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北海道電力(ほくでん)が提供する「コクリエでんき」は高い?料金やメリット・デメリットを紹介

北海道電力(ほくでん)が提供する「コクリエでんき」は高い?料金やメリット・デメリットを紹介

コクリエでんきは高いの?」
「コクリエでんきに切り替えるとメリットはある?」

本記事では、ほくでんのコクリエでんきについて、料金や特徴を解説します。疑問点も解決できるので、ぜひ参考にしてください。

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更新日
2024年3月13日

コクリエでんきとは?

ここではコクリエでんきについて、供給エリアや電気料金プランの特徴などをご紹介します。

コクリエでんきの基本情報

コクリエでんきは、北海道電力株式会社が提供する電気サービスです。もともとは、北海道電力の子会社として設立された北海道電力コクリエーション株式会社(ほくでんコクリエ)が提供していましたが、2023年に北海道電力に吸収合併。現在は北海道電力がコクリエでんきのサービスを引き継いでいます。

コクリエでんきの基本情報
供給エリア北海道電力エリア
調整費用の種類燃料費調整額(上限なし)
契約手数料なし
解約金なし
電気ガスセット割なし
オール電化住宅向けプランなし
クレジットカード利用可能
ポイント還元なし
運営する電力会社北海道電力株式会社

コクリエでんきの電気料金プラン

コクリエでんきの電気料金プランには、次の種類があります。

コクリエでんきB
一般家庭向け。基本料金は契約アンペアによって異なり、電力量料金は3段階に設定されたプラン。
コクリエでんきC
電気を多く使う家庭や、商店・事務所向け。基本料金は契約容量によって異なり、電力量料金は3段階に設定されたプラン。

コクリエでんきの料金算定方法

コクリエでんきトの電気料金は、次の方法で算定されます。

コクリエでんきの電気料金算定方法

算出方法は、旧一般電気事業者と同じ。燃料費調整額は1カ月ごとに変動します。また、コクリエでんきでは燃料費調整額の上限を設定していません。
旧一般電気事業者とは、北海道電力・東北電力・東京電力エナジーパートナー・中部電力ミライズ・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力を指します。

コクリエでんきのメリット

コクリエでんきには、次のようなメリットがあります。

電気料金プランがシンプルでわかりやすい

コクリエでんきのプランは、料金表や電気料金の算定方法が北海道電力の「従量電灯B」と同様の仕組みになっており、わかりやすい点がメリットです。時間帯や季節によって電力量料金単価が変動することもありません。

解約金がない

コクリエでんきは、契約期間内の解約であっても解約金が発生しません。コクリエでんきに切り替えてみて、自身のライフスタイルに合わなかった場合でも、気軽に切り替えることができます。

コクリエでんきのデメリット

コクリエでんきには、次のようなデメリットがあります。

ガスなどとのセット割プランがない

コクリエでんきを運営する北海道電力では都市ガスを販売しており、北海道電力の電気とガスのセット割があるプランが提供されています。しかし、コクリエでんきの電気料金プランはセット割の対象外となっているため、ガスとのセット割は利用できません。

ポイントが貯まらない

コクリエでんきでは、ポイント還元などの特典はありません。また、北海道電力では一部の対象プランにおいて、会員制サイト「ほくでんエネモール」で利用できるエネモポイントの還元がありますが、コクリエでんきの電気料金プランは対象外となっています。

オール電化向けプランがない

コクリエでんきは、オール電化住宅向けのプランを扱っていません。そのため、オール電化住宅にお住まいの方は、コクリエでんきに申し込むことができません。

コクリエでんきの料金表

ここでは、コクリエでんきの料金表についてご紹介します。

「コクリエでんきB」

区分単位コクリエでんき「コクリエでんきB」料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約362円78銭
15A544円17銭
20A725円56銭
30A1088円34銭
40A1451円12銭
50A1813円90銭
60A2176円68銭
電力量料金〜120kWh1kWh34円37銭
121kWh〜280kWh40円47銭
281kWh〜44円08銭

コクリエでんき「コクリエでんきB」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペアによって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。

「コクリエでんきC」

区分単位コクリエでんき「コクリエでんきC」料金(消費税率10%)
基本料金1kVA362円78銭
電力量料金〜120kWh1kWh34円37銭
121kWh〜280kWh40円47銭
281kWh〜44円08銭

コクリエでんき「コクリエでんきC」は、電気を多く使う家庭や商店・事務所向けの電気料金プランです。基本料金は契約容量によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。

コクリエでんきの契約や支払いについて

ここではコクリエでんきの契約方法や、契約に関する情報についてご紹介します。

コクリエでんきの切り替え・契約方法

コクリエでんきに切り替える場合、次の流れで契約をします。現在契約中の電力会社に解約の連絡は不要。また、事務手数料など初期費用もかからず、工事なども発生しません。

Step1.契約に必要な情報を用意する
供給地点特定番号や支払いに使用するクレジットカード・口座番号などの情報を用意します。
Step2.Webで手続きをする
コクリエでんきは、Webで申し込みをします。検針表または現在契約中の電力会社のマイページを見ながら手続きをするとスムーズですよ。重要事項説明書や約款の内容も念入りに確認しましょう。
Step3.使用開始日の確認をする
Webでの手続きが終われば、最短2週間程度で切り替え手続きは完了。切替手続き完了直後の検針日から、コクリエでんきの電気が利用できます。

コクリエでんきの支払い方法

契約手数料は?
かかりません。
支払い方法は?
口座振替・クレジットカード払いが利用できます。残金不足などの事情で支払いができなかった場合は払い込みでの支払いとなり、帳票発行手数料として420円(税込)/1契約がかかります。
請求書は?
Web上のマイページで確認できます。紙の請求書を希望する場合、実費相当額として110円(税込)/1契約がかかります。

コクリエでんきのよくある質問

ここではコクリエでんきに関する質問について、Q&A形式でお答えします。

Q1)コクリエでんきに切り替えると停電は増える?

コクリエでんきに切り替えたからといって、停電が増えたり、電気の質が変わることはありません。電線や電柱といった送電網の保守管理は、これまでと同じ一般送配電事業者が行うため、安心して電気を利用できます。

Q2)賃貸住宅でもコクリエでんきに切り替えられる?

賃貸住宅にお住まいの場合でも、コクリエでんきに切り替えられます。ただし建物全体が高圧一括受電契約をしている場合は切り替えられないので注意。高圧一括受電契約かわからない方は、管理会社に確認してみましょう。

Q3)コクリエでんきは急に値上げしない?

コクリエでんきの電気料金プランは市場連動型プランではないので、急に電気代が高くなることはありません。また、料金改定の場合は数カ月前に通知が行われることが一般的です。実際にコクリエでんきでは、2024年4月からの託送料金見直しに伴う電気料金の見直しについて、2024年2月の時点で通知しています。

「来週から値上げ」など急な値上げを行うのではなく、契約者が切り替えの検討を行う程度の期間は設けられると考えてよいでしょう。

コクリエでんきの切り替えの前に比較してみよう

コクリエでんきは、時間帯や季節などによって変動しない、わかりやすい料金が魅力。セット割引やポイント還元などの特典はないので、そういった特典付きのプランをお探しの方は、別の電力会社・電気料金プランと合わせて比較検討してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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