水槽ヒーターにはどれくらい電気代がかかる?
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熱帯魚・金魚・メダカ・カメなどの飼育には、水温を一定に保つために水槽ヒーターが必要です。水槽ヒーターにはどれくらい電気代がかかるのでしょうか?水槽ヒーターの種類とかかる電気代、電気代節約方法についてご紹介します。
- 更新日
- 2021年10月13日
水槽ヒーターとサーモスタットの役割
水温を保つには、水槽ヒーターとサーモスタットを使います。水槽ヒーターの役割は加温、サーモスタットは水温の管理や制御です。
水槽ヒーターとは
水槽ヒーターとは、水槽の水を加温する装置です。温度調整機能を持つタイプもあり、また、熱帯魚ヒーターと呼ばれることもあります。水槽ヒーターには大きく分けて以下の種類があります。
- 温度調整式ヒーター(サーモスタット一体型)
- ヒーターとサーモスタットが一体型のタイプです。1台あれば水温調整が可能です。
- 温度調整式ヒーター(サーモスタット別売り型)
- ヒーターとサーモスタットが別売りになっているタイプです。水温調整にはヒーターとサーモスタットの2台必要となります。
- 温度固定式ヒーター
- ヒーター内に温度センサーが埋め込まれているタイプで、あらかじめ設定された温度(※)に水温を保ちます。1台あれば水温調整が可能です。熱帯魚の飼育向け(26℃)、メダカの飼育向け(23℃)、金魚の飼育向け(18℃)などさまざまな温度タイプが販売されています。※自分で温度設定をすることはできません。
上記のほかに、水槽の下に敷いて使う「パネルヒーター」などがあります。この記事では、水槽の水の中に入れて使うタイプのヒーターについてご紹介します。
水槽ヒーターとサーモスタットは同時に使う
水槽ヒーターは、ヒーター機能のみでは温度調節ができないので、サーモスタットを同時に使う必要があります。サーモスタットが一体となっているタイプのものは1台で水温調整ができますが、ヒーター機能のみのタイプを購入する場合は、別売りのサーモスタットを購入して一緒に使うことで水温を一定に保つことができます。
水槽ヒーターの消費電力と加温能力
水槽ヒーターの能力は、ワット数で表示されています。水槽の水量に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
水槽サイズ | 水容量/L(約) | ヒーター容量/W |
---|---|---|
超コンパクト水槽 | 4L | 10W |
コンパクト水槽 | 8L | 20W |
Sサイズ | 10〜12L | 36W |
Mサイズ | 15〜18L | 55W |
Lサイズ | 20〜23L | 80W |
45cm水槽 | 35L | 120W |
60cm水槽 | 57L | 160W |
90cm水槽 | 150L | 300W |
120cm水槽 | 205L | 300W×2台 |
水槽ヒーターの電気代はどれくらい?
水槽ヒーターの電気代はどれくらいかかるのでしょうか。水槽ヒーターの消費電力ごとに電気代を計算すると、以下のようになります。
水槽サイズ | 水容量/L(約) | ヒーター容量/W | 1時間あたりの電気代 | 1カ月あたりの電気代 |
---|---|---|---|---|
超コンパクト水槽 | 4L | 10W | 0.31円 | 223.20円 |
コンパクト水槽 | 8L | 20W | 0.62円 | 446.40円 |
Sサイズ | 10〜12L | 36W | 1.12円 | 803.52円 |
Mサイズ | 15〜18L | 55W | 1.71円 | 1227.60円 |
Lサイズ | 20〜26L | 80W | 2.48円 | 1785.60円 |
45cm水槽 | 35L | 120W | 3.72円 | 2678.40円 |
60cm水槽 | 57L | 160W | 4.96円 | 3571.20円 |
90cm水槽 | 150L | 300W | 9.30円 | 6696.00円 |
120cm水槽 | 205L | 300W×2台 | 18.60円 | 13392.00円 |
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。1日24時間稼働させたとして、1カ月を30日間で計算しています。
水槽ヒーターの電気代を節約する方法は?
水槽ヒーターを使う季節は、電気代が気になりますね。水槽ヒーターの電気代節約方法を知っておきましょう。
温かい部屋に水槽を置く
気温が低いほど、水温を上げるためにヒーターの電気代がかかります。リビングなど、普段よく暖房を使う部屋に水槽を置くことで、ヒーターの電気代を節約できます。
断熱シートや天板を使って保温する
冬はヒーターで温めた水温が下がらないよう、水槽自体を保温しましょう。市販の断熱シート、保温シート、発泡スチロール、天板などを使うと良いでしょう。
水槽のサイズに合うヒーターを選ぶ
ヒーターが水槽のサイズと合っていないと、なかなか水温が上がらないなどの不具合が起き、かえって電気代が多くかかってしまうことも。ヒーターは水槽サイズに合ったものを使いましょう。
水槽ヒーターの電気代が気になる方は、電力会社の見直しを!
水槽ヒーターの電気代についてご紹介しました。冬は水槽ヒーターを使う機会が多くなります。電気代が気になるなら、ご紹介した節約方法と合わせて、電力会社の見直しもしておきましょう。今よりも安い電気料金プランに切り替えるだけで、水槽ヒーターの電気代だけでなく、家庭の電気代を節約できます◎
エネチェンジでは、かんたんな条件を入力するだけで、今よりも電気代が安くなるプランを比較でき、節約額の目安もわかります。ぜひ、お試しください。
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