蛍光灯につける傘の役割と正しい着脱方法
この記事の目次
シーリングライトをはじめ、多くの蛍光灯には「傘」がつけられていますが、「傘ってどんな役割があるの?」「傘がなかったら、部屋はもっと明るくなるのでは?」と疑問に思うことがありませんか?蛍光灯につける傘の役割と着脱方法について説明します!
蛍光灯の傘の役割とは?
主な目的は「光の拡散」です。ほかにも複数役割がありますよ!
- 光の拡散
- 蛍光灯をむき出しにしておくと、光は一方向にしか届きません。複数方向に光を届けたい場合は傘をつけたほうがよさそうです。
- 淡い光を演出
- 傘を付け替えるだけで、蛍光灯の光はさまざまな色に変化します。ムードに合わせて選択して見るのも面白いのではないでしょうか。
- 危険回避
- 蛍光灯がもし落下してしまったら……。当然、粉々になりますよね(床の固さにもよりますが)。傘は蛍光灯の落下を防ぐだけでなく、蛍光灯が割れたときの衝撃を受け止めてくれます。
- まぶしさを軽減
- 蛍光灯の光を直視すると、目が痛くなります。大人ならこの当然の事実に気づいていますが、小さな子どもだったらどうでしょうか。面白がって直視してしまうかもしれません。傘があれば、そうした事態を防ぐことができます。
蛍光灯の傘を着脱する!
蛍光灯の傘の着脱ってとても難しいですよね。苦手な方は多いでしょう!不安定な姿勢のまま作業を強いられることもあります。傘別の着脱方法をいくつかご紹介しましょう!
参照:カバー&セードの取外・取付方法 | 住宅用照明お客様サポート | Panasonic
ソフトターン方式
丸型及び白熱灯シーリングライトに多い方式。
- 取り外し方法
- 左に回転させ、傘を本体から外します。
- 取り付け方法
- 傘を持ち上げ、パチンと音がするまで右へ確実に回転させます。
プッシュ方式
角型シーリングライトで採用されている方式。
- 取り外し方法
- 両端のプッシュボタンを押し、引掛けている片方の金具を外します。
- 取り付け方法
- 片方の金具を引掛け、もう一方を持ち上げます。反対側も金具に引掛けながら押し上げます。
プッシュプル方式
角型シーリングライトで採用されている方式。
- 取り外し方法
- 両手で傘を持ちまっすぐ引き上げ、キャッチから外します。
- 取り付け方法
- 傘をキャッチに引掛け、本体に合わせます。そして傘を押し上げます。
スライド方式
キッチンベースライトでよく見られる方式。
- 取り外し方法
- 手で傘を支え、4箇所あるツマミをスライドさせます。引掛けている金具から傘を外します。
- 取り付け方法
- 傘を金具に引掛けながら持ち上げます。傘を4箇所あるツマミにスライドさせ、装着します。
カバースライド方式
キッチンベースライトでよく見られる方式。
- 取り外し方法
- 手で傘を支え、4箇所あるツマミをスライドさせます。引掛けている金具から傘を外します。
- 取り付け方法
- 傘を金具に引掛けながら持ち上げます。傘を4箇所あるツマミにスライドさせ、装着します。
レバー方式
LEDシーリングライトでよく見られる方式。
- 取り外し方法
- 本体裏側の傘を回転させて、キックバネを外します。
- 取り付け方法
- キックバネを本体の引掛け板に取り付け、シーリングライト本体に押し当てます。本体裏側のレバーを回転させて傘と本体を固定します。
蛍光灯につける傘の役割と着脱方法まとめ
蛍光灯につける傘の役割と着脱方法をまとめてみました。普段あまり注意せずに使っている蛍光灯のにも、ちゃんとした役割があったんですね。傘の着脱方法も、いざという時に困らないように知っておきましょう!
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