約につなげられます。

例えば、日中の電力量料金単価が高い時間帯は洗濯機の使用を避けて、夜間にずらす方法があります。電力量料金単価の安い時間帯はプランによって異なるので、必ず契約内容を確認しましょう。

こまめに電源を切って待機電力を節約

待機電力とは、電源プラグが差されたままの家電製品が、使用していないときに消費する電力のことを言います。

待機電力が発生しないように、使用していない家電製品の電源プラグはコンセントから抜くように習慣化しましょう。例えばエアコンは使用しない季節だけ、テレビは外出時だけ電源プラグを抜くと◎。

資源エネルギー庁の統計では、待機電力だけで年間およそ7,068円以上の電気代がかかっていると推計しています。

さらに、待機電力による消費電力量は、使っていないときは電源をオフにすることで、年間228kWhから年間184kWhほどにまで節約できるとのこと。さらに、コンセントから抜いてしまうことで、消費電力量は年間116kWhにまで節約が見込めます。これは電気代に直せば年間3,596円の節約効果です。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

出典:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要 |資源エネルギー庁

電気代の節約はできることから!

電気代の節約には、家電の使い方を工夫するなどのさまざまな方法があります。

電気代を節約する方法
  • 古い家電の買い替えで23,742円節約!
  • 家電の使い方の見直しで32,148円節約!
  • 電気料金プランの見直しで34,115円節約!
  • 電気の使い方を見直す

なかでも手軽に電気代を節約できるのが、電力会社の切り替えです。電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけであなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

平均34,115円/年の節約!

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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