省エネ家電に使われている「ヒートポンプ」って何?どうして省エネなの?
この記事の目次
冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの省エネ家電によく使われているヒートポンプって知っていますか?同じ家電でもヒートポンプ式のものとそうでないものを比較すると、ヒートポンプ式のほうが省エネで電気代が節約できます。
家電選びの際に知っておくと役立つ、ヒートポンプのしくみや電気代がお得になる理由をご紹介します。
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- 更新日
- 2021年9月8日
ヒートポンプって何?
エアコン、冷蔵庫、洗濯機、床暖房、エコキュート、など多くの家電や設備に使われている「ヒートポンプ」という技術があります。ヒートポンプは、省エネで電気代がお得になるといわれています。
ヒートポンプとは
ヒートポンプとは、空気中の熱を集め、その熱を冷媒というガスにのせて移動させる技術のことをいいます。
どんな温度の空気であってもその空気中には「熱」が存在します。その熱を集めて室内に移動させ暖めたり、室内の熱を外に逃がすことで室内を冷やしたりすることができます。
ヒートポンプが使われている機器として代表的なものがエアコンです。エアコンには以下のようにヒートポンプ技術が使われています。
- エアコン暖房時
- 室外機で外気の熱を集め、その熱を利用して室内を暖めています。
- エアコンの冷房時
- 室内の熱を集め、その熱を室外機から外へ放出し、熱をとった空気を室内に戻すことで室内を冷やしています。
上記のように、ヒートポンプ技術は熱を移動させることで暖めたり冷やしたりすることができます。
ヒートポンプはなぜ省エネなの?
ヒートポンプは、空気中の熱を利用して暖めたり、冷やしたりしています。
そのように、電気だけでなく、空気中の熱を利用しているため省エネです。
同じ家電でもヒートポンプ式のほうが省エネ
洗濯機や給湯器など、同じ家電でもヒートポンプが搭載されているものとそうでないものがありますが、ヒートポンプが搭載されているもののほうが省エネとなり、少ない電気代でその家電を使うことができます。
例えば、同じドラム型タイプの洗濯機で、ヒートポンプ式乾燥とヒーター式乾燥のものを比べた場合、ヒートポンプ式のほうが電気代を1/3に抑えることができます。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
洗濯乾燥機の電気代は?縦型とドラム式など種類によって電気代は違う?
ヒートポンプが使われている家電はどんなものがあるの?
ヒートポンプシステムは私たちの身近な家電や設備にも多く使われています。
主に、エアコン・冷蔵庫・洗濯乾燥機などの家電や、エコキュート(給湯器)・床暖房・温水暖房などの設備に使われています。
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電気料金の値上げが続き、家庭の電気代は年々上がってしまっています。家電を買い替える際などは、購入価格だけでなく、その家電を使う際にかかる電気代も考慮して選んでいきたいものです。ヒートポンプシステムが使われている家電など、省エネ家電を最大限お得に使っていくには、契約する電気料金プランも重要です。
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