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消費電力とは?消費電力量や定格消費電力とは何が違う?

消費電力とは?消費電力量や定格消費電力とは何が違う?
でんきの基本

家電に表示されている「消費電力」。耳にしたことはあっても、どんな意味かわかるでしょうか?

家電には、他にも「定格消費電力」「年間電力消費量」など、様々な言葉が並んでいますが、意味までわかっていないといいう方も多いでしょう。

そこで、本記事では、消費電力や定格消費電力、年間電力消費量の意味について解説します。消費電力は、家電の電気代の目安を計算できる便利なものです。ぜひ参考にしてください。

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更新日
2024年1月20日

消費電力・定格消費電力・消費電力量の違い

まずは「消費電力」「定格消費電力」「消費電力量」それぞれの定義を解説します。3つの言葉の違いについて理解を深めましょう。

消費電力とは?

消費電力とは、家電を動かす際に使われる電力のことを指し、W(ワット)で表されます。数字が大きければ消費電力が大きいということです。

家電の中には、冷蔵庫の消費電力、エアコンの冷房時と暖房時それぞれの消費電力など、法律で消費電力の表示が義務付けられているものもあります。

定格消費電力とは

定格消費電力とは、電気機器類を最大限につかった場合の消費電力のことを言います。家電には、消費電力だけでなく定格消費電力も記載されている場合も。日本工業規格(JIS規格)に基づいた方法で測定された消費電力が「定格消費電力」となります。

定格消費電力は最大出力なので、通常、定格消費電力で家電を使用し続けることはあまりありません。しかし、使い方で消費電力に差がでる家電製品も多いため、記載されています。

消費電力量・年間消費電力量とは

家電には、他に「消費電力量」や「年間消費電力量」が書いてあることもあります。

消費電力量(Wh:ワット時)
消費電力に家電を実際に使用する時間を掛けたものです。Wh(ワットアワー)の場合、1時間使用した場合の消費電力量を表しています。
年間消費電力量
一般家庭で使用される条件に近い基準を定め、1年間、基準どおりに稼働させたと仮定したときの消費電力量のことを指します。この基準は、日本工業規格(JIS)が定めているものです。

冷蔵庫やエアコンなど、使い方次第で消費電力量の差が大きくなる家電に、年間消費電力量が表示されていることが多いです。家電を購入する際、各製品の年間消費電力量を比較すると、省エネ性能の差がわかりやすいので、よく確認するとよいでしょう。

消費電力・年間消費電力量から電気代を計算する方法

消費電力や年間消費電力量がわかると、家電にかかるおおよその電気代が分かります。

ここでは、消費電力・年間消費電力量を使って電気代を計算する方法を、みてみましょう。

消費電力で電気代を計算する方法

消費電力で電気代を求める計算式は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」です。

それでは、「消費電力1000W」の家電を「30分使用」する際にかかる電気代を計算してみましょう。

はじめに「消費電力(W)×時間(h)」で消費電力量を算出します。
消費電力量は、1000W×0.5h=500Wです。
次に消費電力量をWからkWへ変換します。
1000Wは1kWに相当するので、500Whは0.5kWとします。
「消費電力量×電力量料金単価」で電気代の目安が算出できます。
1kWhあたりの料金単価が31円/kWh、30分使用した場合の電気代は、0.5kW×31円/kWh=15.5円という計算です。
全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

実際の電力量料金単価は電気料金プランによって異なります。現在、契約しているプランの電力量料金単価を確認して、計算してください。

年間消費電力量から電気代を計算する方法

エアコンや冷蔵庫など、年間消費電力量が記載されている家電は、年間消費電力量をもとに計算します。計算式は「年間消費電力量(kW)×消費電力料金単価」です。

年間消費電力量が294kWの場合、294kW×31円/kWh=9,114円が1年間にかかる電気代の目安です。
全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

年間消費電力量は、実際の使用方法を考慮して定められているので、より実際の電気代に近い目安の数字がわかるでしょう。

消費電力量を減らすための工夫

消費電力量を減らせば、電気代が安くすみます。

ここでは消費電力量を減らして、電気代を節約するコツを、具体的に紹介します。

消費電力量が少ない家電を選ぶ

同じ家電でも、消費電力量は製品によって異なります。消費電力量が少ない家電を選べば、電気代を節約できるでしょう。

よく、「新しい家電ほど省エネ性能が高い」と言いますが、実際にはどのくらいの差があるのでしょうか?

冷蔵庫(401~450L)の省エネ性能の違い
製造年年間消費電力量
(kWh)
2007年製570〜640kWh
2010年製470~520kWh
2020年製294kWh

出典:cool choice/環境省

この表からわかるように、冷蔵庫(401~450L)の場合、2020年製の年間消費電力量は2007年製の約2分の1です。

家電は年々、省エネ効果が高いものに進化しています。家電の買い替えによって、電気代を節約できる可能性はあるでしょう。

家電の使い方を工夫する

家電は、使い方次第でも消費電力量を減らせます。

ホットカーペットの「全面モード」(450W)を「半面モード」(225W)に変える
1日8時間、120日間の使用で「216kWh」「6,696円」の節約に。
ドライヤーの「強」(1200W)を、「弱」(600W)にする
1日15分、365日間使うとすると、「54.75kWh」「1,697円」の節約に。

全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

出典:cool choice/環境省

上記で紹介したもの以外の家電も、使い方で消費電力量を減らせます。日々の使い方を見直して、節約していきましょう。

待機電力を節電する

待機電力とは、コンセントに繋がったままの家電製品を、使用していないときに消費する電力です。

待機電力は、家電製品を動かしているときより小さなものでも、年間に直せば大きな消費電力です。一般的な家庭が1年に消費する待機電力は、その家庭で1年間に消費される電力量のうち、5.1%を占めるとされています。

資源エネルギー庁の推計では一世帯あたりの年間消費電力量を4,432kWh、そのうち待機電力として消費される電力量は、228kWh。よって、家電製品を使っていなくても、年間7,068円以上の電気代がかかっているのです。
全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
出典:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要 |資源エネルギー庁

また、資源エネルギー庁では使っていないときは電源をオフを徹底することで、待機電力による消費電力量は年間184kWhほどまで節約できるとしています。

さらに、コンセントから抜くことで、消費電力量は116kWhまで節約できるとのこと。電気代に直せば年間3,596円となり、節電しなかった場合と比べて、半分近くも節約できることになります。
全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

消費電力で家電の電気代の目安がわかる

この記事では、「消費電力」「消費電力量」「定格消費電力」の概要、電気代の計算方法や節約について解説しました。

電気代の節約には、消費電力を減らすこと以外に、電気料金プランの見直しも重要です。電気・ガスの比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などを入力するだけで、簡単に最適な電力会社をみつけられます。ぜひ一度、試してみてください。

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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